ネオナチュラル Natures for /クリアセラム

ーーークレバーな選択ーーー

とても誠実で真面目な美容液。
ふだん使いに賢い選択だと思います。

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ネオナチュラ ルNatures for クリアセラム

このブログを開設した頃テーマにした「Larネオナチュラル ヒーリングローション」と同じシリーズの美容液です。
(いつだかに「larネオナチュラル」は「ネオナチュラル Natures for」に変わっています。)

そういえば、と思い出したヒーリングローション。
同じシリーズの美容液を使ってみました。

ネオナチュラルでは、有機原料、そしてオーガニックスキンケア思想に基づく、肌が持つ「自ら美しくなるしくみ」を生かすケアを推奨。
肌に存在する30種以上の皮膚常在菌を「肌フローラ」と称して、その健やかさを保つ自然な働きに着目し、
「フローラケア」というようです。

少し白濁した透明系の美容液。

この美容液もヒーリングローションと同じく水は一滴も使用していないそうですが、全く重たいわけではなく、適度な粘度だと感じます。
変にヌルヌルする美容液と比べるとサラッとさえしていて、肌馴染みがよいです。

成分表では3番目に当たるアルロン酸Naについて「配合が多い」という説明がありましたが、平均分子量が100万~1,000万の酸性ムコ多糖であるヒアルロン酸Naの原末は1%濃度で溶かしても恐ろしくヌルヌルなので、この美容液の感覚からしてめちゃくちゃ沢山配合されていないような。
普通の化粧水や美容液が「ほぼ水」ということを踏まえると、やはりそもそもの基剤が何であるかは非常に大切な要素だと思います。
この美容液の基剤がヘチマ水とダマスクバラ花水である点だけでも、私自身はこの美容液は非常にクレバーな選択だと感じます。

使っていて即、何か変化がある感じはなく、突出した効果は分かりにくいのですが、ふだん使っている「同ヒーリングローションやヘーラールーノ&ブレンドオイル&平凡なクリーム」だけでは物足りない時や、Dr.ハウシュカの美容液のエタノールが気になる時など、のんびりと気長に使っていたい位置の美容液だと思います。

また、肌フローラの働きについての変化が目に見えるわけではないのですが、常在菌は体中のどこにも健康な状態を保つには欠かせないものであり、使うことで肌に必要な分が保持できたらラッキー。
その上で余計な成分がなく非常に誠実な構成なだけに、様々な意味で安心感が高いです。

よって、「なんとなく肌調子が整わない」とか「表皮が薄くて水分を抱え込めない」とか「理由が掴めない赤みがある」とかいう不調には試す価値があると感じるので、よい意味でクセのない美容液として使っていたいタイプです。

頼もしいのは「12カ月熟成させたヘチマ水&エキス」や「3種のローズ水&オイル」、「沖縄有機月桃水&オイル」など。

また、「オーストラリア産のカカドゥプラム」が肌フローラの働きを支えてしつこい肌荒れを防ぐそうです。

香りはニュウコウジュやイランイランのようですが、かなり淡いです。
淡いというのは、香り成分そのものに期待がないとしても、ポジティブに捉えると「気にならない、邪魔にならない」ということ。

総括は、「地味に賢い美容液」。

退屈な内容になりましたが、このようなクセ淡い真面目なものを取り上げるとこーなるんだわさ。

成分表
ヘチマ水、ダマスクバラ花水、ヒアルロン酸Na、グリセリン、ゲットウ葉水、ローズマリー葉エキス、チシマザサ水、ロサアルバ花水、ヘチマ果実エキス、テルミナリアフェルジナンジアナ果実エキス、アルゲエキス、マグワ根皮エキス、キサンタンガム、クランベリー種子油、ゲットウ葉油、センチフォリアバラ花油、ニオイテンジクアオイ油、ニュウコウジュ油、イタリアイトスギ葉/実/茎油、イランイラン花油

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