Dr.ハウシュカ/ナイトセラム・引き締め効果

ーーー肌ダレが引き締まるDr.ハウシュカ美容液ーーー

昨年、Dr.ハウシュカのおばちゃんシリーズ、じゃなくてマチュアシリーズの「レジェンセラム」を使って、見せかけではなく、まるで肌内部からハリが甦るような効果を感じました。

今回はベーシックラインの「ナイトセラム」です。

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購入経緯

レジェンセラムは3本ほど使ってから、またDr.ハウシュカとは縁が切れたまま。
Dr.ハウシュカは成分も効果も非常に堅実な点が好きなんだけど、なんせ真面目過ぎて退屈でもあるからして。

そんな折。
最近見つけた時間ロスなく寄りやすいバラドラは、可愛いキッチン雑貨から真面目なお薬、そして様々な普通もしくは面白そうな化粧品が揃っていますが、私が「かなり純粋だ」と思うオーガニック化粧品には全く偏ってはいません。
あるとしてもグリーンケミカルや植物エキスが多いだけのエセオーガニック化粧品です(それはそれで嫌いではないです。)。
あるあるバラドラね。

それなのに、ここでは一つだけあるあるじゃないので目に付いたDr.ハウシュカ。
オーガニック化粧品の中ではもしかしたらマニアックかもな部類に入るのではないかと思われる「Dr.ハウシュカ」のベーシックラインだけが全て揃って並んでいます。
例えば「ソルーナ」のように普通に使うには本気で劣化するほどに純粋オーガニックではないにしろ、「Dr.ハウシュカ」や「マルティナオーガニック」はかなりの度合いで真面目なオーガニック化粧品です。

で、「ふーん。」と、安心感信頼感の源でもある変わらぬベーシックシリーズのラインナップを眺めつつ、かのDr.ハウシュカの代表クレンジング「フェイスウォッシュクリーム」は「クレンズクリーム」という名前に変わったのかぁ~そうなんだぁ~。

レジェンセラムで慣れた&安心感に繋がったハウシュカエタノール

で、思い出したのがこの「ナイトセラム」。
何年か前に別のところでテスターしたら、そのグイグイ浸透する感触は好きだけど、ウッ!と感じるほどのエタノール感があったので買いませんでした。
でも今回は、同じくエタノール感が強かった「レジェンセラム」に「エタノールは乾く」という概念がどーでもいいほどに効果実感があったので、こちらのベーシックラインはマチュアじゃなくて若者向け?かも知れないけど、そんな括りなんて知るもんか。と買ってみました。

そもそも、このオレンジ色のラインがある容器のベーシックラインは、Dr.ハウシュカの基本であり、要でしょ。
丁寧に使えばマチュアにも効くはずよ。

容器はハウシュカ独特のアルミチューブ。
このアルミチューブは合成防腐剤フリーの品質の安定と、リサイクルを意識しているそうです。

理由ある反抗(かの「理由なき反抗」のパロ(古いな))

ところで、Dr.ハウシュカでは、「朝はオイルものを使って保護」「夜はオイルフリーで回復」ですが、私は20年近く前から無視しています。
理屈はよくわかるのだけど、私は夜もオイルそのもの、そしてオイルがちゃんと配合されたクリームを使った方が良い調子が保てるからです。

Dr.ハウシュカを初めて使った20年近く前にも夜のオイルフリーを守るべきかと試してみたら、乾燥肌の私は寝起きの肌が1日目はサラッ、2日目にはカサッとかって。
カサッなんて有り得ない。

同Dr.ハウシュカなら、クリームマスクとかなんらかのアイテムでサポートしたら慣れていくのかも知れないけど、そしていずれいわゆる自活力が養われるのかも知れないけど、私がDr.ハウシュカを初めて使った20年近く前はすでに40代。
20代ほどに未来は長くないわけよ。

更に年を食うとね、わりと「どーでもいい」と思うことが増えちゃってですね、もう、好きなものを好きに使わせてよ、な刹那感性がひょっこり顔を出しますね。
ということで、相変わらず逆らったままです。

大丈夫です。
Dr.ハウシュカに叱られるわけもなく。
「デイ用」しかないDr.ハウシュカのクリームも、内容からして夜に使っても全く支障がないどころか、むしろ翌朝の肌にはツヤが出ます

ハウシュカを初めて使った頃は「言うことを聞かないと効かないのではないか」とか、「デイ用を夜に使ったりナイト用を朝に使ったら問題が発生するのではないか」などという生真面目なことも考えましたが、成分を見て、そんなことはない(だろう)と自己判断しています。

なので、このオイルフリー透明ジェル美容液も、私はいつも通り、なんのトロ味もない「ヘーラールーノ」とか「ゴーヤ濃縮海水スキンケアローション」の後に自作ブレンドオイルをしっかり浸透させた後で使っています。

このナイトセラムは「素」の肌にもグイグイ入るけど、やはりオイル後に使うと肌のラメラ構造に素直というか、よく親和します

もちろん、Dr.ハウシュカ独特のレクチャーを守って美しい肌作りをすることには全く反対していません。
合うようであれば、守って芯から強い肌を作りましょう。

グイグイ入る感覚

ほんと、入る入る、グイグイ入る。
いや、バリア機能高き旗中に実際に入っているかどうかは知らない。
けど、感覚的には肌上で遊ばずに「入っちゃった」という言葉を使いたくなります
エタノールの揮発のせいだったりもあるかも。

欲張って使い過ぎたら飽和し過ぎて肌上で遊びます。
そんなおバカは止めましょう。
また、乾くと、なんとなく膜ができてしまいます。
閉塞感のある膜ではなくて、なんだろう
卵の白身みたいな感触。

香りは、レジェンセラムと同じくプッと笑っちゃうけどエタノール香。
一応、こちらもレジェンセラム同様、天然由来の精油によるリモネン、リナロール、ゲラニオール、シトロネロール、シトラールを含むので、よくよく嗅ぐとDr.ハウシュカ独特のハーブっぽい香りが少し。

いいです。
特に肌自体の引き締め力があります
レジェンセラムもよかったけど、ダレるがままにダレ出すおばちゃん肌が少しずつ締まって密になってくれます。

真面目なナチュラルオーガニック化粧品って、特には進化しているサイエンステクノロジー成分が入っていない、
何といったドラッグデリバリーシステムも見当たらない、
おおよそ水と植物エキスだけじゃん、
生体には生体の方が融和するよね?
こんなのなんで効くわけ?
などと考えてしまって無視していた時期もあったけど、使ってみたら動物性白血球エキスとかサイエンステクノロジー成分が配合されたケミカル化粧品より、私には明らかに効くんだよね。

なんでって、それがナチュラル植物のパワー、そして人工的なデリバリーシステムがなくても元から分子が小さいから、としか表現できないけど。

でも夜のみ使用

先に書いたように反逆者なので、Dr.ハウシュカの「昼と夜の肌の働きが異なることに着目し、夜には肌本来の状態を保つお手伝いをするために」を完遂しているわけではなく、やはりレジェンセラムと似た感じの膜感は、重ねるものによってはモロモロが出るような気がするので、朝のメイク前には使っていません

モロモロは多分に使用量にもよるかも。
けど、朝っぱらから日焼け止めやコントロールカラー、もしくはファンデーションの時点でモロモロに出くわしたら、そりゃー悲惨なドタバタ劇ですからね。
特に朝はアイテムとアイテムの間に馴染むのを待つなんて悠長さは持ち合わせていないしね。

トロみ化粧水を使うなら後の方が○

本当は多分、Dr.ハウシュカならDr.ハウシュカの化粧品をトータルで使う、もしくはナチュラルオーガニックものだけにした方がいいとは思いますが、そうなると愛用している、または手放せないと感じる化粧品があったら、Dr.ハウシュカの何も使わないという選択肢に走る場合も多々と思われます。

長年の体感上、私は何につけ、何か一品あるいは複数、「ツッコミ」もアリだと思っています
ナチュラルオーガニック化粧品メインに優秀なサイエンスケミカル化粧品とか、ケミカル化粧品メインにナチュラルオーガニック化粧品とか。

ただ、相性はあります
どうしても融合しないテクスチャー同士とか、あるいは使用順番とか。

例えば使用順番の場合。
トロみ化粧水を使うなら、このナイトセラムの後で使った方が、トロトロon爽やかジェルより爽やかジェルトロトロの方が順番として馴染みやすいし、特にこのようなオイルフリージェルは先行使用の方が肌への「効かせ」にはいいと思います。

「でなければならない」からの心の解放

また、Dr.ハウシュカ等の風通しのよいナチュラルオーガニック化粧品を使っていたら、やたらトロトロしているだけのようなケミカル化粧品に抵抗を感じて、ナチュラルオーガニックかケミカルのどちらかに偏っていくパターンもあります。

けど、一生どちらかしか使ってはいけないわけではないので、時々の肌状態や感覚で好む方に偏る、あるいは違和感がないなら併用してもいいと思います
むしろ、「でなければならない」せいで優秀な商品を使わない選択の方が厄介。

ケアに「でなければならない」といった括りはなく、もし括りがあるならそれは自身で作った檻です。
「でなければならない」ではなく、「こうしたい」でありましょう。

ということで、このナイトセラムはどのようなケア品を使っている方にも順番を考察して使用するならお勧めです。

成分表

ーーー
レジェンセラムに比べたらかなりシンプルではあります。
こちらの特徴成分はリンゴ果実水とリンゴ花エキス。
レジェンセラムの粘度はグアーガムですが、こちらはキサンタンガムでした。
乳化は安心な塩化ナトリウム。
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  • エタノール=疎水性のエチル基と親水性のヒドロキシ基が結合した炭素数2の揮発性一価アルコール及び低級アルコール/抗菌・防腐による製品安定化剤.植物エキスなどを抽出する溶媒
  • グリセリン=天然油脂をケン化、もしくはプロピレンから合成して得られる吸湿性を有した多価アルコール/角質層の柔軟作用、水分量増加による保湿作用、バリア改善作用
  • リンゴ果実水=リンゴの果実を水蒸気蒸留して得る水相/各種ビタミン、ミネラル類を豊富に含有/ひきしめ、潤い、ハリ効果
  • トチャカエキス=紅藻類の一種トチャカから得るエキス、カラギーナン/保湿、ハリ、弾力
  • ヘクトライト=コロイド状含水ケイ酸アルミニウムマグネシウム、分子量360.6のモンモリロナイト鉱物/ゲル化による親水性増粘剤
  • ハマメリスエキス=マンサク科植物アメリカマンサク(ウィッチヘーゼル)の葉から得るエキス/収れん作用、抗酸化能増強作用、抗炎症作用
  • キサンタンガム=デンプンもしくはグルコースをキサントモナス属菌から得る水溶性の鎖状多糖類(微生物系水溶性高分子)/増粘
  • リンゴ花エキス=リンゴの花から抽出したエキス/皮膚コンディショニング、保湿、酸化防止作用
  • 塩化Na=岩塩もしくは海水の主成分として含まれるナトリウムの塩化物、式量(分子式の分子量)58.44の無機塩/増粘調整、乳化作用
  • 香料
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