夏枯れた角質表面改善に/ルルルン(LuLuLun)フェイスマスク

ーーー夏枯れ回復作戦ーーー

全員ではないけれど、一般、まだ暑い晩夏から初秋にかけては特に自覚のない肌不調が起こりやすくなります。
そして気温が下がると、暑さ慣れした肌は気温の低下に着いては行けず、夏向きの耐性のまま居るので実際との誤差から揺らぎだします。
私はこれを夏枯れと呼んでいます。

肌表面の不調はバリアーのほころびとなり、内部も蝕んでいくので、何か対策をしておきたいところ。
それが肌内部の改善に繋がらなくても、「肌表面保湿レスキュー」は引いては肌の根底を荒らさないための大切なケアです。
例えば簡単手軽なシートマスク。

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涼しさに慣れた身体で外出すると強く実感する酷暑(どーでもいい私事なので飛ばしてオッケー)

酷暑、汗、塩害、自覚なき乾燥などと、夏の害を書くことは書くのですが、どちらかというとクーラーの元でソヨソヨと涼しい生活が多い私。
室内で汗をかくとしたら、クーラーが効いていて尚、長時間に渡って石鹸を作っている時か料理中くらいだけど、もっと冷えた部屋にすぐに飛び込めるから、たいした害はなく。

どーでもいい私事ですが、いわゆる定年なんぞはない職種なので、昨年はコロナ渦でも真夏もわりと本業で出掛けた日が多くありましたが、いやー実に実に暑かったです。

でも、昨秋くらいから会議や現場でなきゃできないことや、ややこしい音合わせなどなど以外はもうリモートだらけだし、よく考えたらアクセクしなくても効率のいい仕事のオファーだけ選り好みするだけでもいいんじゃね?石鹸屋さんも忙しいから、二毛作はしんどいわ、で、なんとなく比較的お籠りライフにスライドしている間にやってきた今夏。
「コロナで生活が変わった」という言葉でもいいけど、厳密には「コロナがきっかけで生活体制を冷静に見直せた」という種族。

そんなだから、たまに本業や買い物、レジャーで外出すると、実際、酷暑を強く体験したら、いやー!紫外線も痛いし、加えてやっぱり汗の害ってすごいのよね。
あんなに夏が、海が、ギラギラ太陽大好きだったのに、こうも酷暑時代となったからには、毎日外出するなんて、もはや想像できないヘタレに。

気候変動について、15年前辺りのホームページ日記に「日本はいずれ、居るままにして南国リゾートになる。」と書いたことがありますが、もう、南国リゾートなんかじゃない、東南アジアやハワイよりズンと暑苦しいだけな気がします。

いつも部屋でソヨソヨ涼しくしているから、外気との差に弱くなっているのだ、とも思うけど、だからといって外気との差を埋めるためになんで無理やり蒸し蒸し暑くさせた部屋に居る必要があるのかも私には分からないから、というより石鹸や材料保管のために都合上、常に涼しい環境を作っているのもあって、涼しい部屋から熱波の中に飛び出すのです。
ヴぇーあづいーヴぇー。

で、外出すると、一つ前のタイトル「夏の過ごし方を間違えると老化は加速する」ままに、夏は枯れる原因の宝庫であることを強く実感します。

汗の功罪

通常、紫外線こそが大敵とされていますが、私が感じるもう1つの大敵は、汗。
こいつはどーにもならないやつです。
もちろん、汗は天然の冷却機能なので、出なきゃ出ないで熱が籠って大変なことになることを防ぐ素晴らしき「功」ですが、汗による自覚なき乾燥や汚れは大きな「罪」です。

ふだんはヘーラールーノやブレンドオイルでビクともしない丈夫さを誇る頑丈バリケード鈍感肌な私が、汗だくになって帰宅して感じるのは、「肌が薄くなってる感」
薄くなってる、つまり、水分を抱えられない、乾いた感。
原因は汗の塩が貼り付いていた、プラス、ハンカチなどで汗を拭いてしまうことにあると思われ

私はタオルハンカチ反対派、理由は屁理屈ではなく立証済み

ちょっと話は逸れますが、ここで気づいた大事なこと。
ハンカチ売り場を見ると、世間ではタオルハンカチが通常になっている様子です。
でも私は幼い頃から絶対の絶対に綿ローン派。
頑固に何がなんでも綿ローン派。
綿ローンのハンカチにしっかりアイロンをかけて折り目正しく持つのが好き(使っているうちにグシャグシャになるけど)。
これは個人的な意識ですが、どのようなハイブランドであれ、タオルハンカチは乳幼児を連れたママ向けと感じていて、単純に好まないのです。

そんな私もレジャー中は可愛いキャラクターの大きめのタオルハンカチを使ったりします。
これで気付きました。
タオル、ダメです。
肌を摩りきり(すりきり)ます。
綿ローンのハンカチだけを使うよりズンと肌を薄くします

もちろん、擦っているつもりはないのですが、炎天下や蒸し蒸しで滝のように流れ出る汗となると、「汗を押さえる」では間に合わず、知らず知らずに「汗を拭く」、つまり、少しであれ、擦っています。
その場合、つるつるベルベット加工であれ、仮に今治タオルであれ、綿ローンより明らかにキメが荒い分、肌に衝撃があります

よって、手軽で便利かもですが、できたらタオル地は止めた方がいいと感じます

で、綿ローンだろうがタオルだろうが、汗の塩害というより「ハンカチ擦り害では?」な理屈が出て来ますが、仮に汗を放置していたらどうなるかというと、多分、肌の上で塩分濃度が上がって乾きます。
あるいは、汗みずくのまま強いクーラーに当たると、気化熱で乾きます。
どのみち、「汗が出るから拭く」ゆえ、根源は汗のせいです。

今大好きなシートマスク

さて。
前置きがなげーわ(-人-;)

今日、書きたいのは、「今日の日焼けと今日の塩害は今日のうちにリセットしよう」作戦
&
「角質表面のバリアー膜を育んで肌内部の潤いを保ち、外敵に強い肌を持つ」
です。

トロトロと書いていたら、すでにお盆も明けてしまいましたが、この晩夏、そして秋への入り口にこそ襲う「夏枯れ」の防止にも読んでください。

手作り石鹸と強力ブレンドオイルを使うようになってからは、基本、肌調子が崩れないので、シートマスクも滅多に使わなくなっていましたが、この春先に会った友人が「ご当地版フェイスマスク ルルルン」の宇治茶葉エキス配合の「京都プレミアム ルルルン7枚入り3パックセット」を買い求めた時に譲ってくれたのがきっかけで、あまりの良さにビビりました。

※2台のうち機種変した方のスマホで撮影していたため、DROPBOXにカメラアップロードされていた写真を使おうとしたら手違いで消してしまったため、公式の写真をお借りしました。
「旅するLuLuLun京都プレミアムルルルン」は、宇治茶葉エキスやビワ葉由来エキス、京都産まゆ玉エキス、茶実オイルなどの配合が特徴です。※

何が良いって、潤い力も特筆すべきですが、シートの形と質感が素晴らしい

中身がよくてもシートの貼り付きや形が悪かったら意味なしです。

ルルルンのシートは、優しい質感もだけど、特に形が非常に優秀。
目の周りをクリ抜き過ぎていないから、一番保湿したい目の横や下がきちんとシートで埋まり、じっくり保湿してくれるのです。

なんだ、そんなこと?
と思う人もありそうですが、私としては、ココ、すごく大事。

頬やオデコが潤っても、目の周りも一緒に潤わなかったら私にはシートマスクの意味がない。
クリ抜きが大きかったら、いっそ、どこかを切り取って目の周りに貼りたいくらい。

ルルルンのシートの形で難点といえば、鼻の下と上唇の間、つまり人中がある部分が細過ぎるけど。
まぁ、こんなところは私にはどーでもいい。

シートの質については、非常に柔らかく心地好く、液体を保持する厚みもありながら、顔全体にピタリとフィットします。
たまにシートにザビザビ感やピリ付きがあるものもありますが、このシートは本当に良い感じです。
「貯水するシートを使用、つけ心地がよく浸透を促進するシートでサンドした三層構造」だそうです。

で、潤い力もかなりよく。
これは私がシートマスクを久しぶりにしたからではなく。
しないといっても過去にたくさんしているし、最近も思い出したらたまにはしていたから、潤い力の差は分かります。

数枚が1パックになったものは、シートマスクとしては潤いや後肌の保持の点で物足りなくて、これまでほとんど、一枚ずつ個包装されたシートマスクしか使わなかったけど、なんと、7枚1パックなのに全く物足りなくないのです。

(後で知ったには、7枚入りパックと、32枚入り箱があるようです。
私はなんとなく、毎回もっぱら7枚入りパックを数種類買っています。)

あまりに気に入ったので、早速、ドラッグストアで数種類ゲットして、1ヶ月くらい頻繁に使って、多分に押し寄せているはずの老化の翳りをノシてやりました

でも、4月末にはまた使わなくなって。
そりゃそうでしょうよ、今年は暖かくなるのが特に早く、気候の安定も早く、肌調子が抜群に良くて、冷酷にもルルルンさんの存在を忘れたのです。

しかし。
7月の終わり頃、とうとう汗の塩害やら汗拭き害による「肌が薄くなってね?感」に、急にルルルンさんを思い出しました。
若いときから都合のいい女、還暦過ぎてもまだ健在。

一度使っただけで簡単に角質表面のフックラ感を取り戻し、紫外線を浴びたことも忘れてまた感激
で、ブログネタにしたわけです。

以来、枷ではなく義務でもなく、時々、フッと思い出したら使っています。
夜のケア時に長く使い捨て忘れることもあり、思い出したらいきなり日中に貼り付けて掃除機をかけたりも。
そういう時に限って注文していた精油の宅配が来て、
「お化けみたいですみませーん。」って出たりして。
アマゾンならピンポンだけ鳴らしてソコラに転がされているけどね。
結局、常備しています。

選択に迷う価格ではないだけに、いつも適当に買うので、もうどれを使ってどれを使っていないのか、覚えていませんが、ダメだと感じたものは一つもなく、要するにどれも良いです。

あれもこれと使い慣れてきた今現在、好んで使うのは
「ルルルン プレシャスRED(モイスト)」。
とっくに45overな私が「over45」に釣られて買った
「over45カメリアピンク(モイスト)」と「over45アイリスブルー(クリア)」です。

衝撃の安かろ良かろ

ところで、私世代での最初のシートマスクといえば、まずは「SK-II フェイシャルトリートメントマスク」だったような。
当時はもう少し安かった気がするけど、現在は6枚11000円也。
この価格帯が当たり前だったあの時代。
若い人には信じられないかもだけど、今みたいにバラドラに本気でしっとりするシートマスクなんてなかったので、「シートマスク=高価、特別」だったのよ。

以来、あらゆるハイブランドのシートマスクを使いましたが、優秀なシートマスクは、ロレアル系列に少しあっただけで外資ブランドには少なく、たいていはドメスティックブランドにありました。
だいたいは角質表面はしっかり潤うので、剥がしたばかりの時は肌は輝くものですが、持続力があったかどうかは不明。
しかも、もう、何がなんだか覚えていない
いや、特に印象的だったものはない。

ただ、SK-IIに関していえば、私自身は「フェイシャルトリートメントマスク」より後発の「ホワイトニング ソース ダーム・リバイバル マスク」には手応えがあったのを覚えています。
価格ほどの効果があったかどうかは微妙ですが、シートが厚めなのに柔らかく、後肌が冴えました。
外資ならランコムのアブソリュシリーズにあって、かなり潤った記憶があるのですが勘違い?今は見当たりません。

で、様々に使ったから本音をいうけど、数年前からはバラドラにある安価帯のシートマスクでも個包装のタイプはそこそこ良く、いつからか、めっちゃ高価なシートマスクをたま~にケチケチ使うくらいなら、バラドラ優秀個包装を頻繁に使う方が肌表面潤い力は向上する、と判定していました。

それでも数年前までは、いったい何に洗脳されていたのだか「めっちゃ高価なシートマスク」は魔法がかかる気がして、「なんぞの時のアゲアゲ用お守り」に常に手元にあったりしました。
しかし
「なんぞの時」自体がいつなのか分かんないや(^o^;)
結局、適当に使って適当に消化して。
結局、たいした効果はないような。
バラドラ優秀個包装安価ものとたいして変わらないような。
で、めっちゃ高価なシートマスクは、いつからか全く買わなくなりました。

それでも、さすがに数枚重ねて包装したシートマスクは昔に試したら液体量も少ないし、マスクした意味が淡いから、ずっと避けていたのです。
この度、友人にいただいて使ってみて良かった\(^-^)/
こんなにも進化していたのね。
安くて悪いものはいくらでも見つかるけど、フェイスマスク ルルルンはほんとに良質なのに衝撃的に安い\(^-^)/
賢者の買い物ね。

夏枯れの救急処置にお試しあれ♪

成分について

角質層をこじわって、逆に内部の潤いを流失する合成界面活性剤が配合されたシートマスクを頻繁に使うことを問題視する考えもありますが、自身は今のところはルルルンに大きな問題は感じ取れません。

例えば「プレシャスredモイスト」の界面活性剤は
「イソステアリン酸ポリグリセリル-10」という分子量1025.3の非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)で、1980年代からの使用実績、つまり人体実験実績があると同じ意味合いを持ちます。
めちゃくちゃ優しいわけではないけど、平凡に「通常は刺激か感作などの不具合は保持無し」みたいな位置だと思います。

「PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン」なんていう、「佐賀牛ロースと淡路島産玉ねぎと青唐辛子の甘辛醤油炒め/醤油は湯浅、砂糖は沖縄サトウキビ」みたいな「原料名をくっつけただけのような名前」は共重合体です。

番外・電動式ネッククーラー

ところで番外。
猛暑対策です。

ちまたで28度以下で凍結する「SUO.アイスリング」が流行っているようですが、冷却感やフィット感で私が良いと感じたのは、冷却プレートの電動ネッククーラーです。

電源を入れたらすぐにプレートが冷たくなるので、一気にクールダウンできます
環境や温度に影響を受けず、確実に血液が冷えて体表温度が下がる感覚があり、涼しいわけではないけど、炎天下に居ても楽です
汗のかき方も緩やかに。

どこのでもいいけど、写真のプレートは長方形。
よく密着します。
日中は電池が減りやすいから消しているけど、花火nightやnight zooなどにはイルミネーションも付いちゃうよ。

問題は、持続が2時間くらい。
長い外出の場合は、スマホの充電池の携帯必須。
涼しい所に入ったら充電しましょう。

もうそろそろと秋の匂いがしてきたけど、まだまだ暑い日には是非に。
どんどん進化するから、来年はもっと良くなるかもだから、夏も後少しと感じるなら、来年買った方がいいと思います。

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