影クマ退治 Vol.1今さら気付く/眼窩脂肪下垂、眼瞼脂肪下垂からの眼窩内脂肪突起の影クマ、左右アシンメトリーな目

ーーー眼輪筋たるみの影=黒クマーーー

今回のタイトルは「(影)クマ退治」ですが、医学用語では「クマ」という名称のものはありません。
実際は「血行不良(通称 青クマ)」「色素沈着(通称 茶クマ)」「たるみの影(通称 黒クマ)」です。

今回は通称での黒クマ退治です。

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気付くの遅くね?

理に叶った方法でお手入れしていれば、肌そのものは年齢とは関係なく、綺麗を保つことは意外と容易であることは身を持って感じます。
ただし、昔々にホームページに書いたことがある難題は「肌だけ綺麗でもね。」。
肌が綺麗でも、仕草や動作、頭の回転による話し方も含めての全体が醸し出す雰囲気による印象により、肌の綺麗さなど霞む、といった内容でした。

加えて、素肌全体的にはたいした問題がなくても、他に大問題があったら?
それは素肌全体の綺麗をも抹殺します。
私はたまに目の下がショワショワしてる、と折々に書いていました。

けど、目の下は表皮が薄いし、目玉の下部は骨がなくてプヨンプヨンしているから扱い辛いので、これまで深く考えて真剣には対処してこなかったのですが、今年2月頃、他のこと同様、気になり出したらとことん気になりはじめ、真面目に眺め出し、結局、解剖学的理屈からの問題であることが判明。
一大事です。

63才なんだから当たり前なんていう見解は冗談にしてしまいたい逃げ手で、逃げていたら追いかけて来ますので、まだ悪足掻きするべく対峙してみました。

粗方は血行促進と保湿で緩和

とりあえず、目の下のショワショワは、血行促進とハリに特化した40%濃度のブレンドオイルを作って塗り込み、しつこく保湿に精を出していたら知らぬ間に緩和されました。
保湿が満ちるとフワッと膨らむからね。

化粧品は根本的には効かないけど、表皮の保湿だけはしてくれるし、精油は内部まで効くからね。
ブラス、血行は促さないより促した方が確実によくなるからね。
過度には気を付けて、自分なりには「しつこい」くらいにケアするは勝ち。

ともあれ、徹底ケアも若い頃のようなハリがない分、拡大鏡で見ると危うい感じではありますが、一応、ショワショワよりはマシとします。

睡眠はムクみをも和らげる

もしくは、「凹み」「影」は、充分な睡眠でだいたいは和らぎます
理屈は。
ヒトは日中活動時には縦になっているため、水分が足元に落ちちゃうのです。
もちろん、体内でちゃんとグルグル循環していますが、長時間になればなるほどに上に戻りにくくなります。
長時間、縦になっていたら顔がゲッソリするのはこのせいです。
健常者は夕方になると大きな自覚がない程度に足がムクみますが、水分代謝が悪い人は激しくムクむようです。

そして寝転んで睡眠を取っている間に、この足元の水分が上半身、そして顔に移動して、「凹んだ部位」が膨らみます。
だから寝起きは若い。

若い人は、本人自身はムクんでいる気がするほどにゴムまりのように生き生きムチッとしています。
寝不足すると目が落ち窪むのは、足元の水分がまだ顔に上がり切っていないから凹みが膨らまず、やつれて見えるのです。

左右非対称が進化してるじゃん

しかし、ここで初めて気付いたには、もともと左右同じではなかったけれど、真剣に対峙してみて気付いたには、アシンメトリーが加速しており、左側の目の周囲の方が劣化しています

右側は、まぁまぁ普通にフックラしています。

しかし、
なんで?
寝ている時の顔の方向とか?表情クセとか?
はあるとしても。
左目周囲に何ごとが起こった?

そもそも若い頃の左目は上瞼の脂肪が少なくパチッとしており、右目はやや腫れぼったかったのが、右目がもとの左目のようになり、左目は二重が深く食い込んでいるではないですかいな。

ちなみに私は一重瞼です。
何故か二重瞼と間違えられますが、目の際に線が入った奇妙な一重です。
私が産まれた時に叔母が
「女の子なのに、お父さんに似て二重瞼だったらよかったのに。」
と言ったそうですが、すかさず父は
「僕、一重やのに二重が産まれるわけない。」と答えたそうで、これには母も叔母も
「え?無用なデカ目なのに?」と驚いたそうで。
私はそのヘンな一重瞼で、写真を見ると幼いうちは比較的、腫れぼったい目をしており、高校生でも若干腫れぼったく、成人するにつれて彫りが出てきました。
ちゃうちゃう
これよこれ。
彫りではなく、早々から上瞼の脂肪が下に下がって痩せて来ていたのでしょうね
後に書きますが、これは眼瞼下垂です。
こいつがその後、40年を経る間についに酷くなったのですね。

なんとなく感じてはいたのです。
でも、寝不足や疲れでも一時的な変化はあるからね、くらいに考えていました。
深く考えるのは面倒だからね。

けど、いつからか全然疲れていない時も、左目はガッツリ二重で、どうしてこうも暑苦しい目元なんだろう?
私は基本、暑苦しい濃い目が好きではないのに。
と思った時期はあったのですよ。
いつだか忘れました。
多分、60才を迎えた頃。
でも、なんだかんだと忙しい上に他に興味深いことがたくさんあるし、全然深く考えずに居た幾年月。

美容をテーマにしたホームページや美容ブログの主宰者って、めちゃくちゃ美容に敏感だと思われていそうですが、私の場合は、多分私の場合だけかもですが、全く違うのよ。
美容なんかより、その化粧品が「何で出来上がっていて、どこにどれほど効いた気がするか」に興味があるだけ、といっても過言ではなく。
肌トラブルにはウルサいけど、肌が揺らがず丈夫で安定していたらヨシであり、真面目に鏡を見ない無頓着。

この無頓着さが今になって恨めしい。
だって、50代の後半に入っても、微々の特別な変化を感じなかったんだもん。
むしろ、目尻にシワが出ないかの方が気になっていました。
気にしていたおかげか、目尻のシワに関しては大笑いした時のシワくらいしか気になりません。

そして。
60代に入っても左右非対称については「もともとだから」とスルー。
クマっぽいものも、メイクする鏡ではなくて全身鏡に映る目元が恐ろしく汚ないと思ってはいたけど、照明の位置かな?なんちゃってスルー。

多分、このような赤信号は発信されていたにも関わらず、微々微々が積み重なった「あれ?」をスルーしたのがいけなかった。
とうとう「あれあれ?」になったのです。
多分、老化なんてそんなもの、知らず知らずなのです
サザエさんも一気にフネさんにはならないだろうからね。

次に判明したこと

で、もっとまじまじ見ていたら、あ、そうなんだ、上瞼の肉が弛んで来ていているから暑苦しくなっているわけで。
それもやはり左目の方が顕著です。
あっ
分かった!
皮膚のたるみ、及び筋肉の弱りによる眼瞼下垂でしょう。
よーく見ると、暑苦しい二重どころか、左目上瞼の皮膚は垂れて腫れぼったくなっています。

そして、感じていた目の下のショワショワみたいなものを「シワ」と言わず「ショワショワ」と表現していた理由は、シワには見えなかったからですが、確かにシワではなく「瞼が弛んで窪んだ眼窩脂肪が目の下に移動したもの」が小さくヨレて重なったようになったものだったのです。

しかしです、両目の下にやたらしつこい保湿をしたばかりにマシだった右目の下ばかりがとても若々しくなり、悪い左目下との差異が大きくなってしまいました。
バーカ┐(゚~゚)┌

正直なのは鏡より写真

で、確認するには鏡じゃ分かりにくいのではないか?というところに行き着きました。
仮に拡大鏡でもダメです。
多分、自分に「都合のよい方」だけ見てしまっている気がします。

何で見たら分かるかって、写真(加工アプリ無しのフツーのカメラ写真)が最も容赦なく正直
昔、友人が定期的に証明写真を撮って自分の顔を確認する、とかって話し。
これは大正解だったのです。

そこで、試しにおバカ臭くて大嫌いな自撮りを何度もしてみました。
若い女子たちは人前でもビックリするくらい表情を作るけど、おばさんは吹き出しちゃって無理。
で、真面目写真を撮ろうにも、つい可笑しくて笑ってしまうけど、日々、なんとか慣れていきました。
そして愕然としてしまいました。

眼瞼下垂と共に追い討ちのように初めて自覚したのは左側だけのクマっぽいものです。
何これ?
結局、複合問題かよ。

クマさんに出会った

昔々、寝不足と疲れで気になっていたクマは、ここ10数年、忘れていたのでゲッ。
まじで、しかも左目だけ。
見えたくなかった。
視力1,5を恨むぜよ。

血行不良による酸素不足で血管が透けて見えているものは青クマ。
色素沈着によるものは茶グマ。
どちらも違うよなぁ?
しかも通常クマより位置が低い気がする。
なんなん?

クマの正体は眼窩内脂肪が目の下に飛び出て来たところに現れる影

で、黒クマ疑惑に辿り着きました。
40~50代では、こんなものは想像すらしないと思われる厄介なものです。

黒クマは実際はクマではなく影です。
解剖学的にいうと、

  • 筋膜および筋肉の衰え
  • 皮膚の衰え
  • 皮下脂肪(眼窩内脂肪)の衰え

です。
おー、60代かぁぁ。
イヤですね~
多分、ゴルゴ線と呼ばれているものですね。

結合組織の緩み、ひいては皮膚、脂肪、筋膜の緩みです。
これはホウレイ線もマリオネット線も同じ理屈です。

ゴルゴ線は緩みを起こした部分の影のせいで、なんとなく広範囲に暗く見えます。
しつこく言いますが、私はまじ左だけってのがヘンを加速。

皮下脂肪の膨らみは涙袋とはまた違うもの

何度か書いたお話ですが、まだ18才の時、ある化粧品屋さんのおばさんに
「あら、あなた、涙袋がしっかりあるわね。今は可愛らしいけど、老けるの早いわよぉ。ははん!」
と言われてイヤな気持ちになった思い出があります。
今はワザと涙袋を造るメイクがありますが、本物の涙袋ってやつは笑う度に涙袋の下に線が入りやすくて、つまり、いずれシワになりやすいのは、若い当時でも理解できました。

私は若いクセにやたらそこに気を取られて、1978年という時代背景からしてまだ世間に浸透していなかったアイクリームを外資系化粧品の中から見つけて(若いのに無謀にも高価なエスティローダーの金色パケのリニュートリィブライン)擦り込んでいたからなのか、涙袋そのものには未だに線はありません。
実際のところ、化粧品が効いたのか、早くから気にして保湿保護という手を入れていたからなのか、理由は不明です。

それより、左目だけ涙袋が曖昧になっています。
げげっ
つまり、眼窩脂肪が膨らんで涙袋と馴染んだ?

知らんけど。

黒クマの理屈

眼球は脂肪に包まれています。
その脂肪は眼球のクッションみたいなものです。
そして
・皮下脂肪や皮膚が緩む

・重力で脂肪が下に落ちる
=まぶた上の脂肪が下に落ちる

・支えている筋肉と皮膚が支えきれずに脂肪が下瞼から飛び出る

・飛び出た脂肪が(0,1mm程度のわずかであっても)平らな面で影になる

(・ついでに脂肪が下に落ちた分、上瞼がへこむ。)

黒クマに行き着く違う言い方をすれば、
「皮膚と眼輪筋で支えられていた眼球周りの脂肪」が「皮膚及び眼輪筋の弱体化によって目の下に押し出される」。
そして
「押し出された脂肪の分量分が膨らみ、平面の部分と段差になった所に影が出来る」
これが「黒クマ」ってヤツです。
Oh my god!

アゴを天井に向けて鏡を見て消えているなら、それは黒クマです。

そして思うに、先のババァ、いや、おばさんが言った通り、涙袋は無いより有る方が眼窩脂肪のタルミと重なり、見た目の老けが加速するとは感じます。

分かりにくいでしょうか。
女優さんはなんらかの対策をしていらっしゃるので映像では目立ちにくくなっていますが(ほぼ照明らしいが)、燻銀のように素敵に老けていく男性俳優さんの目の下を見たら分かりやすいですね。
真剣な演技の上手さの上でもありますが、渋みが増していく佐藤浩市さんとか阿部寛さん、永瀬正敏さん、真田広之さん、などなど。
書き出してみると、涙袋アリの濃いお顔さんばかりですが。
女性と違ってむしろカッコエエからうらやましい。

とりあえず私は性別では女性なので、早期のうちに対策を
って
解剖学に於ける自然の変異なので、実はないのよね。
生体というものは、様々な部位が複合的に変異しているから、悲しいかな、解決は難しいそうです。

足掻く

でも!
少しは足掻きましょう。
付け焼き刃だろうが、のさばっていたら後退しても決して進行はしにくくなるゆえ。
結果的に緩く停滞はできるかと。

しかしながら、残念なことに基本、鍛えることが出来る筋肉は「随意筋(腹筋や腕筋や頬筋など意思の通りにできる筋肉)」だけで、
表情筋は、進化により随意筋と不随筋の中間に位置するものの、元来は「不随筋(意思とは関係なく動く消化筋や心筋、眼輪筋、瞳孔など)」に当たるため、鍛えられないのです。

つまり「表情筋」というものは、「噛み締めた時にキュッと動く筋」つまり「頬筋」以外はマッサージやトレーニング等ではほぼ鍛えられないということ。
現代では「正しい」顔筋マッサージや表情筋トレーニングで鍛えられるというデータがありますが、これはあくまでも「正しさ必須」で、間違えたら逆にシワやたるみの原因になるそうなので気を付けましょう。

顔のマッサージについては、

  • 筋肉に効かせるマッサージは過度にしない
  • 皮膚に効かせるマッサージは強め

が基本だそうです。

が、困りますね、自分が正しいマッサージやトレーニングをできているのかどうか分からない。

けど、気を取り直して。
自分の行為を信じられるなら。
とにかくどこか同じ箇所にいちいちシワを寄せないよう注意しつつ、気休め並みの感覚で足掻きたいとは思います。

まずは目の下の皮膚に弾力を持たせること、そして眼輪筋付近を鍛えることだと思われ。
皮膚の弾力と共に強い眼輪筋付近を「飛び出す脂肪の防波堤」にするためです。

私が行なった眼輪筋付近を鍛える(つもりの)方法をいくつか書き出してみます。

1・下瞼を上げる
・人差し指を眉下の骨に沿って横に当て、中指を下まぶたと頬骨の境目に当てて、目薬を挿すように少し開いて下まぶただけを上げて目を閉じようとする。
・できれば右目の場合左手、左目の場合右手を後頭部から回して中指で「プテリオン」に圧をかける
(プテリオン=眼窩の外角突起の約3cm後方。前頭骨と側頭骨と頭頂骨と蝶形骨大翼の縫合線の集合。眼窩の外角突起の約3cm後方。)

・慣れたら、何もせずまま、いつでもどこでも下まぶただけで目を閉じようとする

これを何度か(40秒くらい)繰り返します。
太陽を見て「眩しい」時にする目です。

目に指を当てなくても出来るけど、最初は当てた方がやりやすいです。
この時、頬や目尻の筋肉を動かして下まぶたを閉じるのは意味なし。
下まぶたの筋肉のみに意識を集中しましょう。

2・眼輪筋を揺らす
・人差し指と真ん中指をVにして、目頭と目尻に優しく当てて左右に揺らす(60秒くらい)。
これをすると視界がクリアーになるオマケつき。

・目の下のプヨプヨした部位に中指と薬指を軽く当てて、軽く軽くユサユサ揺らす
あくまでも軽く優しく

3・ツボの四白と太陽
・真ん中指を四白(黒目から指1本下辺り )に、中指を太陽(こめかみ)に当てて少し圧をかける(60秒くらい)
これをすると目元が軽くなるオマケ付き。

4・頬の位置上げ
・手の平の親指の付け根の柔らかい部分(金星丘)全体で骨骨の高い部分を何度かグッグッと上げる(60秒くらい)

5・側頭筋を上げる
手の平全体で側頭筋を包み込んでゴールデンポイントに向かって引っ張り上げる(60秒くらい)
側頭筋=コメカミの頭部側、耳の上、頭蓋骨の横側
ゴールデンポイント=頭頂のポニーテールを結ぶ位置

他の方法もありますが、指であちこち押したり引っ張ったりするので、手加減が分からないシロウトがすると筋肉が断裂したりする可能性があるそうで、多分に安全なものを取り上げました。

一定の部分にシワが寄るようなマッサージを繰り返すのは絶対にダメ

全く手を入れないよりは入れた方がマシな感じだけど?
頭皮を含めてモミモミしたら、根本的にどうこうではなくても、一時的にはアガります。
一時的でもなんでもいいから、心地好さや気休めも有効かと。

筋膜リリース(剥がし)ってなんぞや

ちなみに
眼輪筋とは関係あるようなないようなお話ですが。
いつからか流行りみたいになっている「筋膜リリース」「筋膜剥がし」って言葉は、実はインチキというか「無い」そうです。
何からリリースするねん?何から剥がすねん?ってことで。

イメージとしての理屈はこれじゃないかな?
身体全体が懲りすぎていた15年くらい前に整体院で「縮んだ筋肉が骨にヘバりついて吊る」から「骨周りの筋肉を揉んで柔らかくして骨から外す」といったようなことを聞きましたが、多分にこれのことです。

そして。
頭には頭蓋骨がしっかりありますが、顔は全体にはしっかりとした骨がないのでダルダルと下がりやすいそうです(特に頬骨下)。

顔や頭は、イメージとしては「凝る」ので、ユルユルと揺らして「いわゆるリリースっぽいこと」をするのはアリだと思います。

外科手術の問題点

眼窩脂肪についてはダイエットできる種類の脂肪ではないため、自力で減らす方法は皆無だそう。
根本的に解決しないなら、じゃあ外科手術?って思い付くわよね。

本格的に垂れて視界が狭くなったら外科手術しかないのでしょうけど、リスクあり。
今は眉毛を吊り上げないと前が見えなくなっているわけでもないので、周囲の筋肉を静かに鍛えて持ち堪えさせるとして、静観します。

で、切る切らないに関わらず、「目の下の脂肪を取る」という「脱脂法」という外科手術は、とりあえずはスッキリするものの、その場しのぎに過ぎず、また脂肪が飛び出て来るので繰り返すハメになります。

しかも、残る目の上の眼窩内脂肪たちは「あら、下が空いたわ。もっと下に雪崩れちゃいましょう。」と「元の位置にあった眼窩内脂肪」が更に降下。
結果的に「もともと持った脂肪を失っていく」から、瞼の凹みも加速。
余った皮膚はタルタルに。
ついにドクロチックになる可能性大。かも。

こうなると、どこかの脂肪を移植?するのかどうかは知らないけど、「脂肪注入」は、しこりができたり石灰化したりすると聞いたことがあるので怖いです(絶対ではないです)。
とにかく「コッチが瞬間よくなってもアッチに問題発生」の繰り返しっぽいので私は避けます。

方法としては、血管と一緒に脂肪の位置をずらして凸凹を無くす「裏ハムラ法」とか「皮弁法」の方がリスクは少ないそうですが。
すみません、勉強不足でよく知りません。

プチでも怖い

手軽にする人が増えているようですが、ヒアルロン酸注入という手もあります。
ヒアルロン酸を突っ込んで膨らませると影がなくなる、つまり黒クマも消えます。
手軽そうですが、後々にはちっとも手軽じゃなくなる可能性があるのですよ。

知り合いは、ヒアルロン酸を注入したばかりの時はやたらと腫れぼったくなるので、ちょっと不思議な顔立ちになられます。
なんだろう、ちょっと目が埋もれたような。
ボトックス注射と併用されると、目の周辺がアンドロイドみたいになって、もはや若々しくなったのか老けたのかよくわからない時期があります。
馴染んで来ると術前より若々しくなられます。
半年~1年くらいでヒアルロン酸が吸収されてしまうと(全てが吸収されるわけではないが)老けるので、また注入します。
(うまくいったら、異物(ヒアルロン酸)と自身の組織との間に被膜が形成されて障壁ができるため、長期間、消失しないそうです。)

ボトックス注射の方は即時効果が出ず、数日後から自覚が出て、2週間くらいではっきりした効果が出るそうです。
けど、ボトックス注射の方も効果の持続は2~3ヶ月だそうで、定期的に注入します。

ヒアルロン酸注入自体は優秀な医師にかかると血管閉塞などの問題は少ないそうなのですが、量の加減によってはデコボコになったり、皮膚が伸びてしまう可能性があり、止めた時に「皮膚たるみ」の懸念があります。

通常、(皮膚たるみがなかったとして)ヒアルロン酸やボトックスを止めると元に戻るだけですが、ヤバいのは、注入している間は筋肉をあまり動かさなくなる点です。
これはあまり知られていないと思いますが、知人の外科女医さんに聞いたので、信憑性が高いです。

注入を繰り返すと、長期に渡ってほとんど筋肉を動かす作動がなくなるため、いわば「長期鍛えていない(日常の動作による鍛わり)筋肉」如く退化が激しく、注入を止めると元よりショボショボになってしまう場合があるようです。

ホウレイ線消しのために口元に注入した場合は、注入仕立てはペコちゃんみたいな感じになって、ホウレイ線が消えます。
しかし、目元同様、筋肉が動かないので次第に唇の動きが悪くなり、知り合いはきちんと口を開けて話せなくなっています。
なんとなく滑舌が緩い。

これは大袈裟だと思いますが、女医さんによると終いには咀嚼が難しくなるので止めてちょ、とのこと。

私は定期的にしたくなる何か、というものに縛られるのがストレスなので全く興味がありません。
怖がりだし(^_^;)

一応、ヒアルロン酸ではなく「自身の太股部分からの脂肪」を取って注入という方法もあるそうですが、私は怖い(-_-;)

てなところで、長くなったので、最も安易な「とりあえず誤魔化す」については次の「影クマ退治VOL.2コンシーラー」に続きます。

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