ーーーピュアビタミンCコスメーーー
オバジC25セラムネオ
濃度依存的に高まる効果
濃度が高けりゃ良いってわけでもないと思ったりしていたけど、アスコルビン酸の効果に関しては濃度依存的に高まることが分かっているそうで、ただでさえドラスティックに効くピュアビタミンCが高濃度とあれば、一度は使ってみたくなります。
過去、オバジCセラムは10%、20%を使ってみたことがあるものの、何といってコメントし切れない淡い印象でしたが、このセラムC25ネオは、浸透感や乾かない感(ビタミンCコスメなので保湿感というより、あえて乾かない感とします)、そして効果感、プラス即効力に逸品を感じました。
ビタミンCそのもののチカラを体感したいならスゴいかも。
私がビタミンCコスメに求める「ハリアップ、くすみ抜き、消えないけど濃くなりも広がりもしない許容シミ対策」にはかなりの度合いで効果実感があります。
ピュアビタミンCの安定
先に。
ピュアビタミンCは環境によって非常に壊れやすく変質しやすい成分ですが、粉末(パウダー)などの乾燥状態では安定です。
なので、パウダー状のビタミンC化粧品もよく販売されています。
昔使ったことがありますが、とにかく湿気には弱いので、1アンプル開封したら、すぐに使い切りましょう。
湿気で固まりながら、けっこう素早く茶色くなります。
ロート製薬のピュアビタミンCに関していえば、「オバジCセラム」も「メラノCC」も「水」の量を非常に少なくすることで「水」には溶けておらず、基本、多めの溶剤に溶かし込み、ビタミンCがその少量の水に触れないようにすることでビタミンCの活性を保っているそうです。
それでも約10%以上の配合になると完全に安定させられないようで、全ての活性を全て失わないまでも、ついつい長期間放置していると、経時で液体の色が濃くなっていきます。
約10%以内の分は変質していない様子なので、使えないわけではないのですが、濃度が高いものはなるべく早く使い切ることをお勧めいたします。
ちなみにビタミンCは変質しても、酸化還元作用もなく、他のなんの効果も持たないデヒドロアスコルビン酸に変わるだけで、使用に問題はないそうなのです。
問題かないから、問題にならなくて、どこの何という商品が変質しているかは全く分かりませんです。
ビタミンC効果を失った変質している商品も普通に販売されているので、「どのように安定させているのか」についてはよく調べてから購入しましょう。
テクスチャーと香り
テクスチャーはピュアビタミンCに有りがちなオイル感。
もとは水溶性なだけに、皮膚馴染みや浸透を促してもらうには致し方のない程度。
ヌルッとしますが、浸透の悪いネットリした厚みや重みはありません。
オイルに慣れていない人には心地悪さがあるかも知れませんが、ヒマシ油ちゃうん?みたいなテクスチャーのものがある中では(それはビタミンEが多いタイプかも)、かなりマシです。
マシどころか、塗った後は馴染む点で、ピュアビタミンCコスメとしては好感触の部類です。
香りはグレープフルーツです。
相変わらず私のケアは「フローラルウォーター(ヘーラルーノ)→精油ブレンドオイル」から始まるので、香りは精油ブレンドオイルにまみれてしまい、申し訳ない、語りようがありません。
けど、この手の美容液はたまに化学薬品っぽい匂いのものがあるので、比べるとイイ感じはします。
15年かけて成功した25%
このセラム、溶けにくいはずの濃度をどうやって溶解、そして安定させたのか興味津々なところです。
「25%のL-アスコルビン酸を水に溶かすための溶液温度は40℃以上と言われており、一旦溶けても冷却後に結晶が析出するという問題がある(ロート製薬サイトより引用)。」
という厄介さ。
そして、ピュアビタミンCが溶けても、以外の成分が溶けなくなったりの道のりを経て、結局、ピュアビタミンCを「溶解させる」のではなく、「結晶化させない」という発想の転換から糸口が見つかったそうです。
「結晶化は同じ構造を持つ分子同士が集まることで起こる」ことを踏まえ、「少しだけ違う構造を持つ(水溶性ビタミンC誘導体の一種である)ビタミンCエチル(エチルアスコルビル)」を加えることに辿りついて成功したそうです。
ロート製薬のこの「ピュアビタミンCをビタミンC誘導体を使って高濃度で安定配合したもの」という技術は、ビタミンC相互溶解技術として特許を取得したそうです。
最初、成分表を見た時にC25セラムの25%には「ビタミンCエチル」も含まれていると思ったのですが、あくまでも「ピュアビタミンC25%」であり、ビタミンCエチルは、ビタミンC濃度としてはカウントしていないそうです。
自信があるからできる真面目なネーミングです。
刺激感もしくは経時乾燥感があったら避けるべし
ビタミンCコスメの難点は、肌の弱い人には刺激感を与える点です。
ビタミンC誘導体の場合は比較的穏やかなので、刺激感を持つ人は少ないと思われますが、ピュアビタミンC、しかも高濃度、そしてこのセラムは、浸透しにくいピュアビタミンCを幅広いpHに安定のプロパンジオールの力で植物しやすくしているので、合えばハイリターンノーリスク、合わなかったらハイリスクのみの懸念があります。
ピュアビタミンCコスメは、鋼鉄ババ肌とか言って笑う私ですら、過去、ピリピリしたものがありました。
刺激感の程度は人によってマチマチですが、不快な違和感や刺激感を甘く見てはいけません。
精油も高濃度になると肌の中でジンジンと熱くなるという奇妙な刺激感があるのですが、その波動エネルギーとはかなり違うビリビリヒリヒリした痛みのような刺激は肌を荒らします。
刺激を「効果」だと考えて使い続けると、肌がイヤがって様々な問題が生じ、バリア膜が弱った場合は他の物質にも刺激を感じるようになってしまいます。
精油には相変わらずジンジンた熱くなる奇妙な刺激がある私自身でも、このC25セラムには現在時点では刺激感は皆無ゆえ、通常に健康な肌であれば刺激感皆無が正常なのだと考えます。
よって、少しでも刺激感、違和感を伴う場合は、使用を中止した方が無難だと思われます。
どうしても使用する場合は、先に他の美容液などでクッションを作るのも手ではありますが、お勧めではありません。
また、しばらく使ってみて乾きを感じるような場合もお勧めではなく、ピュアビタミンCであれば低い濃度のもの、あるいはビタミンC誘導体コスメを使いましょう(注・ただし、誘導体コスメが必ずしもリスクゼロというわけではありません)。
根拠はないみたいだけど無難にラジカル開裂を避ける
また、高濃度ビタミンCは、皮膚にダメージ(皮膚の中でラジカル開裂(共有結合が切断されてラジカルが発生する)など)を与える可能性を示唆する研究者があります。
この点について「問題なし」とする有識者もあれば、「問題あり」とする有識者もあり、私にはよく分かりません。
レモンのソラレンじゃあるまいし、などと蹴散らしたくもありますが、あらゆる可能性を否定できないならば、一応、この紫外線の強い時期は、朝にもビタミンCコスメを使うなら低濃度、夜だけ高濃度を使うようにしています。
肌が元気な時の底上げに使う
また、例えばお薬には「作用」と呼ばれる部分と「副作用」と呼ばれる部分がありますが、都合の悪い作用を副作用と呼んでいるだけで、実際はどちらも「作用」に他なりません。
コスメはお薬のようなデリバリー力も強い作用も持ちませんが、考えようによっては、分子量の小さなビタミンCなどが上限無しの成分が高配合した場合、お薬並みのものであるかも知れません。
よって、このような高濃度コスメは、必要な作用を受け入れながら、不必要な作用(副作用)を放棄できる丈夫で元気な肌状態の時にのみ、底上げを目的に使うものだと思うのです。
また、この美容液はあくまでも「ピュアビタミンCに特化した美容液」です。
単体で使用してトータルスキンケアできるものではありません。
基本ケア在りきのスペシャルトッピングに使いましょう。
見逃せない植物エキス配合
成分表にダラダラと長く長く羅列された植物エキスは、たいていOCMの「いろいろ植物エキス既製品」だから興味を持てないのですが、このC25セラムの植物エキスは種類少なく「ん?」と思うほどに「いいね!」な種類だったので、一部取り上げます。
アーチチョークエキスの弾力増強と毛穴トラブル抑制作用
フランス料理に使われるアーチチョークの葉エキスは、含有する「シナロピクリン」がハリや弾力をアップ、複合的な毛穴トラブル(開き、黒ずみ、乱れなど)や肌荒れを防ぐ効果を抱えていて、引いては⽼化防⽌や免疫反応などに様々な影響を与えているという頼もしいエキスです。
ツボクサエキスの全方位抗老化パワー
ツボクサエキスは、強力アンチエイジング成分と言い切ってもいいような性能を持ちます。
地味地味な名前からはピンと来ませんが、民間療法では古くから傷や潰瘍、火傷治療薬として使われ、アーユルヴェーダでは「最も重要な若返りのハーブ」とされていた魔法のエキスです。
近年では、WHOが「21世紀の驚異的薬草」として「保護すべき重要な薬用植物」と発表しています。
セリ科植物ツボクサの葉や茎から、水もしくはBG(1,3-ブチレングリコール)で抽出して得られるエキスで、有効成分であるアジアチコサイドを95%含みます。
効果は羅列するとスゴい。
簡単にいうと炎症抑制効果、美白効果、肌修復効果。
細かくいうと
「メラニン生成のメカニズムの始まりである炎症を抑制→抗酸化作用により炎症後の色素沈着抑制作用」
「外的刺激を受けると活性化する、セラミド分解酵素セラミダーゼを抑制→セラミドが減少防止作用」
「血行促進作用と同時にコラーゲン合成促進作用(実証済み)」
「細胞活性化や肌の回復」
「有害物質から肌を守り、皮膚炎や乾癬、血管や傷跡などの目に見える症状改善作用」
「内側から角質層のバリア機能を立て直す修復効果」があります。
よって、アンチエイジング化粧品の成分表ではよく見かける成分でもあります。
と、あまりの高性能を長く語りつつ、この商品にどれくらい配合されているかは分かりません。
一般的配合量は0.00002%から0.5%だそうです。
アッケンソウエキスのコラーゲン再生サイクル作用
アッケシソウエキスについては、2016年にロート製薬がコラーゲン再生サイクルに作用することを確認しています。
参照:アッケシソウエキスが“コラーゲン産生サイクル”に作用する事を確認
グレープフルーツエキスの新しい発見
グレープフルーツ果実エキスについては、
アロマテラピーでは主にリンパの流れ改善、または消化器系の働きの正常化に使用しますが、化粧品への配合目的は、皮膚の柔軟化、保湿作用、収れん作用でした。
けど、2017年にファンケルが皮膚バリア機能改善作⽤という、画期的な報告をされました。
参照:グレープフルーツ果実エキスに皮膚のバリア機能改善作用を発見
冷暗所保存必須
尚、この美容液は保存料が入っていないので、直射日光が当たらない冷暗所での保存が必要になります。
面倒でも冷蔵庫保存が無難です。
箱を開けた時、「いらないものが入ってる」と思ったスタンドだけど、これ、冷蔵庫に立てておく場合にひっくり返りにくく、とても便利だと気付きました。
成分表
- エトキシジグリコール=一エタノールとグリコールの二量体であるジエチレングリコールが結合した分子量134.2のエーテルアルコール
油性成分や高分子化合物や植物エキスなどの溶剤、粘度低下剤
肌馴染みと成分の浸透性を⾼める機能を持つという説明あり - アスコルビン酸=タイトル「ビタミンCコスメ」の「ピュアビタミンC」へ
- 水
- PEG-8=酸化エチレンを付加重合して得られる多価アルコール、水溶性高分子、分子量7,400~9,000
水に不溶の物質を分散させる乳化補助剤、分散剤、増粘剤、保湿作用 - ベタイン=ビート糖(甜菜糖)の副産物に当たる糖蜜から抽出して得たトリメチル化グリシン、天然のアミノ酸誘導体
角層柔軟化、保湿作用、帯電防止剤 - ハルパゴフィタム根エキス(パワークロー)=ゴマ科のデビルズクロー”という植物の根から抽出したエキス(ロート製薬オリジナルエキス)
肌にハリを与える保湿作用 - 加水分解シロガラシ種子エキス=アブラナ科白芥子(ハクガイシ)植物の種子より抽出、酸、酵素などの方法で加水分解して得たエキス
メラニン生成抑制作用、ビタミンCと似た作用を持つ - ツボクサエキス=上記へ
- アーチチョーク葉エキス=上記へ
- 酵母エキス=何かの微生物エキス、糖を養分にしてアルコールなどを生み出す、ビタミン、ミネラル、アミノ酸の豊富な含有による優れた保湿作用、美白作用、修復作用
- アッケシソウエキス=上記へ
- トコフェロール=油溶性の有機化合物、トコフェロールのメチル化誘導体
製品自体の酸化防止剤、抗酸化作用 - 3-O-エチルアスコルビン酸=水溶性ビタミンC誘導体、
詳細はタイトル「ビタミンCコスメ」の「アスコルビルエチル」へ - グレープフルーツ果実エキス=上記へ
- 異性化糖=トウモロコシ等から採れるデンプンから作られるブドウ糖に酵素を加えて異性化(果糖化)させた糖
洗い流されずに肌の表面に留まる(ターンオーバーによって角質ごと剥がれ落ちるまで留まる説あり)。
保湿作用
肌のケラチンと結合して保湿能を高める - グリセリン=天然油脂をケン化もしくはプロピレンから合成して得られる多価アルコール
保湿作用、バリア改善作用 - BG=アセトアルデヒドのアルドール縮合物を水素添加して得た多価アルコール
保湿、バリア改善作用、抗菌防腐剤、植物エキスの抽出溶媒 - PEG/PPG-300/55コポリマー=酸化エチレンと酸化プロピレンの共重合体
水に不溶の物質を分散させる乳化補助剤・分散剤、増粘剤 - PPG-6デシルテトラデセス-30=デシルテトラデカノールに酸化エチレン及び酸化プロピレンを付加重合したもの、
低起泡性、可溶化剤、低温安定性良剤 - 香料
メラノCC 薬用しみ集中対策 美容液
構成
同じくロート製薬のビタミンCコスメですが、こちらは1000円くらいで販売されているのに私には優秀品。
ビタミンCは、「ピュアビタミンC(アスコルビン酸)」と「油溶性ビタミンC誘導体(ビタミンCテトライソパルミテート)」です。
医薬部外品なのでビタミンC濃度3%。
ビタミンCテトライソパルミテートは、油溶性ビタミンC誘導体で、VC-IP。
詳細は、タイトル「ビタミンCコスメ」の「油溶性ビタミンC誘導体」の「テトラヘキシルデガン酸アスコルビル」へ、
写真左が「メラノCC美容液」で、右は「メラノCC薬用しみ対策保湿クリーム」です。
サランラップやトイレットペーパーを買う時に同保湿クリームがあるとは知らず、通りがかりで手に掴むので間違えて買ってしまったという。
やり勝ちあるある。
販売名は、私には意外な気がした「メンソレータムホワイトCG」。
「活性型ビタミンC(アスコルビン酸)と血行促進成分ビタミンE誘導体(トコフェロール酢酸エステル)を配合」
とありますが、多分にタイトル「ビタミンCコスメ」の「ピュアビタミンC」に書いたように、油溶性のビタミンEを配合することで
「サプリメントの摂取と同じ理屈で(ビタミンCとビタミンEを一緒に配合することでビタミンCの効能が持続的になる)商品の酸化も防止」
プラス
「油の多い角質層部分ではビタミンEが効果を発揮しつつ、水溶性のビタミンCを水分の多い角質層より下に届ける(それぞれに得意とする場所が異なる2種類のビタミンを組み合わせるダブルアプローチ式)」
作戦なのではないかと思います。
よってこれは、肌にとって大切なビタミン2種類の一挙両得商品。
テクスチャー
オイルっぽいです。
通常のヌルルン美容液を想像して買った人は気持ち悪いかも。
慣れて気にならなくなったけど、ニュートラルになって説明すると、オバジC25セラムより馴染みが悪く、肌表面に乗っただけと感じる類いです。
ただ、ピュアビタミンCってこんなもん、と考える人なら大丈夫。
香りは静かな柑橘系。
合えば見っけもの・長期の体験による効果認識
1995年にヘレナ・ルビンスタインの「フォースC」を使って以来、ビタミンCに特化した様々なビタミンCコスメを飛び飛びな時期もありつつ使ってきましたが、使い方を間違えていたのか、原料の選択が外れたのか、ビタミンCコスメに期待も興味もなくなっていた10年くらい前頃に、友人がドラッグストアの「ケシミン(小林製薬、ビタミンCはアスコルビルグルコシド)」でシミが薄くなったといっていたのがきっかけにもなり、私はケシミンではなくてこっちを使ってみようと「メラノCC美容液」をまさにまさにティッシュペーパーや目薬と一緒にチョイと買ってみて、驚くほどの安価に驚いたりロート製薬であることに安心したりしつつ、さてさてどーなん?どーでもないか?そりゃそーよね、とか思いながら感触は気持ち悪いと思ったけど、刺激などの問題はないし、多分規定量より沢山、バシバシ使って、無くなったら無くなったで寂しくて、また洗濯洗剤やら歯ブラシと一緒に買って、他に食指も湧かず、オバジC20セラムも使ったけどピンとは来なくて「こっちでいいや~」とまたメラノCCに戻って、笑えるくらいにけっこう長年、ダラダラダラダラ使っていたけど、シミ色もまぁ許容範囲だし、クスミもないし、肌調子もいいしで、いつかにフと買わなくなり、ビタミンCコスメそのものを忘れていたある日、波乗りやジェットスキーで海面焼けしまくっていたツケのわりには大したことにならなかった清楚に頑固に居座るシミたちが、やたらパワーを持ち出したかのように生き生きと元気になった気がして、思い出したよ、ビタミンCコスメをすっかり止めていたことを。
文章に区切りなく長いよね(-人-;)
で、シミが濃くなったのは突然ではなくて、ジワジワゆっくりだったのだろうし、そうそう鏡をじっくり見るタイプじゃないから鈍感で、気付くまでにはけっこうタイムラグがあったはず。
シミってきっと、急に目につく濃さラインっていうのがあって、ゆっくり濃くなったのに、突然表れた気がするのだと思う。
ありゃー、と、「メラノCCを止める前には薄かったことを踏まえると」、メラノCCって効いていたのか?と、またメラノCCを使い始めたら、シミの濃さはけっこう数日で気にならなくなったから、こりゃーバカにしていたけど、わりと効くんだな、と解釈。
すごいわ、これ。
ビタミンCがたとえ濃度依存的に高まるという事実があるとしても、高濃度でなければ効かないというわけでもなくて、3%でも効果はあるんだと認識しました。
多少飛び飛びではあるものの、ダラダラ使った長期間があったから、これまでシミ色は許容範囲で済んだように思います。
考えようによっては1000円くらいだからどんな時も買いやすく、けど1000円なりに粗悪なら1つで止めたけど、1000円くらいなのに真摯で正統たから長期間継続できたのだと思います。
以後も、シミは消えはしないけど退化はしてくれるというか、薄ぼんやりはします。
よかった、使ってみようと思った最初があって♪
ずっと継続しなくても、たまに1本使い切り、長らくは開けずしばらくしたらまた使う、というスタンスであれ、シミは主張はせず、私基準の妥協シミ色でおとなしくしています。
この価格にして酸素供給遮断容器
そして初めて使った時に驚いたには、この価格で見事だと感じる、外部からの酸素供給をできるだけ遮断した容器です。
初めて見た時は安っぽいと感じたけど、違う違う、安っぽいのじゃなくて安いのだから、工夫に敬意を持ちました。
1滴ずつ出ます。
安いし 効かないだろうし まぁいいや
で使い始めて、確かに即効での手応えはなかったけど、しつこくリピートしたのは、この価格で販売する上では工夫をしたであろうこの容器に信頼を感じたからかも知れません。
他では「こんなで本当にビタミンCは壊れないのか?」と思う容器のものも多々あるからです。
前身はメラノバスター
この「メラノCC 薬用しみ集中対策美容液」には2005年発売の前身があったそうです。
前身は、有効成分のピュアビタミンCを肌の奥深くまで浸透させる高浸透処方が謳いの「薬用メンソレータム メラノバスター しみ・そばかす対策液」。
まるで殺虫剤みたいな名前だな~
2009年に現在の「メラノCC 薬用しみ集中対策美容液」としてリニューアルしたそうです。
成分表
簡単な説明ですが。
- ※医薬部外品」として登録される商品は、成分表示が配合順になっていない場合多々で、冒頭に有効成分』の記載があります。
配合量は分かりにくいけど、有効成分が瞬時に分かるので、使用目的も認識しやすいです。※。
有効成分としてーーーーー
- アスコルビン酸=ピュアビタミンC
- 酢酸トコフェロール=ビタミンE、血行促進作用、酸化防止剤
- グリチルリチン酸ジカリウム=消炎作用
- イソプロピルメチルフェノール=防腐剤、防カビ剤
その他成分ーーーーー
- ビタミンCテトライソパルミテート=油溶性ビタミンC誘導体、
詳細はタイトル「ビタミンCコスメ」の「油溶性ビタミンC誘導体」「テトラヘキシルデガン酸アスコルビル」へ - エトキシジグリコール=溶剤、粘度低下剤
- ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油50=合成界面活性剤
- BG=保湿剤、溶剤、粘度低下剤
- エデト酸塩=EDTAのこと、酸化防止剤、防腐剤
- 香料=単一香料又は調合香料
メラノCC 薬用しみ対策 保湿クリーム
間違えて買いましたがついでに
ビタミンCは持続型かつ穏和な水溶性ビタミンC誘導体の「アスコルビン酸グルコシド」。
詳細は、タイトル「ビタミンCコスメ」の「水溶性ビタミンC誘導体」「アスコルビルグルコシド」へ。
「役立たずビタミンC誘導体」などとも言われていますが、私自身は持つ分解酵素に合っているのか、意外とビタミンCらしい効果を感じる成分です。
医薬部外品なのでビタミンC濃度は3%。
販売名は「薬用ホワイトニングクリームC」。
滑らかなクリームです。
オイルっぼい美容液より使いやすいけど、ビタミンCの効果狙いなら、美容液の方が効きます。
成分表
有効成分としてーーーーー
- L-アスコルビン酸2-グルコシド=グルコシド型の水溶性ビタミンC誘導体
- トコフェロール酢酸エステル=ビタミンE、血行促進作用、酸化防止剤
- グリチルリチン酸ジカリウム=消炎作用
- イソプロピルメチルフェノール=防腐剤、防カビ剤
その他成分ーーーーー
- サリチル酸=角質軟化ピーリング作用、製品の抗菌防腐作用
- サクラ葉抽出液=保湿性、酸化防止性
- メマツヨイグサ抽出液=消炎性
- ホホバ油=液体ワックス、保護作用
- 乳酸=pH調整剤、保湿剤、角質柔軟剤
- ハクガイシ水解エキス=保湿
- ローズヒップ油=油剤
- エデト酸ナトリウム水和物=EDTAのこと、キレート剤、殺菌防腐剤
- 疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース=合成ポリマー、皮膜剤
- カルボキシビニルポリマー=合成ポリマー、乳化安定剤
- 水酸化K=pH調整剤、アルカリ剤
- セタノール=油剤、乳化剤、乳化安定剤
- POE硬化ヒマシ油=合成界面活性剤、乳化剤
- モノステアリン酸グリセリン=合成界面活性剤、乳化剤
- ペンチレングリコール=溶剤、殺菌剤、感触改良剤
- 濃グリセリン=グリセリンのこと、保湿剤、変性剤
- 軽質流動パラフィン=ミネラルオイルのこと、油剤、閉塞剤
- トリエチルヘキサン酸グリセリル=油剤、閉塞剤
- トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル=油剤、閉塞剤
- BG=さ皮表の柔軟化作用、保湿作用、バリア改善作用、抗菌、防腐作用、植物エキスの抽出溶媒