Larネオナチュラル パーフェクトナチュラル ヒーリングローション・スキンウォーター

※公開後、「Larネオナチュラル」は根幹美スキンケア「Natures for 」に変わっています
内容に大きな差はないようですが、ローズ水はフランス産のオーガニックローズをブレンドしたそうです。

ーーゆっくりゆっくり肌が土台から潤い、肌密度が高まる水ーーー

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使ってみた感想

たとえシンプルミニマルケアを好んでも、ある点では必要不可欠だと感じる「水もの」。
植物を抽出したチンキでつくる手もあるけれど、だいたいは強いアルコールで抽出せねばならない点で、円く熟すまでには時間がかかり過ぎるのもあって、ふだんは精油蒸留の際の副産物であるフローラルウォーターを好んでいます。

そんな中、春先に「水を一切加えない」と書かれたこの「ヒーリングローション」を見つけたので使ってみました。

率直な感覚は「ただの水ちゃうん?」。
だって、感触が水。
同じ水であれど、小さな小さな分子の精油が混じったフローラルウォーターのようにスッと馴染む感覚もなく、どちらかというと精製水に近いのです。
「月桃とローズの香り」とあるけれど、仄か過ぎて、鈍感な私にはピンと来ません。
全然癒されない。

けど、スプレーボトルに入れ換えて顔にスプレーし、手の平全体でゆっくり温めていると、スッとは馴染まなくてもしばらくすると表面の水が消えたようにサラサラになって浸透していく感覚を持てます。
それを繰り返してみると肌が内側からシットリしてきます

ケミカルヌルヌル保湿剤でシットリするのではなくて、水そのものでナチュラルに潤っていく、つまり「素そのものが潤う」感触です。
なので、使い続けてみると、肌の土台自体が徐々にしっかり潤って密になり、頑丈になっていく気がします
特に花粉や黄砂、埃という外敵の多い時期に使っているので分かりやすいのですが、土台がしっかりしていれば多少のことにはビクともしなくなります。

ケミカルヌルヌル保湿剤も「とりあえず、とにかく、急いで潤わせたい」場合には非常に有効だと思います。
それはいわば対症療法に当たり、肌がひからびて突っ張っているくらいなら、表面は劇的に緩和します。
表面がパサパサのままだと刺激に弱くなるばかりで、最終的に内側までが酷いダメージを食らうゆえ、この対症療法は悪くはありません。

対してヒーリングローションは自然療法如く、劇的緩和ではなくじっくりじっくりな効果です。

ふだんは
洗顔→ヒーリングローション→ブレンドオイル→ヒーリングローション(→美容液→クリーム)といった使い方、
乾きが気になる時には
洗顔→ヒーリングローション→ブレンドオイル→保湿化粧水(→美容液→クリーム)
に切り替えると自然療法と対症療法の美味しいとこ取りができると思います。
(()内は状態に応じて使ったり使わなかったりです。)

※粘度がなくサラサラ質であるだけに手の平に乗せると零れ落ちやすく、コットンに含ませて使うには相当量を含ませなければ摩擦があります。
よって、スプレーボトルへの入れ換えを推奨したいです。

ミストタイプも販売されていますが、30ミリでちっちゃいです~。

また、これで物足りない方には、ちょっとグレードアップした「リッチヒーリングローション」もあります。
水!なこれより少しだけ和らぎがあります。

成分

・ベース=富山の無農薬ヘチマ水や沖縄の月桃
・無水
・合成化学成分フリー

  • ヘチマ水=サポニン(皮膚賦活作用、皮膚再生能)、アミノ酸(潤い)、ペクチン(保湿、保護)、カリウム(ターンオーバー)
  • ダマスクバラ水=ネロール、ゲラニオール、モノテルペンアルコール(エストロゲン分泌作用)
  • ゲットウ葉水=抗酸化
  • ローズマリー葉水=抗老化
  • マグワ根皮エキス=メラニン色素合成抑制作用、消炎作用
  • モモ葉エキス=抗菌作用、消炎作用、収斂作用
  • ユキノシタエキス=殺菌作用、美白作用
  • クマザサ葉エキス=細胞膜活性作用



旅行や日常の持ち歩き、そしてお試しにも便利な30ミリボトルのミストタイプはちょっと割高(^_^;

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