
ーーー整肌されるDHCゲルマニウムシリーズーーー
今回は大学翻訳センターの、珍しくもライン使用(化粧水~クリーム)体験話しです。
大学翻訳センターのものは、洗顔ネットしか買ったことがなかったと思います。
(あ。ドラッグでリップクリームを買ったことがあるかも。寒空の下で冷血症みたいな唇の色になっていた息子の子にあげたような気が。)。
私はたまに通りがかりに洗顔ネットだけ30個買ったりする変な客。
店員さん、どんだけ泡立てたいねん、なんていちいち思うわけないよねー。
私は要るものだけ機械的に買えるセルフレジが大好きで、人間に何か話されるのが面倒くさい。
昨年のいつからかなくなったみたいだけど、以前は買い物の度に化粧品サンプルを選ぶように言われて、
えー、洗顔ネットしか買わないのに?なんだか悪いっしょ、
って断っていましたが、それはそれでナンダカになるしね。
ある日、レジを待っていたら、どのレジもめっちゃ遅い。
そうそう、どこかよそから観光に来られた方々。
急に他の色もあるのかとか、このカードが使えないのは何故だ、とかみたいなことを延々、翻訳アプリで。
あるあるだよね。
出直そうかと思いながら店内をグルッと眺めていたら、中途半端に昭和臭い容器の化粧品が目に入り、ゲルマニウムがどうって。
ちょっと興味を持ったから、どれか買ってみようかな、どれにしようかな、えー、めんどくさい、全部買ってみよう、って、急にライン買いしてみました。
レジが長いからって
マンマと
目次 / contents
悲報・ある面ではゲルマニウムには科学的根拠がないらしい
ゲルマニウムって、そもそもは原子番号32の半導体元素です。
亜金属(金属と非金属の中間的な性質)を持っていて、一般、疲労回復、免疫力向上、ストレス軽減が有名かもです。
有機ゲルマニウムと無機ゲルマニウム、どちらも有効らしいけど
けど、なんと。
ちょっとググってみたら、科学的根拠はないので、効果を謳うと薬機法や景品表示法に抵触する可能性があるそうです。
そういえば、ゲルマニウムネックレスとかブレスレットとかって聞いたり見たりしたことはあるけど、ビミョーに眉唾っぽい怪しさが付きまとうのはそのせいだったのか~。
化粧品はどうか知らないけど、使う前に調べなきゃよかったかな。
GE(ゲルマニウム)シリーズの共通点
この「GE(ゲルマニウム)シリーズ」全般に配合されている浅井フーズクリエイションのアサイゲルマニウム(レパゲルマニウム)は、99.9999%以上の多結晶ゲルマニウムを独自の技術により有機化していて、その結晶性は高く、温度や湿度、光などに極めて安定だそうです。
プラスとマイナスのイオンを持っているので、活性酸素にくっついて酸化することで無毒化してくれるとか。
よって、化粧品への配合で、皮膚本来の機能を発揮してくれるそうです。
訴求は
「保湿、キメ改善、免疫細胞活性化、肌のターンオーバー改善、老化赤血球の分解促進、リフトアップ作用」など。
シリーズ共通成分は、
有機ゲルマニウム、ヒアルロン酸、ローヤルゼリー、ゲットウ葉エキス、フユボダイジュ花エキス、オトギリソウ花/葉/茎エキス、モモ葉エキス、オウゴン根エキス。
全部、無香料、無着色、パラベンフリーです。
各アイテム
GEローションモイスト
保湿化粧水です。
ほぼ透明で、サラっとタイプなので、トロトロ嫌いの人には向いていると感じます。
自身は「適度なサラサラ系」だと思うけど、人によっては物足りないかも?かものかも。
化粧水テクスチャーの「自分ちょうどいい」は人それぞれ、または用途によってそれぞれですが、私自身は、
・あまりに重たいトロトロ系は肌上で遊ぶ感覚苦手(コットンパックには貼り付きが良い)、
・「水ちゃうん?」ほどのサラサラも保湿化粧水としては物足りなく(クレンジング剤の拭き取りには良い)、
なタイプの勝手な感想でしかありませんが、これは最初は保湿化粧水としては軽すぎる感があるものの、洗顔後に「ハイドロソル→ブレンドオイル」を数回繰り返した後に使う保湿化粧水として非常に肌馴染みがよく、途中でだんだん好きになりました。
能書によると、「コットンに500円玉くらいを浸して使う」ようにあります。
でも、もう長年、化粧水のコットン使用から離れていて、久しぶりにコットン使用をしてみたら、昔のようにできるだけ滑らさずに押し込むように使っても、なんとなく擦れが気になるし、化粧水は肌よりコットンに吸い取られている感が。
昔はずっとコットン派だったけど、減りの早いこと早いこと。
クレドやAQミリオリティの保湿化粧水が大好物だったけど、今考えたら、ほとんどコットンさんが吸収してたんじゃね?
で、近年のいつものように手の平の窪みに出して温めてから、手の平で押し込むようにして塗布しています。
サラサラ過ぎて手の平の窪みから溢れやすいので、量に注意。
肌への吸い込みはいいです。
これを3~4回、繰り返してしばらく放置していたら、肌がモッチリするので、サラサラだけどちゃんと保湿剤。
この化粧水にはNMF(天然保湿因子)を構成するアミノ酸や加水分解酵母などがバランスよく配合されているそうです。
馴染みよくもっちりする点と、全く刺激がない点(個人差あります)も優秀だと感じます。
※ しょーもない文句だけど、外観では全く残量が分からない。不便といえば不便。
GEパワーセラム
少し白濁した美容液は、美容液らしく少し粘度がありますが、比較的サラサラ系の部類だと思います。
瑞々しいというべきか。
「みずっぽい」じゃなくて「みずみずしい」ね。
よって、肌馴染みはよいです。
朝晩、各2プッシュずつ使いました。
んで、使ったからどうなった、という感覚はありませんでした。
ごめん、私、肌は常に潤っていて問題がないから鈍感なのよ←いやらしい奴。
ただ、いわゆる即効性はなく、1本だけじゃ分からないタイプかと。
化粧水と同じく、穏やかで刺激無し(個人差あります)。
GEクリーム
真っ白なクリームは滑らかで緩いテクスチャーです。
いやいやいや、私の感覚がおかしいのかも。
多分、一般的によくある美容クリームはこんな感じです。
ベタベタしない方が万人に好まれます。
濃い乳液にも近いテクスチャーですが、やはりクリームなので手の甲に乗せて傾けても流れるような緩さではないし、乳液のような「塗りこめていたら滑りが悪くなる水分蒸発ゲコゲコ感」もありません。
でも、塗布したら、ん?塗れた?みたいな。
基剤の冒頭付近に「スクワラン、メドウフォーム油」とあるので軽いわけです。
言い方を変えると、非常に馴染みがよい、となります。
朝メイクの前にも合う方が多そうです。
これもまた、何か即効性は感じません。
GEパワーセラムと併用していたら、肌がちゃんと整っていくであろう優等生な感覚はありました。
GE Wエフェクトクリー
アイクリームです。
少し黄色みがかったクリーム。
お手入れの最後に使うようにありましたが、確かにGEクリームと比べたらビックリな重たい粘度で、ケアの最後に塗るに相応しい頼もしい貼り付き感です。
保護力抜群。
いわば「天然材料のバーム」のようなスケスケ構造ではなく、言い方は悪いけど人工的にラッピングされた感じ。
ヒアルロン酸が多めなのかな?
ナノ化されたレチノール誘導体も配合されています。
が、だからって、特に大きな効果は感じないけど、ケアというものはまずは自らの潤いを逃さないことが最も重要なので、そういった意味ではよいアイクリームだと思います。
私は目元用に精油をブレンドしたオイルのラップにしていました。
湿気の多い時期には保護どころか過保護になりそうだけど、乾期には有難いラッピング力です。
※ これを閉塞感と感じる場合には吹き出物などに注意しながら使った方がいいかも。
GEマッサージクリーム
ラインの中にマッサージクリームが存在するとは知らず、開けてビックリ。
勝手にクレンジングクリームかと思っていました。
マッサージクリームはめっちゃくちゃ久しぶりに手にしました。
コスデコAQマッサージクリーム(これは優秀でした)以来だと思うので、15年ぶりくらいかも。
洗顔後に使うこのマッサージクリームはGEクリームよりほんの少しエクリュがかっています。
マッサージ後は洗い流さず、ティッシュオフのみでそのまま通常のお手入れに入れるのは面倒がなくて便利です。
手に乗せるとGEクリームより硬めですが、伸ばすといかにもマッサージクリームらしく、油分を感じながらいつまでも肌上を滑って伸びます。
あ。油分、と書いたけど、ほぼ炭化水素です。
1回分、マスカット大くらいの量だと書いていたので出してみましたが、顔からデコルテまで伸ばしても多かったです。
昔々、「バール粒大」のパールは、庶民のパールか英国王室のパールか」、みたいな話題になったことがあったけど、ブドウならデラウェアかクイーンルージュか、みたいになるのでマスカットにしたのかも知れないが、それは甘い思考。
シャインマスカットなのかアレキサンドリアなのかシャルドネなのか、と、パールの件を思い出して笑ってみました(日本でいう「マスカット」とは、アレキサンドリアを指すそうです。)
で、マスカットといえば私がイメージしてしまうシャインマスカット分では多いと思います。
いわゆる小顔マッサージは、プロにやってもらうと確かに顔が小さくなるというか、要するにキリリとするので、何度か通いましたが、とにかく予約で時間に括られるのが苦手なので面倒になって、ここ10年近く縁を持ちません。
縁を持たない間にあっちもこっちも閉鎖しているので、有識者らの「シワになる」発言でブームは去ったのかな?
知らんけど。
で、洗顔後に使うブレンドオイルで自分でマッサージするにしても、顔筋マッサージは面倒くさ過ぎて、軽くリンパを流すだけです。
ズボラなのが幸いして、もしかして顔筋マッサージのせいでのシワはできなかったみたい。
ズボラって、心のストレスフリーだし、いいことずくめw
結局、洗顔後にブレンドオイルを使う習慣があるせいもあって、このマッサージクリームは、此処に書くために試しに2度ほど使ってみただけです。
こんなじゃ効果についてはなんとも言えません。
もし、効果を感じた方があるとすれば、
「ティッシュオフのみで通常のお手入れ」
というだけに、もしかしたらこのマッサージクリームがいわばアルビオンやAQの先行乳液(導入乳液)のような立ち位置になり、「水分の多い化粧水の前に使うことで先に肌が耕された状態となり、化粧水が肌に親和しやすくなる」からではないかと。
いや、これまた知らんけど。
そんなイメージが湧いただけです。
私の場合は先にブレンドオイルを浸透させているから、特にマッサージクリームを必要とはしないし、今になってこのマッサージクリームを先行で使っても、肌に融合しないナチュラルではない油分に違和感を持つだけになってしまいました。
うっかり買ってしまったくせに酷評みたいになって申し訳ないです。
マッサージ専用クリームでのマッサージ習慣がある場合、素直にマッサージクリームとしたらば、肌負担なくスルスルと滑る点と、洗い流しの必要がない手軽な点で良品だと思います。
総括
個人的嗜好のせいでマッサージクリームを抜いての感想になりますが。
GEローションモイスト(保湿化粧水)~GE Wエフェクトクリーム(アイクリーム)までライン使用すると、正しく整肌してくれると感じました。
中では
「GEパワーセラム(美容液)」と「GEクリーム」は2アイテムで1アイテム(2個1)で成り立つイメージでした。
(ただの個人的なイメージです。)
通常、他のアイテムは他の化粧品ラインを使っていても「美容液はコレ!」というツッコミ方をしたくなる場合があると思いますが、GEパワーセラムには特に秀でた特徴は見つからないだけに、「この美容液さえ突っ込んでいたらイケてる」とは感じにくかったです。
また、GEクリームに関しても、「クリームさえコレに置き換えたらイケてる」ような感覚はなく。
多分、2個1で肌が整うと感じました。
GEモイストローションは、テクスチャーや後肌が好きなのでリピートしました。
ライン中、化粧水だけリピートするなんてことはあまりないのですが、良さは、邪魔にならない大人しさと静かな優等生効果。
悪くいえば「存在感が淡い」のですが、だから好き、みたいな面でもあります。
余計なヌルヌル嫌いの保湿化粧水難民の方が居たら、お勧めしたいタイプです。
「GE Wエフェクトクリーム」は、本文に書いた通り、保護力に優れています。
ただ、ウリのゲルマニウムそのもののポテンシャルは鈍感な私には感じ取れず。
けど、妙な香料臭さがなく、万人受けするテクスチャーで、肌馴染みがよく、(一般的には)肌刺激物質がなく穏やかでいて、非常に使いやすい化粧品だと思いました。
ドラスティックさは全くないけど、もどもと綺麗な肌はより綺麗さが保たれ、荒れたり弱っている肌は整っていくと感じました。