ーーー手は自分で見えるからーーー
顔は鏡さえ見なければ、どうノイズがかかっていようが、他人には迷惑であれ、極端な話し自分にとっては関係ねぇ、ですが、手はイヤでも頻繁に目に入ります。
できたら「ギョッ」として隠したくなる手で居たくはないものです。
プリオール。
おばちゃんの痛いところをスッと突いて、「あったらいいな」、ってモノが「あるんだ」なブランド。
今回はフォーカスハンドクリーム(ハンドメイククリーム)見っけ。
それとバラドラの遊びネイルのお話しです。
目次 / contents
また衝動買い
あーあ、手も老けたなー
って、もとから骨格がきつくて白魚とはほど遠いからね。
骨感のない白魚に憧れます。
6月のとある日、ドラッグストアでフイに目に入ったポップ。
「年齢サインを見せない、手肌トーンアップ」。
あー、何年か前にもこーいうの、レジで並んでいた時に目に入って衝動買いしたなぁ。
で、また衝動買いしましたよ。
臭いものにはフタをしたいけど、本当は手もなんとかせなアカンな~
めんどくさいしな~
おっ、こんな即席誤魔化しものがあるじゃん、って。
今さらからでも手の紫外線防止
でも、今回はどちらかというと白魚への憧憬より、紫外線防止効果(SPF20 ・ PA+++)に魅力を感じての衝動買いです。
なんでって、昔、さんざん海で焼けただけに、更に焼けたら潜在しているはずのシミが浮いて来る気がして。
ジェットスキーは滑り止めに手袋をするから、波乗りのツケが大ね。
(でも、もう1回生まれてもまたする、シミなんか恐れずに絶対する人生を選ぶ。めちゃくちゃ楽しいから。)
手の甲を護りたいなら紫外線防止のアームカバー?手袋?よくは知らないけど、暑苦しいのに更に腕や手を覆うなんて、私は真っ平ごめんです。
冷感タイプとかなんとかって布も温まったら暑いです。
だから「落ちやすくて意味無し」だとしても、気休めだとしても、一応日焼け止め。
これはUV数値が低いけど、実際はこのくらいでコト足ります。
手は頻繁に洗うし、あちこちで擦れて取れるから塗り直すでしょ。
顔に使っている日焼け止めでもいいんだけど、店頭で塗ってみたら、このハンドクリームの方がトーンアップしてくれるし、すぐにサラサラするから衣服への付着も気にならないと感じました。
ただし、紫外線吸収剤配合です。
- メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
- オクトクリレン
- t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
- ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
衣服に付きにくい利点から、謳いにある通り、首、デコルテのトーンアップ&日焼け止めにも活用できます。
テクスチャー
すぐにサラッとするわりに引っ掛かりもなく、滑らかに伸びます。
天然の油分配合の滑らかさではなく、非常に合成感が強いですが、用途からすると(下記・ハンドメイククリーム)こんなものかと。
コントロールカラーやファンデーションみたいなものです。
ノイズキャンセラー
「しわ・血管浮き・シミを明るくカバーし続ける」と書いています。
色味もだけど、ソフトフォーカスがかかったようになるので、実際、いろいろな肌ノイズから解放されます。
肌色補正(トーンアップ)
淡いパープル寄りのホワイトピンク。
肌色補正効果抜群です。
異様に白くなるわけではなく、ほんのりした補正力。
元よりは綺麗になります。
血管浮き隠し
これは60代になってアチャーなやつ。
このハンドクリームを塗ると「もとよりは目立たない」です。
けど、パーフェクトではなく。
血管って膨らんでいるから、完全にわからなくするのは無理かと。
血管浮きの原因は
皮膚の老化、脂肪の減少に伴って血管自体も弾力を失う
↓
血管は拡張して、収縮はされにくくなる
↓
そして血管浮きに。
対処は、静脈のレーザー焼灼術と硬化療法、または痩せた脂肪を補う、など。
なんだか大層な。
あ
マドンナがロシア式施術とかいう手の美容手術を受けたって(すみません、よく知らないです)。
イヤですねー
まじ、手は年齢バレバレってやつ。
年齢がバレるのは平気だけど、それより奇怪な若作りは手とのバランスが狂って、見た目がかなり恐ろしくなるので痛いのです。
洋服は年齢ではなくキャラで選ぶが正しいと思うけど、鏡を見る時は全身、全部とのバランス、手との相性も見なくっちゃ。
(ただし、80代以上になったらどれだけハッチャケても馴染む不思議。)
当たり前だけど手の不要な血管は、手を真っ直ぐ空に向けたら消えるので、私は自分で気持ち悪いと感じたら空に向けます。
数秒整形www
血管浮きを対処するマッサージもあるみたいだけど、めんどくちゃい。
血管浮き対処のハンドクリームも存在するみたいで、血管を収縮する成分でも配合されているのかもだけど、なんとなく眉ツバ(私見です)。
ケアで消すのはなかなかに難しそう。
で、このハンドクリームは、少しフォーカスかかるだけマシです。
ケア効果を期待してはいけない
ただ、
「これ1本で、手あれを防ぐ」
と書いているけど、言ってもいいかな、
ケア力は全くありません。
そこまで望む方が悪いというかなんというか。
体感的にもないけど、成分が終わってる( ̄□ ̄;)!!
多いなー。
感触改良や安定化などなとに気を回したらこんなにも必要なのか?ありゃー(~_~)
「水に触れるとうるおいバリアが蘇る独自処方」
は多分、そんな感じ。
でも、何かがくっついていると洗えていないみたいで、ついつい泡いっぱいでゴシゴシ洗って落としてしまう私にはあまり意味がないです。
とりあえず「ハンドケアクリーム」ではなく、「ハンドメイククリーム」だと思うのです。
香り
香りは
「アロマブーケ(ハッピーエレメント効果)のほのかな香りで、ハッピーな時を楽しめる」
とあります。
簡単にぶっちゃけ言うと、昭和40年代のおばちゃまたちの化粧品の匂い系だと感じます。
ただ、キツくはないので嫌いではなく。
でも「ハッピー」とは違う。
私世代なら私の親世代の三面鏡台のような、遠い日の甘いノスタルジアを感じると思いますが。
もとより名前が。
「おしろい」て。
いくら年配向けブランドだからって、ノスタルジックが過ぎる気がしますが。
けど、香り自体は激しく強くはなく、例えば電車などで塗っても、ロクシタンのシアハンドクリームを塗った時ほどには悪目立ちしない程度です。
(電車でロクシタン塗り塗りに出くわし(え?え?なんの匂い?ってまともにラベルを見ちゃったので判明)、あまりに強い匂いにギョギョっと引いたことが何度かあるので、たまたま比較表現しました。)
容量
容量は40g。
手だけに使ったとしても手は片手で顔一つ分近いくらいの面積だし、首やデコルテにも使っていたらすぐに無くなります。
よーく考えると「特に」とか「ものすごく」ほどには好きではないけど、使う習慣ができていただけに無くなったら無くなったで不便を感じたため、リピートしました。
総括
まとめて
「手、首、デコルテの日焼け止め兼ノイズキャンセラー」。
無くても困らないけど、「あった方が文化的」なもの。
成分表
・水
・グリセリン
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル=紫外線吸収剤
・BG=保湿、抗菌、溶剤
・エタノール=溶剤
・イソドデカン=分岐脂肪族炭化水素、溶剤
・オクトクリレン=エステル、紫外線吸収剤
・ジメチコン=直鎖シロキサン重合体、分散剤、溶剤
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン=芳香族化合物、紫外線吸収剤
・シリカ=体質顔料、ソフトフォーカス効果、粉体の表面改質、不透明化
・トリエチルヘキサノイン=脂肪酸と多価アルコールとのエステル、油性基剤
・ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン=複素環式化合物、紫外線吸収剤
・水添ポリデセン=合成系炭化水素、溶剤
・ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン=メチルフェニルシリコーン油、油性基剤、光沢付与剤
・べへネス-20=非イオン界面活性剤(ノニオン)、親水性乳化
・ベヘニルアルコール=高級アルコール、乳化安定化剤、粘度調整剤、加脂肪剤
・PEG-8=酸化エチレン重合体&多価アルコール、保水性、溶剤
・キサンタンガム=増粘剤
・PEG/PPG-17/4ジメチルエーテル=保水性
・マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル=ステロールエステル、油性基剤
・スクワラン
・酢酸トコフェロール=酸化防止剤
・ヒアルロン酸Na
・セリシン=絹繊維から分離したタンパク、保湿剤
・水溶性コラーゲン
・ユキノシタエキス
・シカクマメ種子エキス
・PPG-17=酸化プロピレン重合体、不活性保湿剤
・アルキル(C30-45)メチコン=アルキル変性シリコーンワックス、増粘、潤滑
・ワセリン
・オレフィン(C30-45)=炭化水素系の油剤の混合物、硬さ付与
・ステアリルアルコール=高級アルコール、乳化安定化剤、粘度調整剤、加脂肪剤
・(ジメチルアクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリンNa)クロスポリマー=耐塩性の乳化増粘剤
・PEG-10ジメチコン=シリコーン系界面活性剤、シリコーン油の乳化剤
・PEG-11メチルエーテルジメチコン=シリコーン系界面活性剤、シリコーン油の乳化剤
・水酸化Al=アルミニウムの水酸化物、粉体の表面改良剤
・BHT=トルエン誘導体、酸化防止剤
トコフェロール=酸化防止剤
・メタリン酸Na=メタリン酸のナトリウム塩、キレート剤
・トリエトキシカプリリルシラン=シロキサンエーテル、粉体の表面改良剤
・EDTA-3Na=酸化防止剤
・ピロ亜硫酸Na=ピロ亜硫酸のナトリウム塩、酸化防止剤
・クエン酸=pH調整剤
・ソルビン酸K=ソルビン酸のカリウム塩、防腐剤
・アルミナ=アルミニウムの酸化物、パール光沢付与剤、粉体の表面改良剤
・フェノキシエタノール=防腐剤
・香料
・酸化チタン=白色顔料、紫外線散乱剤、白色着色
・酸化鉄=無機顔料、黄-赤-黒色の着色剤
・マイカ=体質顔料、光沢付与剤、着色剤の増量・希釈
・硫酸Ba=体質顔料、着色剤の増量・希釈
ネイル遊び
ハリがなくなった手に装飾ネイルは疲れて見えて哀しい情景だし、年齢が高くなると装飾より清潔っぽさ優先かな、と思って、長らく透明ネイルしか使わなくなっていました。
とかなんとか屁理屈付けてるけど、実は透明ネイルはハゲても目立たないし、極端をいうと暗闇でも歩きながらでも塗り直せるから アッハッハ めちゃくちゃ楽チンでクセになっちゃったのねん。
でも、昨年当たりからとうとう飽きちゃって。
クダラン、と感じて。
けど、マダラにハゲたネイルってズボラ丸出しだからマメな塗り直しが邪魔くさい。
プラス年齢的にお上品オホホホホ~に限るわよね、とかって、まずは「ハゲが目立たない」淡いベージュやピンクグレイを選んでいました。
でも、よほどの場面でしかエレガントな格好なんてしなくなったし、どちらかというとアヴァンギャルドに片寄っているから爪だけエレガントって違和感あり。
で、まずはどっち転びにもなる色味を見つけて使っていましたが、特に気に入っていたのは、写真上段左枠の
「プレイフル(PLAY FUL)のアップデートネイル」、
「PUN08シャンパンベージュ」。
微細なラメが綺麗、「なんとなくオサレ」です。
パールなのに乗りやすくてハケの跡に悩まず一気に塗れます。
後、友人とバラドラに入った時に「かわいー!」「きれー!」のノリでいくつか購入。
特にちょっとジバンシィっぽいスタイリッシュさに惹かれたのは、写真上段右枠の
「エクセルのネイルポリッシュ」、
「NL46チューインガム」です。
限定と書いていました。
何がチューインガムなのかよく分からないけど、抹茶カラーというのかな、パールが強めの苔色みたいな色です。
これもパールの乗りが綺麗で塗りやすいです。
夏っぽさに惹かれたのは
「キャンメイクのカラフルネイルズ」のブルー系。
写真下段左枠の左側は
ホリゾンブルー~ベイビーブルーっぽい「N82クラウドレススカイ」。
写真下段左枠の右側
濃いめのブルー、ブルークレイ~サックスブルーっぽい「N85 9PM」。
「N85 9PM」は普通に発色、艶やかです。
「N82クラウドレススカイ」は発色しにくいので、色を出したかったら重ね塗り必須です。
それと、何年も前から繰り返し購入している(そのつもりでいるけど似ているだけで違うものかも)、写真下段右枠は
ラメキラキラネイル「N24トゥインクルドロップ」。
もう少しラメが細かかったらいいなー、とは思っていますが、価格からして有り難く、文句は言えません。
これは10年以上前にアナスイのラメネイルばかりを使っていたら、友人に「ラメラメなんてキャンメイクで充分。キャンメイクに変えたらいいよー。」と言われて以来、ずっとです。
確かに。
ネイルなんてハイブランドでさえ車のラッカーとあまり変わらんから。
ジバンシィとかサンローランとかにはスタイリッシュな色があるから、つい買っていたけど、今は上記のエクセルみたいにデザイナーズブランドにも引けを取らないカッコ良いカラーもあって驚きました。
上記の「NL46チューインガム」は、ブランドだけで括ったらジバンシィというよりGUCCI(アレッサンドロ・ミケーレ時代)っぽいかな。
にしても、何本買っても買ったことを忘れるほどの価格設定がすごーい。
さて。
とりあえずこの5本で遊んでいます。
例えば
少しハゲていたので、今、慌てて塗り直しました。
めっちゃテキトー塗りで汚くて、お目汚しすみません。
「ハゲているが少しマトモ塗り VS めっちゃザツ塗り」、なんとなく「めっちゃザツ塗り」が勝ちました。
しかもついでだったのに「おしろい美肌ハンドクリーム」を塗るのを忘れました。
思い出したら撮り直します(-人-;)
爪を伸ばすことができない仕事なので、短いままで遊び慣れています。
綺麗にしてくれるネイルサロンは「指を普通に動かすことができない不便な状態」のまま超時間がかかって、心の中で時間を返して欲しいと真剣に思ったので一度で懲りました。
80代まで生きていたら、真っ赤とかスカイブルーとかをベタベタ塗って、下品なくらいでっかいイミテーションの石がくっついた指輪を沢山したいです。
ゲラゲラゲラ。
(ただし、大阪人だけどヒョウ柄等、アニマル柄は苦手です~。目指すはパリ1区のエミリオプッチを着たクソババー。)