ーーーポイントメイクという武器ーーー
3部作、「影クマ退治 Vol.2・コンシーラー」の続きです。
目次 / contents
ポイントメイクで誤魔化す
コンシーラーで難点を隠しただけじゃ、もちろんボヤッとしていて貞子ちゃんっぽいし、ポイントメイクは難点から目を反らす効果も持っているから、楽しんで施したいところ。
けど、今回の最初の目的はコンシーラーで隠すというミッションとの併用だったので、特に「暑苦しいポイントメイク」にならないよう、気を付けました。
しっかりベースに暑苦しいポイントメイクは老け見えにも繋がります。
いつものように「どうせメイクをするならナチュラルなんてイヤ」とは言ってられません。
崩さないためにもベースもポイントも作為的ナチュラル必須。
しかしながら締まりなくボヤけた印象では意味なし。
足しているのに引いて見える方法必須です。
引き算は簡略ではなく、お料理でいと「加減」や「手の込んだ仕込み」、ファッションでいうところの「抜け感」「引き締め」「アソビ」などによる深みやコク、洒落感の発現ゆえ、「やりっ放し」ではない手間はかかりますが、出来上がりに透明感と清潔感が漂う上に崩れにくいと感じます(とか理想を語りながら実際は普段は超ザツです(-人-;))。
今現在はしつこいケアによってコンシーラー要らずというか、使わなくてもまぁいいか、程度になりましたが(ばんざーい\(^^)/)、コンシーラーという(私にとっての)クセモノを塗り壁にならずにどれだけ難点をナチュラルに誤魔化すことができるかに精進していた途中、ついでにファンデーションすら以前よりはマシに上手く塗ることができるようになりました(多分)。
今さら。
更についでに手抜きしまくっていたポイントメイクに関してもいろいろな「気付き」がありました。
この度は影クマ対策一念発起のせいで、結局、以前はよく分かっていなかったベースメイクだけでなく、ついでにもとより少しはポイントメイクのお勉強にもなったわけです。
今さら。
まじで本気でイマサラざんす┐('~`;)┌
アイシャドウベース(仕込み)
写真、腕に塗ったのと現物が逆になりました(-人-;)
アイシャドウの前に書かねばならない私の必須アイテムは、なんとあのギャル(言い回しが昭和ですまん)ブランドのキャンメイクの「アイシャドウベース」です。
サラサラマットなチューブの「ラスティングマルチアイベース」じゃない方です。
なんとも痒いところに手が届くアイテムが溢れているキャンメイク。
小さな什器にあれもこれも並んでいるのが苦手で滅多にちゃんと眺めないのですが、これは何年も前に何かの拍子に見つけて使ってみて以来、気に入り過ぎて何度もリピートして、あまりに当たり前に使っているので書き落とすところでした。
今回の「目眩ましポイントメイク」というテーマからして、書き落としたら後悔していたであろうほどに瞼に濡れたような艶、すなわち若々しい瞼を与えてくれます。
湿感ありネラネラの「練り状」といえば「練り状」ですが、肌に乗せるとテクスチャーは比較的サラリとしています。
薄~くファンデーションを塗った瞼、あるいは素の瞼に指でサラッと塗ると、簡単に嫌味なく瞼が濡れたように輝きます。
濡れ感は「感」だけで、全くベタベタはしません。
上からアイシャドウを重ねても「濡れたような輝き」は消滅せず、何時間経っても瞼が艶めいています。
また、その上でアイシャドウの持ちもよくなります。
2色あって、「ピンクパール」は淡い淡いベージュアイボリーで、少しピンクがかっているので肌に馴染みやすく「作為的ナチュラルウルウル瞼」が作れます。
「ラディアントブルー」は白に近いライトグレーで、瞼に濡れツヤと「サクッとした明るさ」をもたらします。
どうしてもアイシャドウとコーディネートしたい場合は準じた方の色味を選びますが、どちらも何色を乗せても相性が悪いといった問題は起こりません。
2色共に色味そのものの主張は強くありませんが、このベースの反対色を乗せると、そもそもの色よりホンのちょっとだけ変化したりするのも面白いです。
一色だけ手元に置くなら、「ピンクベージュ」の方が便利、無難たと思います。
アイシャドウ
ワトゥサ・ポイントカラーズはマイ必須
この数年のお気に入りブランドはアディクションやナーズなどで、色味にワクワクして主役カラーに使ったりしますが、結局は長年、必ずワトゥサのポイントカラーズを使ってしまいます。
使い慣れのせいもあると思いますが、色味と共にしっとり艶感が優れているし、パール感やラメ感を持つカラーは(少ししかないけど)そのパール感ラメ感の「ケバくない、だけど退屈過ぎないちょうど良い主張」から離れられないのです。
ワトゥサポイントカラーズ湿式ならではの柔らかさと滑らかさ
また、ポイントカラーズは、湿式パウダーならではのしなやかな柔らかさを持つゆえに仕上がりはツヤツヤ、ヌラッとすらします。
瞼に油分やハリが減少していく世代に硬いパウダーを乗せるとパサパサする場合がありますが、ポイントカラーズは長時間経っても乾き感が全くなく、生き生きと滑らかなままです。
そして。
おばさんは、アイカラーをガッツリ濃くすると、おおよその場合、老けます(色味の濃さではなく、乗せる濃さです)。
多分、どのような顔立ちでも骨から筋肉が下がってゴツゴツして来て有り難くない陰影が付いてしまうため、作為による「彫り」「影」は不必要なのだと思います。
その点、ポイントカラーズは柔らかく発色が良い分、力加減によってはベタ付きしそうでいて、根底に透明感があるからテク無しでも軽さが出ます。
もちろん、柔らかい毛のブラシで、できればブラシワークは優しく優しく軽く。
指でザクッと塗って濃さを調整しても大丈夫。
ポイントカラーズのリピ色
全色揃えて以来、すでに16年以上愛用しているだけに、むろん途中でリピートした色がいくつもあります。
全色使ったからの、ただの私の個人的趣味嗜好ですが、最もリピ率が高いお気に入りはこの独自パレット2つです。
4色パレットの方は、大抵どのようなメインカラーにも必ず使う名脇役カラーです。
8色パレットの方は、明るめブラウニーなマイスタンダードカラーです。
名脇役4カラー(最後に使う魔法ブルー、大人パールとラメ)
この4色パレットは、他のどのような色味、様々なブランドのアイシャドウを使っても、ほぼ必ず使う名脇役4色です。
★お勧めの使い方「no.517ミスティフォギー」
私のミソとなるのは、4色パレットの 一番右の「no.517ミスティフォギー」です。
これはある時、ニュアンスカラーズの「no.411アズール」を切らしていた際に代用してみたら最高だったのです。
そもそも「若い瞼はほんのり青い」という発想から生まれた「no.411アズール」。
アイカラーがブラウンだろうがピンクだろうが、何色でも、最後にこの「no.517ミスティフォギー」を「眉と目の間くらいの幅の柔らかいブラシ」でサッと一ハケすることで瞼に透明感が出る、延いては顔立ち全体に透明感が出ます。
もちろん「no.411アズール」の方が「ニュアンスカラー」なのでニュアンスままに、「ごくわずかでありながら相当に違う感じを与える」のですが、私は年齢のせいか、この「no.517ミスティフォギー」の方が鮮烈な違いを感じやすいです。
これは絶対にお勧めしたいです。
「no.411アズール」はアイカラーそのものにならないのに「目元限定で使うにはデカ過ぎる」、と思う方に半分サイズの「no.517ミスティフォギー」なら、普通のアイカラーにもなるので試しやすいと思います。
★イタくない涙袋メイクを味方につけたら生き生き元気顔実現
若い女子の間でバズっている涙袋メイク。
今回、プチプラブランドでいろいろ見ていて、「涙袋メイク」は視線を目元に引き付けるので、ひょっとして「影クマからの視線外し」にいいかも?と思いつき、専用のアイテムも少しあれこれ買ってもみましたが、私のようなBBAが涙袋メイクをデフォルメすると限りなくイタイ顔になりまして。
いやー、難しいです。
そして専用アイテムから離れてオトナパールやオトナラメならどうにかなるんじゃ?と、ワトゥサポイントカラーズで試してみました。
「no.514クレイジームーン」「no.511リュン」
は、目頭に入れると上品を保ったインパクト大。
目元がパチーンと非常に明るくなります。
「no.514クレイジームーン」はホワイトではなくアイボリーで、白浮きなく肌に馴染むパール。
けっこうパール感は強いのになんとなく品性を保っている点で、年齢が高くても臆すことなく使える貴重なパールです。
※悲報「no.514クレイジームーン」は廃盤になった様子です。ちょっとインパクトに欠けるけどオトナな「ポイントカラーズNno.801シャンパーニュ」を代用します。マリークワントのパールもいいよ。※。
「no.511リュン」は白に見えますが偏光パールの類で、ほんのりブルーという凝った色味。
これらと多色キラキラ「no.515シフォンズ」を涙袋に入れて、「なんとなくな涙袋メイク」を。
さすがにワザとらしい涙袋を作る年齢ではなくても、パールやラメを「目頭と、下瞼に細く入れる」と目そのものがかなりの度合いで生き生きと輝き、影クマなどのアラに視線が行きにくくなります。
更に涙袋を強調する場合は、本来ある涙袋の下の影部分に「no.518リーフパイ」や「no.520バルコニー」などの明るめブラウン系で細いラインを引きます。
専用の「涙袋ライナー」でもよいと思います。
いつも微笑んでいるような目元になります。
いや、すごい。
「涙袋全体に肌色コンシーラー&パールシャドウの下に極細影色ライナーでラインを引く」と、涙袋が無い人にもハッキリと涙袋が出来上がるからビーックリ。
もはや絵画のワザ。
自身、「なんとなくな涙袋メイク」に慣れてから、顔全体が生き生きしたように感じます。
★パールとラメは上瞼真ん中に指で乗せちゃうと楽
「no.514クレイジームーン」「no.511リュン」「no.515シフォンズ」はそれぞれ、上瞼の仕上げに上瞼の真ん中に指でチョンと乗せると更にパーリーもしくはキラキラ元気になります。
また、「no.515シフォンズ」は下瞼の正面を向いた時の黒目の下に細く入れるとキラキラ倍増。
私には、このヒカヒカキラキラメイクって、1980~1990年代のイメージなんだけど?
またヒカヒカキラキラしてきましたね。
下瞼涙袋メイクの前に硬めのコンシーラー
もっと「涙袋はココですよ」にする場合は、アイカラー前にコンシーラーで涙袋に涙袋幅の太いラインを引くと出来上がります。
硬いコンシーラーの方が落ちにくいので、パレットタイプのコンシーラーをブラシで引きます、
ブラシはコンシーラー専用の細いブラシがなかったので、質感的に手持ちのリップライナーブラシを使ってみましたが、ちょうどよかったです。
いくつかのブランドに「涙袋用の細いペンシルタイプのコンシーラー」がありますが、私にはテクがなくて固くて乗らないのでボツです。
下瞼メイクには細いブラシを持っておくと便
下瞼メイクはチップでもいいけど、細い細いブラシ推奨。
(写真は使用中の適当撮影で、どこの何か分からないものも混ざっています。)
ワトゥサの細い細いブラシは細かいワークにめちゃくちゃ使いやすくて、昔に5本くらいストックしていたのでまだ健在です(今は廃盤みたいです)。
また、ワトゥサの昔々の「なんとも程よい大きさのブラシ」がセットされた何かのノベルティーを6セットくらいゲットしていたので、まだ新しいものが残っており、便利に使っています。
細いブラシを選ぶ時は、「しっかりコシのある」ものを選ぶことが重要です。
細かい部分に使うのにコシがなかったら毛がバラけて「乗せたい部分に乗らずに乗せたくない部分に乗る」などの問題が起きやすくなります。
サッサと素早くメイクをするためには、ブラシの品質大事。
ブラシについては、今は昔より様々に揃えやすくなったので、特に細い細いブラシを試してみて欲しいと思います。
下瞼目尻側にもカラーを
下瞼の「正面を向いた時の黒目の外側くらい」にワトゥサポイントカラーズであれば「no.529オランジェ」や「no.519アプリコット」、アソビで「no.521ざくろ」など、明るめの色を細いブラシ入れています。
目がくっきりします。
そして色がないより雰囲気が和らぎます。
ここには暗い色を入れたら汚れて見えます(妖艶に似合う人も居ます)。
自分スタンダードパレットの理由
8色の独自パレットは何故この組み合わせかというと、「暗くならない抜け感があるブラウンメイク」ができるからです。
例えば(あくまでも例えば)「no.518リーフパイ」や「no.520バルコニー」をベースにして、「no.529オランジェ」や「no.519アプリコット」を締め色に。
ガッツリ締めたい時は「 no.528ゴールデンデリシャス 」。
「no.530ヒマワリ」を瞼上方眉下に入れて、瞼を軽くしたり。
そして前述のように最後に「no.517ミスティフォギー」を一掃け、です。
番外・涙袋専用もの
一応、まだ捨てていない3種類だけ書きます。
写真一番上はキャンメイク「ライティングリキッドアイズ01」。
ベージュっぽいキラキラリキッドです。
涙袋専用というわけではないようで、上瞼にも使えますが、問題は「消えて無くなりやすい」点と、塗りながら掠れやすくて下瞼などに細いピンポイントに入れるには難しい点です。
安いのに文句言うなって話しではありますが、塗れていない部分があるからって重ねると逆にほとんどが剥がれたり。
私には使いこなせず。
真ん中は「アイムミミ」の。
え?私?( ̄▽ ̄;)ちゃうけど。
「スティックシャドウシマー001シュガープリン」は、繰り出し式ペンシル型のパール満載シャドウです。
これ、狙った位置に乗せにくいくど(私が不器用なだけかも)、乗せたら全然落ちません。
すごい。
ビタッと貼り付きます。
けど、選択した色が悪かったのか、「塗る時は普通、後から遠目に見てビックリ」なハンパない輝きっぷりがイタイおばさんになったので、一度きりでパスです。
また、全体的にメイクが落ちてきても、コレだけ全く落ちずにヒカヒカって点にビビります。
どうしてもパールを落としたくない若い女子にお勧めです。
(ただし、まるで落ちないゆえに描くときに失敗したら手直しが大変でする。)
一番下は下瞼専用ペンシルコンシーラー。
キャンメイク「アイバックコンシーラー01」です。
上記通り、私には硬いし、重ねても滑るしで使いにくかったシロモノ。
実は小さなシミ隠しになるんじゃ?とも思ってのお試し購入でしたが、滑るテクスチャーがシミには向いていないようで、使いこなせませんでした。
繰り出し式ですが、キャンメイクのペンシルアイライナー同様、出したら戻らないタイプなので出し過ぎ注意です。
番外・レブロン・ソー フィアス! プリズマティック パレット (966 ザ ビッグ バン )
横道ですが、今、好き過ぎる主役カラーがこのパレットの右から2番目のバイオレット寄りのピンクです。
見てすぐに「この色、欲しかった!」と、衝動買いしました。
淡くない優しくない、言い換えれば突き抜けた濁らない「とにかくピンク」。
ピンクというより、いわばかなりピンクに片寄った白みのない明るいバイオレットカラーでもあります。
この色、デパートをグルグル回ってもなかったのです。
肌に乗せたら透明感はオチますが、こんなものかと。
個人的なお話ですが、自身、紫の中ではパープル?ラベンダー色?がめちゃくちゃ苦手で、ワトゥサポイントカラーズの「no.512ヒヤシンス」は全く使えません。
和名でいえば「青紫」が好きで「藤紫」が嫌い。
洋服もワトゥサでいえば「no.526スミレ」は着ますが、「no.512ヒヤシンス」は選ぶこともありません。
似合わないわけではないらしいのに自身が居心地悪く「らしくなくて笑える」のです。
バイオレットピンクに片寄った紫はメイクも服も大好きです。
けど、キツいから?アイカラーに限らず、どのようなアイテムにも少ない色だと感じます。
このソー フィアス! プリズマティック パレットのテクスチャーは硬くて少しパサいけど、パール感が程よく、艶瞼になります。
想像していたより仕上がりはよきです。
他の3色も綺麗で、右端のゴールドは眉外側の眉下に入れると何気なく洒落ます。
チーク
ワトゥサポイントカラーズのチーク系リピ色
ワトゥサのポイントカラーズはチークにもなりますので、このようなミニパレットも常備しています。
「ニュアンスカラーズno.410ラヴェンダー」は相変わらず素晴らしい(写真、現在、底見えですみません)。
本来、頬にニュアンスを与えるためのパウダーではありますが、これだけでも充分、ほんのり優しい幸せホッペになります。
ポイントカラーズでよく使うのは「no.521ペシェ」か「no.523エンジェリック」。
柔らかくてポッと可愛い。
こんなにも見た目ままの発色をしてくれて、だけど馴染んで、尚且つ透明感を保ってくれるカラーパウダーは稀有です。
「No.521ペシェ」の方は、一般的ブランドでは「堂々ピンク色」として販売されている珊瑚ピンク系。
多分に万人ウケカラーです。
ほとんどの方がこの色を選択されるかと。
でも、使ってみたら分かる「ありそうでない透明感ありありの「珊瑚ピンク」です。
「no.523エンジェリック」は見た目どぎついブライトピンク。
先にも書いたようにコスメ界では何故か「珊瑚色」がピンクの台頭になっているけど、私にとってのピンクとはこのような色をいうのです。
珊瑚色は赤みが強い肌色みたいなものでしょ。
昔々、PAUL&JOEのケースを「可愛いピンク」という人がたくさん居るのに私は平気で「ブタの肌色」って言ったもんね。そう思ったから。
で、「no.523エンジェリック」は本物のピンク。
真にピンク、突き抜けてピンク。
見た目この色をチークにしたらコメディアンになると思う人もありそうだけど、不思議と頬がヤンワリ優しく色づき、ビックリするくらい顔がアガります。
濃い色のチークが似合わない私が言うからホント。
他、ポイントカラーズの中では「no.520バルコニー」「no.519アプリコット」もチークになります、
カッコいい系になります。
(廃盤は、この世情の中、イタリア製などの理由もあるかと。)
で、大きなブラシが隣の色と混ざるのが意図に合わない時は、このように離してセットしています。
デイジークBlending Mood Cheek #05 Violet kint
これも横道ですが。
プチプラコスメ売り場を歩いていると未知のものに遭遇しまして。
今現在、便利に使っているヘビロテチークです。
チークというと、ピーチピンクかサンゴピンク、アプリコットピンクといった、黄色に片寄ったピンクが多くて、ほとんどに興味がないのですが、あれ?珍しい、ラベンダーカラーだ、
って衝動買いしました。
(目元と洋服以外ならピンクに近いラベンダーカラーは好きです。)
濃いチークが似合わない私には、このほんのり色付く淡い青みピンクカラーは貴重です。
肌に乗せると、いや、乗せる前から全体的に白濁感があり、不透明感ありますが。
まぁいいか、みたいな。
好きな色を中心に適当に混ざりながら、大きなブラシで一履けしています。
結局、隣や上のバウダリーピーチが混ざるのだけど、このパウダリーピーチは淡いので耐えます。
よく知らないブランドですが、Kコスメでした。
テクスチャーは全く悪くはなく普通です。
眉マスカラ
アイブロウは相変わらず、恐ろしいくらいの手抜きで通していますが、昔はうまく使えなかった眉マスカラを使ってみました。
眉がマシになると、影クマから視線が外れるかも、みたいな下心です。
もしかして、めっちゃ進化してる?
昔はとりあえず両津さん(注釈・こち亀ね)みたいになっていたのに、今は簡単に「きちんとしたナチュラル眉」になります。
昔は私が下手過ぎただけ?
とりあえず2種類選択。
デジャヴ・フィルム眉カラー(アイブロウカラー)
写真上です。
今回は当たり前のニュートラルな「ナチュラルブラウン」選択。
なんの嫌味もない超ナチュラルで退屈な色だと関します。
非常に使いやすいです。
昔は眉毛にボテッと付きやすくて難しかったけど、ブラシがとても小さくて、液体の緩さ硬さのバランスがよく、テク無しで眉がほんのり染まり、キリッと整います。
ケイト・アイブロウカラーN
写真下です。
もしかして眉を明るい色に染めると垢抜けるのでは?な下心から、黄色味が強そうな色「OR-1レトロオレンジ」を選んでみました。
実際は少しピンク色が入ったアッシュ系だと感じます。
もっとヤンキーな色を想像していましたw
デジャヴ眉マスカラほどに簡単ではないけど、意識的に力を緩めてジグザグ使うと、まぁまぁまぁ、ド下手な私でもうまく使えます。
眉色が淡くなり、目論み通り、自己満足ながらに多分、垢抜けます。
メイクは自己満足、大いにけっこう。
これなら、もっと面白い色にもトライしちゃおう。
これをきっかけに考えたに、もはやなんの制約もないから、ヘアカラーも変えちゃおうと思いました。
眉マスカラを人生の終盤に使えるようになるとは(ノ_・、)
一度で諦めてから幾年月。
もっと早く使ってみたらよかったと思ったアイテムです。
シェーディング
私自身は過去、「放っていたら痩せ過ぎる」という面倒な人で、痩せると頬がコケるため、とにかくノッペラ顔にしたくてシェイディングには興味が持てませんでした。
しかし、60才になってからだったか、いつからかご多分に漏れず、「放っていたら太る」へとスライド。
ゲラゲラゲラw
まぁ、父が亡くなってから父にスライドしていた大額の¥が不要になったし、ついでに欲も失くなって、仕事を完全セーブしてしまい、深夜や明け方に父の家や救急病院に駆け付ける労力も無くなり、好きなことだけしていると根がヲタクだから相当に運動量が減ったためもあるっぽいですね。
人間は過酷な方がプロポーション保持にはいいのかも。
は関係ない雑談でしたが、
太ると頬もフックラ、イヤでもノッペラ顔に。
もちろんアゴも安西先生(注釈・SLAM DUNKね)へと向かう付録付きw。
痩せコケ頬と戦っていた頃のことを考えると有難いっちゃあ有難いのですが、希望しているノッペラを越えると私はモサいんす。
で、目頭横の鼻の付け根から眉下付近にかけて「ノーズシャドウ」なるものと、両アゴラインに「フェイスシャドウ」を入れてみるようになりました。
幼稚園生のお絵描きに過ぎないにしろ、
シェーディングにはシェーディング専用パウダーを使うべきだと思っていた自由さのないカチカチ頭だったピュアな頃は、必ずワトゥサの「ニュアンスカラーズno.413シナモン」一択でしたが、アイメイクついでにポイントカラーズの「no.518リーフパイ」や「no.520バルコニー」を使ってみたら、シェーディングにもなり、違和感ありません。
キャンメイク・シェーディングパウダー
ワトゥサのニュアンスカラーズを切らした時、色のみで選択したアイブロウパウダーに使っているキャンメイクの「シェーディングパウダー」を使ってみたら、なんの問題もなく、非常に便利に使えています。
素晴らしい。
眉には「01デニッシュブラウン」を使っていますが、シェーディングには間違えて買った「02ハニーラスクブラウン」の方が活躍しています。
明るい色でオチないからかも、
キャンメイクではカラバに「ブルベ、イエベ」を提案してくれていますが、あまりピンと来ません。
普通に他の2色も試してみたいです。
一応。
眉に使うと「毛」があるからか?落ちないけど、肌そのものでの「持ち」は悪いです。
ま、出来上がりは自己満足できるから、まぁいいか、
シェーディングを試してみたい方には嬉しいプチプラ。
これを参考に実際のお気に入りカラーを見つけられます。
ノーズシャドウには人差し指くらいの丸いブラシ、フェイスシャドウには大きめフェイスブラシを使っています。
ハイライト
ハイライトは、これまた今までたくさん購入はしたけどイマイチ使う意味が分からず、ほぼ使わなかったアイテムなのですが。
嬉しくない事実、輪郭が弛んで来ると、特に顔の上半分は骨格が窪みます。
下に落ちる(垂れる)からでしょう。
なので私は、若い時にはシェーディングしたコメカミは逆にハイライトで膨らませることにしました。
窪む影は膨らませて見せるという理屈です。
忘れなければ、あるいは時間に余裕があればね( ゚ 3゚)
ハイライトはチークの輪郭ボカしにも使えます。
ほぼ、ワトゥサのニュアンスカラーズの「no.412バニーユ」、ちゃんと使うようになったので現時点ではクレ・ド・ポーボーテの「ル デオスールエクラ」を使っていますが、今回ついで買いで人気らしきセザンヌの「ミックスカラーチークN(03パールハイライト)」と「パールグロウハイライト(01シャンパンベージュ)」を使ってみました。
いや、すごい。
まぁまぁ使えます。
約700円とは思えない優秀さです。
ただ、持ちは全く良くはないです。
近所、短時間なら充分です。
ハイライトを使っていない方は、まずはこれらでお試ししてみると必要か不要か分かりやすいです。
リップメイク
コロナ渦、マスク必須の頃には透明リップクリームばかりで口紅から遠ざかっていました。
楽チン楽チン♪
しかし
マスクを外す場面が増えて唇に色を挿し始め、あ!こんなに華やぐの?
で、止められなくなりました。
さて、おばさんは「濃い赤系」、「淡いカラー」どちらが幸せに見えるでしょうか。
(似合う似合わないは別として。)
「濃い赤系」のメリットは、顔全体がキュッと引き締まり、尚且つ華やぎます。
デメリットは、顔に少しでもくすみがある場合、不潔感が出て妙にヤサグれて見える点と、厚化粧に見える点です。
「淡いカラー」のメリットは、顔全体に和らぎと優しさ、可愛らしさが出ます。
デメリットは、選ぶ色によっては血色が淡い分、生気がなく疲れて見える点です。
どのみち、疲れていたら、口紅は更に疲れて見えるんたけどね(-_-;)(この場合、透明リップクリームで潤いだけマシマシしましょう。)
年齢を重ねたら凹みたくない部分が凹んだりして妙な凸凹が浮いて険しくなる顔立ちの場合は、色味さえ選べば「淡いカラー」の方が和らぎと優しさが出るかも。
独り言・年食ってからザビザビしているのもどうかと思うものの、常時、和らぎや優しさを保って仏にならねばならない強迫観念を持つ必要もないとは思うけどね。
ただ、何につけ、絶対ではないです。
部類としては「赤」ではあるけど、華やぎは出てもキツくはならない透徹した朱赤な紅緋のワトゥサのリップスティックW「no.480マリー」は、作者がパリのマルシェの近くの公園で「ババァが付けていた口紅の色を再現した」もので、「そのババァがものすごくチャーミングだった」とのこと。
「ババァババァ言うな。」と言ったら、「あら、90代だもん、シワシワのババァよ。パリの90代は華やかでチャーミングよ。」とのこと。
白い肌とブロンドヘアーであることが条件なのでは?とも思いましたが、日本人の「笑顔がむちゃくちゃ可愛い」70~90代の方に試してみたら、全く尖ったキツさなく、見事に天使のようにチャーミングになったので、「no.480マリー」は中年50代や初老60代より、むしろもっと年齢を重ねた方の「唇にだけ色を挿すメイク」としてマストな赤なのかも知れないと感じました。
母が生きていたらプレゼントにしたと思います。
(ただし、どの世代の方も肌をも美しく見せ、妖艶チャーミングになる色でもあります。)
で、最も大切なのは「好きなカラー」を集めること。
「似合うけど嫌い」なんていう色はテンションを下げるので顔つきに悪影響を及ぼします。
ワトゥサWリップスティックのリピ色
★モーブカラー
なんたって誰もが使いやすい口紅カラーは多分にモーブピンクかと思います。
でも、くすみピンクは一歩間違ったら暗さとダサさが際立つ難しさがあります。
くすみピンクは母曰くは「おばさんピンク」だったもんね。
そこがそれ、ワトゥサのリップスティックWのくすみ加減は、明るい。
何故かふいに思い出した
あっかるーいナッショナール♪←多分昭和30年代のCM。
ルーブル美術館の絵画を魅せるに優れた蛍光灯。
ちゃう、それは東芝だったか。
長くなって疲れてイランこと突っ込み出したぞ(-人-;)
「no.486シックスティーンマーチ」は、非常に使いやすい色です。
どんな時も、全くでしゃばることがないのに簡単に華やぎ、うるさくない可愛らしさと上品さを抱えています。
迷ったらこれ。
誰かにまずはどれか1色なら?と聞かれたら誰であってもこれ。
一見、つまらないくらいに凡庸なのですが、どのブランドにも必ずあるようでいて、似て非なるのみばかりでなかなか見つからない美しいモーブピンクです。
私個人的には最初は退屈過ぎてスルーしていた色ですが、使ってみたら便利この上なく。
第一印象、人当たりのよい無個性でありたい時に使います。
で。
正直なところ、必ず「棘ゼロ、和らぎ、優しげ」に見せるズル賢くアザとい色だという私の感想は変わりません。
モーブで比べてみました。
「no.492ポエム ドゥ ワトゥサ」は「no.486シックスティーンマーチ」よりかなりローズ寄りな分、取り澄ました感じになり、大人の品格を感じます。
「no.486シックスティーンマーチ」よりワンランク上といったイメージ。
フォーマルにも合うけど、ビジネスシーンや畏まった席にも似合う不思議ローズです。
出向いた先で馴れ馴れしくされたくない時にはコレを塗って、乾いた笑顔でスマしていたらバッチリね(私は喋るとアニメ声なので落差があるゆえ、絶対黙っておくこと必須)。
★ベージュカラー
私がめちゃくちゃ好きなベージュは「no.488フェイ」です。
昔々、ベージュカラーはとにかく選ぶのが難しく、たまに酸欠みたいな色を買ってしまったりの完全なベージュ難民でした。
が、この「no.488フェイ」は、少し赤みに片寄っている分、ベージュなのに顔色が生き生きします。
なのにカッコよくて、こなれた感あり。
名前の「フェイ」は「フェイ・ダナウェイ」なだけに不良モード系。
歯切れのよいお洒落な服を着こなせますが、不良スポーティーなスタイルにも合います。
これも有りそうでいて、艶感含め、似て非なるのみでなかなか無い色です。
ベージュで比べてみました。
「no.493アーバンナイトベージュ」は、「no.488フェイ」より黄色味と赤味と白味のバランスが正しく、少し落ち着いたベージュで、ハードルが高い洒落込み感があり、更にカッコよさの高みに辿り着けるベージュです。
不良モードよりエレガント、それでいてシャープでクールなファッションには最高です。
私のイメージは生きていたリアルタイムの頃のサンローランかな。
仕立てのよいマニッシュなパンツスーツにフリフリシルクブラウス、ジャラジャラネックレス、ってイメージ。
※雑談・ 誰にも言ったことはなかったけど、私が最も好きな色は「no.484ベイビーピンク」でした。
廃盤になりまして( ;∀;)
私は、この年ならではなはずのエレガントな服を着ると「孫の入学式コスプレごっこ」みたいになってテンションが下がるので、いつまでもアヴァンギャルド寄りな寄りな格好をしていて、しかしタイプ的にはクールなタイプでもないので尖り過ぎは似合わず。
だからこそ、優しそうになんか見られたくないわよ、なモードな白味の多いピンク、「no.484ベイビーピンク」は私の必須カラーなのでした。
悲しい( ;∀;)
★赤
ワトゥサリップスティックWで赤を比べます。
最も片寄らないピュアレッドは「no.482レッドレッド」で、実に混ざりけのない真っ赤。
「no.481ヴィヴィッドレッド」はほんの少しだけ朱色寄り、燃えるようなガツン系の赤です。
「no.483ヴェリーレッド」はバイオレット寄りで、うまく言えないけど「紅(くれない)」といった感覚。
自身の顔立ちや顔色に合わせるか、シチュエーションに合わせるか、好みを貫くか、どれも自由です。
これを言っちゃお終いだけど---実は他人の目には「鮮烈な赤」という印象のみでどれにも大きな差異はなく、限りなく自己満足かもだし。
私は迷うのが面倒で、無くなったらいつも3本一緒に買います。
キツい赤だからこそ、指でなぞっても色がかすれることなく消滅することもなく、綺麗な淡マット赤になり、カジュアルになります。
マットティントみたいな感覚。
HYSのパラシュートパンツにパーカーなど、少しワルびたたカジュアルスタイルにこそ合うと思います。
写真は、色を比べやすくしてみました。
マスカラ下地 & マスカラ
ケバくすると逆にアラが目立ったり老け込んだりするアイメイク。
正味、マスカラが最たるケバアイテムかな?
マスカラは淡く大人しくした方が賢そうだし、優しげにも見えます。
でも
ミッキーマウスには無くてもミニーマウスにはあるのよ、フサフサ睫毛が。
ダニエル君には無くてもキティちゃんとミミィちゃんにはあるのよ、フサフサ睫毛が。
女子の特権。
女子じゃなくなってもオンナの特権ではあり。
(同窓生に「みみー、女子会おいでよ~」と言われて、ベタなくだらなさにゾッとしたし「ババ会ちゃうん?」と返事してめっちゃイヤな顔されましたが。女子って何歳までよ?)
私は外面では自身にカツを入れたい方なので、汚ならしくならない程度のクッキリ睫毛派。
マスカラは目を引き締めるし、外面感というかメイク感バッチリ。
このカテゴリーはプチプラとハイブランドの差異が分かりにくい鈍感な私。
でも、安定の良品が多くあると思います。
マスカラ下地
今使っているマスカラ下地は「ファシオ・ベースボリューム」と「ケイト・ラッシュマキシマイザー」。
ファシオはブラウンで、単体でも「おとなしいマスカラ」になります。
マスカラが綺麗にセパレートします。
ケイトは白色の下地で、下手したらマスカラの塗り残しなどで白が浮き立つから使いにくいとか思いながら、そのロング睫毛仕込みの迫力に魅せられ、何本もリピートしています。
私は好きです、この「どうせなら突き抜けスタンス」が。
マスカラ
マスカラは、私はとにかく「滲まない」が優先。
アクビするし、雨でも一人の時は邪魔で大嫌いな傘は挿さないから(人と居ると気を遣われるから我慢して挿します)。
何度か繰り返し使っている
「D-up・ボリュームマスカラ」
「ヴィセ・リシェ ラッシュ ボリュームマニア」
は、とにかく滲まないから大好きです。
どちらもハリッと仕上がります。
(ボリュームを選ぶのは睫毛にコシが無いからです。)
「メイベリン・ボリュームエクスプレス ハイパーカール ウォータープルーフ」は、手持ちの他よりずっとフサフサたわわに仕上がるので好きなのですが、経時なのかアクビなのか原因は分かりませんが、私はたまに滲みやすいです。
新しいスカイハイ マスカラ が出ているからチラ見しつつ、滲んだらイヤだからまだ試していません。
つけまの糊
私はマスカラに長さは求めません。
長さが欲しい時は、目尻だけ付け睫毛をしています。
何故ならマスカラロングラッシュより面倒なく簡単に[/color]長くなり、しかもスッキリすることに気付いたからです。
目尻から2~3cmだけに付けるだけで「なんとなく」目力アップ、しかも「別に知られてもいいのにバレたことがない」という自然さ。
付け睫毛は私は「毛が細め、少し長め、付け根が細い」ならなんでもいいけど、付け睫毛の糊は、絶対「D-up・アイラッシュフィクサー EX552」一択です。
これは素晴らしい。
着脱簡単、全然取れない。
着ける時のコツは、つけまに塗ってからしばらく置いてから付けることかも。
白い糊がブルーに変化して、ギリまで糊を乾かしておくと狙った場所にサクッとくっつきます。
3部作 主要キーワード
3部作、とりあえずは終わります!
もともと伝えたかったキーワードは
- へん顔体操(Vol.1)
- コンシーラー下地に透明赤リップグロス(Yol.2)
- ベースは薄く薄く(Yol.2)
- 瞼に「ワトゥサポイントカラーズ「no.517ミスティフォギー」(Vol.3)
- 涙袋メイクもどきで目眩まししよう(Vol.3)
です。
ろくじゅうさん才の悪足掻き応酬アルバムとして びふぉー~あふたー
気持ち悪いけど蹴飛ばさないでね
全く持って不細工BBA顔晒すな、ですが、造作ではなく、とにかく単純に目の上のたるみ、下の影クマ、曖昧になっていた涙袋によるアシンメトリーに足掻いてみた記録として載せさせていただきます。
自身の顔が嫌いなのもあって自撮りが大嫌いな私ですが、鏡より写真の方が真実物申すと気付き、露骨に頻繁にイヤイヤ撮りました。
自撮り習慣は1ヶ月半くらいで飽きたのでここまでで、一応マシになっていく過程です。
まだ手を抜いたらアチャッではあります。
肌にトラブルがなければ万事良し、ではないことを実感した晩年であります。
★気付きの時 2月初旬
★全然変わらない頃 2月中旬
★ちょっとマシかもな頃 3月初旬
★足掻かないより足掻いた方が良いと判断の頃 3月中旬
長いblogをご覧いただきまして、ありがとうございました!