
ーーーNARS(ナーズ)のベースメイクーーー
(写真のクッションファンデーションのケースは「ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション」のものですが、中身は「ライトリフレクティング セラムクッションファンデーション」です。)
素肌みたいな密着と長時間綺麗なラスティング力が素晴らしいナーズのベースメイクアイテム。
・新作クッションファンデーション
・美しい詐欺肌になる下地
・リキッドチーク
のお話しです。
目次 / contents
ナーズ/ライトリフレクティング セラムクッションファンデーション
薄く乗せるだけで綺麗に仕上がります!
ザックリした感想は、
ナチュラルなツヤが持続
高密着
崩れ知らず
です。
多少、寝不足や忙しさで疲れていても、長時間、見た目的にも肌自体にも疲れというものが見えません(見えにくい、の方が正しいかも)。
本当は肌状態が安定しなかった40代の頃と違って今はどんなファンデーションでもノリがよく、こうなると「なんでもいい」と思うし、何を使ってもたいして差異がわからないのではないかと思っていましたが、このファンデーションは、全体的な大差とまではいかないけど「ツヤやかさの持ち」については差異が分かりました。
その「ツヤやかさ」は皮脂によるテラテラではなく。
明るい月の光りを湛えたような優しいツヤです。
新クッションにスライドしたきっかけは今さらの選択色まちがい
ナーズは、真っ黒の容赦なき真四角ケースの「ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション」の自らの第二の素肌みたいになる自然な貼り付き密着感が優れている点が好きで、他を使ってもずっと常備していました。
もう数年間、ササッと商品番号を伝えて買うだけだったところ、ある日ずっと使っている「VIENNA5879(ピーチベースの明るめ)」という色が、トーンはなんとなく合っているけど馴染み過ぎるというか、むしろ素肌よりファンデーションの方が明度が暗くて冴えないことに最近ようやく気付きました(おそっ)。
密着質のせいもあるにしろ、色が素肌より暗かったら、そりゃメイク感がなくて自然だけどね、せっかく塗っているのに、って話し。
で、「合っている」つもりだった色だけど、今さら「へ?」って。
何故、この色だったのかを思い出すと、コロナの渦中に初めて買いに行ったらタッチアップができず、店員さんに「ベージュじゃなくてグレー転び(決してブルベというフに落ちないカテ分け言葉は使いたくない)というか、のピンク寄りですが、色白ではありません。」と言うと、選ばれた2色の中からテキトーに選んだのが暗い方だったかも。
暗い方がアラが浮かないという持論ゆえの選択でした。
で、今回、5年ぶりに商品番号と最後の「ありがとう」以外の言葉を発しました。
「作為的疑似人見知り」なのと、いつも「ついでに寄っただけなので急いでいる」ため、どこでも滅多に話さないのです。
「ちょっと馴染み過ぎる気がするので、もう少し明るめの色が欲しいのですが。」と伝えました。
すると、
「どうしてもこちらのファンデーションがいいですか?新しいファンデーションでスキンケア力があり、より肌乗りがよくて馴染むし、持ちもよいものが出ていますが、いかがでしょう?」
ふだんは面倒臭くて頑なにスルーするけど、可愛らしい方で話し方にも圧がなくて間合いがよかったので、勧められるままに変えました(鼻の下が長いオッサン的な)。
ファンデーションはすごく進化するから、新しい方がよい場合多々なのです(必ずではない)。
紹介されたのがこの「ライトリフレクティング セラムクッションファンデーション」。
専用ケースは本当は凡庸な丸っこい白だけど、黒の容赦ない真四角がツボ過ぎるナチュラルラディアント ロングウェアクッションのケース(2個目でまだ綺麗)でも入るそうなので買いませんでした。
というきっかけでファンデーション自体を変えました。
これから夏で軽装になるので、色は特別明るくはせず、「ナチュラルラディアント ロングウェアクッションVIENNA5879」より少しだけ明るい「03792 DEAUVILLE(ピンクとイエローのバランスのとれた明るいシェード)」にしました。
ちょっとイエローに片寄っているような気がするけど、とりあえず問題は無いと感じます。
白浮きババァおばさんにもならず、くすみババァおばさんにもならず。
もう一つ上げても大丈夫そうらしいですが、今回は前のものより少し冴えればいいかな、って感じです。
優れています
結果、ナチュラルラディアント ロングウェアクッションより質感が瑞々しく柔らかく、使いやすいです。
また、説明された通り、肌乗りもよく、馴染みも抜群。
訴求ままに「光の反射」を感じます。
テラテラテカテカではない、レースのカーテン越しの自然光、もしくは明るい月光に照らされた優しい反射です。
ちゃんと肌色がアガっているしアラが隠れているのに、見た目には「透け感」があります。
持ちも今の季節なら充分によいです。
歩き回って食べまくって動き回ってお手洗いに行った時に鏡を見たら、なんと。
いつまでも肌色自体は綺麗。
冴え落ちしませんでした。
見た目のカバー感が淡くてナチュラルだと感じるのは、ツヤ持ち自体が良いからだと思います。
真夏の持ちはまだ分かりません。
真夏はもしかしたらナチュラルラディアント ロングウェアクッションの方が持ちはいいかも?とは感じますが、むしろスキンケア効果があるこちらの方が肌疲れが起きにくくて持つ可能性もあります。
今夏、試してみます。
UVについては、こちらはナチュラルラディアント ロングウェアクッション(SPF50・PA+++)より少し低いSPF42/PA++。
50と42の差は、体感ではわかんない。
汗に強かったら、かなりガードするかも。
フォーミュラ
構成は、メーキャップとスキンケアのハイブリッド。
要するにスキンケア効果が搭載されたメーキャップってことね。
特徴は
・サトウキビ由来の保湿成分とココナッツ由来の艶成分が薄膜ベールを実現。
・トリプルC ブライトニングコンプレックスとかいう「カカドゥプラムフルーツ、シトロンピール、プルーンフルーツエキス」でできているエキスやツバキ花エキスなどの73%配合のスキンケア成分が、肌から滲み出るようなツヤをもたらす。
・肌に均一に密着するコーティングされたピグメントが、肌に均一に密着して、ヨレや粉っぽさなくキメの整った素肌のような仕上がりを長時間持続させる。
まとめるとこんな感じだけど、自身はメイク品に於いては体感が全てで、本当は理由には興味がありません。
付属のスポンジ(パフ)
なんとなく、どーでもいい情報とは思いますが。
付属のスポンジは、クッションファンデーションの場合に於いて今はこの形が多い「ティアドロップ型アプリケーター」。
細い先端が細かい箇所にも塗りやすいそうです。
(私自身は他の大きめスポンジやファンデーションブラシを使っているので、まだ使い良さはわかりません。)
クッションファンデーションのスポンジは、メーカーやブランドによって様々ではありますが、基本は多分、湿式のウレタンとかラテックスみたいな。
ポリウレタンフォームポリエチレンフォーム(ポリウレタン及びポリエチレンを発泡させて硬化させたもの)とか。
ツルンツルン感触のものなら、だいたい使えます。
シリコンパフはファンデーションを吸収しないので、クッションにファンデーションがたっぷり染み込んでいる新しいうちなら合うかも。
- ※ クッションファンデーションの使い方
ともするとベタっと付き勝ちなクッションファンデーション。
能面ベタ塗り回避のための
・第1段階は、ファンデーションをスポンジに取りすぎない。
取ってから、内ブタの裏側(パフが乗った裏側)にポンポンして馴染ませる。
・第2段階は、肌に乗せて「塗る」のではなく「ポンポン」します。
目の周りや小鼻付近はスポンジの先や角か指を使います(付属スポンジなら尖った部分で)。
・第3段階は、「全体に均一に塗らない」です。
顔の中で目立つ顔中心の逆三角ゾーンからポンポンして、外側には軽くだけ伸ばして行くことでノッペリ回避。クッションファンデーションのほとんどがそもそもしっかりカバー力を持っているので、重ね塗りの必要も無しで、コンシーラーも要らないです。
できるだけ厚みは回避。自身は一昨年前に「目の下のたるみクマ」が気になってコンシーラーなども使ってみましたが、面倒でウンザリ。
こりゃ素地から治す方が楽だからと、2ヶ月間ほどでケアにてクッションファンデーション辺りであればコンシーラー要らずになり、面倒から解放させました。本当はプロにレクチャーされたわけではなく、よく知らないままでの発言で恐縮極まりないのですが、感覚的な感想をまとめると
「薄く」
「ポンポン塗り」
「三角ゾーン優先塗り」
推奨です。
- ※ クッションファンデーションの欠点
クッションファンデーションは、手を汚さずに簡単綺麗にベースメイクが出来上がるので便利極まりないアイテムですが、不潔なりやすい点を指摘されることも多いと感じます。
理由は
・パフは毎日洗ったとしても、最初にクッションに付けた後、量を足す時に「顔につけたパフをクッションに付ける」ことになるため、顔にある黄色ブドウ球菌やアクネ菌などの雑菌がクッションに移る
↑
・クッションファンデは水分量が多いため、雑菌が繁殖しやすく劣化しやすい。どう回避するかというと、
・できるだけ「クッション↔顔」の繰り返しを少なくする
・パフは1回使う度に洗う
・短期間で新調する
・しばらく使っていなかったら、たいていはクッションが乾いてしまったりしているけど、少々残っていても雑菌の温床になっているかも知れないので買い直す
といったところ。ファンデーションは分子(粒子ではなく成分の分子)がデカいので、バリア膜が強い人は特に神経質にならなくても問題は起こらないとは思いますが、菌が問題です。
人によるので、もし、クッションファンデーションを使い出してから顔に赤みや腫れや吹き出物が出てきたら、一つの可能性として使い方を疑ってみた方がいいかも知れません。
ナーズ/ライトリフレクティング トーンアップヴェール
この下地も素晴らしいと感じました。
透明感をもたらす白めのベージュ色で、キラキラしています。
そのキラキラが派手派手しくなく、かといって上品過ぎるスカでもなく、主張が非常に「ほど良い」のです。
キラキラ系に肌色補正力は期待しませんでしたが、もしかしたらベースメイクはこれだけで簡潔してもいい?くらいの、ある程度の肌色補正力を感じます。
それでいて不透明さはなく、擦りガラスでもなく、質のよい水中マスクゴーグル(ダイビング用の大きなマスクゴーグル)で太陽光が射した綺麗な水中に潜っているみたいな感じです(わかりにくいかも?(-人-;))。
美容家という方々の「ノーファンデ派」にも向いているかも。
(私にしてみたら下地かBBクリームか色付き日焼け止めか、もしくは一部にコンシーラーを使った肌をノーファンデというのは、確かに「ファンデーション無し」ではあるけど「何かでカバーしてるノーファンデ」でしかなく、言葉のトリックみたいでフに落ちませんが。←一人言)。
そして、この下地は重ねるファンデーションの付きをよくします。
下地とファンデーションは、同ブランド同シリーズで揃えた方が相性がよくて馴染みやすいとは言うけれど、私は下地が何であれ、ファンデーションが何であれ、好きなように組み合わせて相性がよさそうならなんでも使うし、同ブランド同シリーズで揃えることにあまりこだわりがありません。
実際、このナーズの下地も、ナーズのファンデーションのみが付きや持ちがよくなるわけではなく、他のファンデーションでも付きも持ちもよくなると感じました。
ブライトニング パール ブレンドが肌上でとてもとても細かな「引っ掛かり」になって、ファンデーションがしっかり付くのかも知れません(出鱈目の可能性大)。
こちらもメイクアップとスキンケアのハイブリッドとのこと。
スキンケア成分81%配合だそうです。
紫外線対策はSPF27・PA++。
数値は低めですが、炎天下の海面にでも居ない限り、大丈夫。
ナーズ/アフターグロー リキッドブラッシュ
私はチークが下手過ぎるからだと思うけど、似合わないのもあって、使わないことが多くあります。
立体感や血色感は?
下手なチーク、似合わないチークなら、そんなものは知らん、いらん、が本音。
ザツでもなんとかなるのは淡い淡い色味だけ。
そんな折(およそ47年間を「そんな折」と言ってのけたぞ)、リキッドチークなら肌と一体化しやすくて使いやすいかも?と急に思い付きました。
そういえば、昔々、多分、25年くらい前、ベネフィットというブランドに透明血色リキッドチークがあって、好んで使っていたことを思い出しました。
クリームチークじゃなくてリキッドチーク。
クリームチークはネットリしていてツヤツヤするのに、経時で不透明な厚みを感じ、そのわりに肌に綺麗に留まらずに消えるからあまり好きになれません。
多分、油分が多いから肌をズル滑りして消えるのかも。
よく知らんけど。
(スフレ系は不透明なものにしか出くわしたことがないからトラウマ。)
水を湛えたように仕上がるリキッドチーク
ちょうどナーズにもリキッドチークがありました。
発売はもう去年2024年の8月みたい。
想像より厚みのない瑞々しさ。
「光り」を前面に打ち出していますが、私は「水を湛えた」といったイメージが強く、「ツヤ」と「ツヤの持続」は感じます。
乗せたいところにアプリケーターごと、チョンチョンと乗せて手でトントンと伸ばしたら出来上がり。
消えない程度にスポンジでトントンすると、更にナチュラル。
一度、手の平に乗せて均してから手で乗せても大丈夫。
発色を強くしたい時には重ねても、スジになったりムラになったりもしないので簡単です。
乗せる位置は、現代では目の下、鼻の横付近。
一昔前のようにこめかみまでサクッと伸ばさない方が無難。
多分。
リキッドチークは「上から乗せた血色」とは違って、「肌の内から滲み出た血色」っぽさが魅力だと思います。
でも、色味や重ね方によると思うけど、わりと「無くなる」。
フェイスパウダーでしっかり押さえ過ぎたら、せっかくのツヤがもったいない気が。
そこで、いっそ先にチーク部分にフェイスパウダーをブラシで軽く付けてから乗せてみたら、発色とツヤが生きました。
または、このリキッドチークの上から、パウダーチークを大きなブラシで薄く薄く一ハケすると、少し鮮やかさも加わります。
その際、パウダーはパール無しのマットな方が、リキッドチークの発色と共に美しく使いやすかったです。
カラーはリキッドとパウダーで同系にするとまとまりやすく、全く違う系統にすると折り重なりや不調和による面白みを楽しめます。
カラバリ
カラバリは9色。
一番人気はどうにもこうにもピーチピンクの「02799 ORGASM」だそうで、確かに「今っぽい抜け色」である上に万人に似合いそうです(パウダーチークの「ORGASM」よりピンク味が強いと感じたので、いわゆるブルベ肌にも違和感なく溶け込みそう)。
でも、私自身は透明感をもたらす「02802 WANDERLUST」を選びました。
可愛いピンクではなくて、ライラックカラーに寄ったクール系。
とっても嫌いな「ブルベ、イエベ」のカテゴリー分けをしたならば、一般、
「02799 ORGASM」はイエベ
「02802 WANDERLUST」はブルベに当たると思いますが、
どんな肌色であれ、
ほんのり可愛らしさを与えるのは「02799 ORGASM」
肌に透明感を与えるのは「02802 WANDERLUST」
ではないかと思われます。
今回、自分がブルベだから「02802 WANDERLUST」を選んだのではなく、若い時から今でも「可愛い」とか「元気」「健康的」というワードに興味がなく、「カッコいい」「取り澄ました」に憧れているからです。
正味、私を知る人からすれば、そんな憧れは「ないものねだり」と言われるけど、メイクなんて錯覚のための作為なのだから、なりたいようにすればいい(「なりたいようになる」、ではなくて「なりたいようにする」だけで、なりたいように「なる」わけではないけどね)と考えています。
色を眺めさせていただいてみましたが、基本、
イエロー転びは
「02799 ORGASM」=ピーチピンクゴールデンシマー」、可愛い系
「02801 DOLCE VITA」 =バイオレット寄りの地味なくすみピンク、端正系
「02803 BRAZEN」=オレンジピンク、元気フレッシュ系
「03972 ORGASM RUSH」=ロージーブラウン、ブラウンがかった深みあるローズピンク、カッコいい系
「03973 ARAGON」=ウォームチェスナットブラウン」、ブラウンピンク、尖り系
ブルー転びは
「02800 BEHAVE」=モーブ系ソフトピンク、真面目系
「02802 WANDERLUST」=ライラック、大人透明感系
「02804 INSATIABLE」=ディーププラム、パンク&クラシカル系
「03974 SECRET LOVER」=ウォーターメロンピンク、クリアピンク、元気系
カテ分けは間違っているかもですが、個人的にはだいたいこんな感じがしました。
どの色も、内からのじんわり血色感、透明感ある頬を求めるならお勧めしたいです。
どうでもいい余談・長く続く「抜け感メイク」時代・個人的には「透け感ツヤ肌メイク」時代
全く美容情報を見なくなったから恥ずかしくも浦島太郎だけど、メイクが抜け感系になっているのは何年も前から感覚的にわかります。
綿菓子とかタンポポの綿毛みたいなイメージ?
作為的な優しさ&か弱さ&控えめ、みたいな。
一歩間違えたら「ボンヤリ」でしかないから、本来はなかなかに難しいメイクだとは思うけど。
昔でいう「作為的詐欺スッピンメイク」でもあり、それは下手に脱力し過ぎると生臭いただのスッピンになるので厚化粧より難しいというのが定説でした。
私はガッツリメイクが全く似合わないので(テクニックがなくて子供の落書きみたいになるからかも)、流行とは関係なく、もともとポイントメイクは「透け感(抜け感ではなく透け感)」のある淡い色の方が合います。
暗い所では全く映えない人なw
どのみちメイクって、例え持ちが良いものを使っても落ちちゃうしね、化けの皮はほんの瞬間だけの楽しさだと思うしね。
だから、昔からメイクでどうこうするよりスキンケアで地肌を綺麗にした方が手っ取り早いよね、という思考があって、「パワー・オブ・コスメ」という表題のくせにスキンケア話しに偏っています。
そこに今現在の主流「抜け感」が合致した感じもあり、若い頃のようなハリがなくなった地盤には、頑張りメイクより軽快なメイクの方がイタくないという個人的見解の元、引き締めるために引いていたアイラインもロクに引かなくなり、アイカラーもリップもどんどん淡くなり。
抜け感メイクは若い人にとってはより綺麗に見せるメイクではあるけど、年齢を重ねた人にとっても軽快に見せるメイクでもあるので有難い流行りではあります。
また、ファッションとメイクは切り離せないので、今の抜け感メイクの傾向はファッションが「端正ではなくなった」という背景の影響が強いと思います。
想像だけど、多分、もうすぐまたタイトまではいかない、ボディに滑らかにフィットしたデザイン、
いわば、肩幅が落ちていない、ちゃんと肩幅のカッティングのものとか、ズドンとしたデザインではなく「ここがウエストですよー」なクビれカッティングでいながら肩肘張らない程度のフィット感に向かいそう。
すでに例えばフレアーパンツを履いても上半身はタイトな方がピントが合います。
上下ともオーバーサイスはようやく終焉かと。
一昨年以上前からそのように傾けようとしていたのは見えていたけど、業界が作る2年先のトレンドは、いくら打ち出しても、世間が受け入れなければ一般に流行りはしない。
トレンドそのものが流行になるのは立ち上げから3~4年後、ソロリソロリです。
メイクもいずれ少しずつ変化していくと思いますが、今のところ、混じり合いながら、まだ抜け抜けメイクの時代のように思います。
私には好みの軸があるから昔から流行には興味がないし、自身が変だと思うものには全く踊らされないけど、環境による幼い頃からの勘で、現在に於いて何が古臭くてみっともないかだけは分かるし、それをわざわざ避けなくても、折々、単純にピンと来なくなったり取り入れたくなったり。
数年前に比べるとライフワークの変化も影響して、カジュアルダウンにモードをトッピングする程度になり、全く肩肘は張らなくなりました。
別に新調するとかではなくて、服はモノによっては着こなし次第でいくらでも変化させられるし、新調どころか、むしろどんどん捨てて削ぎ落としていく感じ。
終活?www
特に流行とはほぼ関係がないエレガントな雰囲気のものは、いつかは必要かと思っていたけど、こんな年齢になって尚、全く必要がないので捨てました。
昭和時代はババァは年齢を重ねたらエレガントに、みたいな方向性がありましたが、それはかなりの過去、私の母世代。
ということで、今や肌もカジュアルにツヤ系が合致します。
昔はファッション云々とは関係なく、乾燥肌だったからツヤ肌に憧れてのツヤ肌好みでしたが、全く乾燥知らずになってからはしばらくセミマット肌が気分が続き、
そして、コロナ渦中はマスク生活でテキトーになり、コロナ明け辺り?からはまたツヤ肌仕立てが気分で、全体的にもそんな風潮のようで、各ブランド共に新作ファンデーションや下地はだいたいツヤ系が多く出ていて選び放題です。
こうなると、チークやハイライトもどちらかというと、水を湛えたようなツヤ系(ギラギラではないという意味)が沢山出ています。
今回のナーズの3点は、透けすぎないオトナ透け感メイクを簡単に叶えてくれます。