アムリターラ フローラル デューアップセラム・オーガニック美容液

ーーーこだわりの浸透植物エキス濃縮、ほぼアルコールフリーのオーガニック美容液ーーー

※後記・2020年2月に「ローズリビングセラム」としてリニューアルされています。
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過去に囚われながら探してみた

ノンケミカル、オーガニックの美容液は、たまに「エタノールが際立って多く、肌表面がやけにサラサラして浸透感を感じるけれど、浸透しているのか揮発しているのか、よく分からないもの」があります。

もしくは、ブレンドオイルを美容液と名付けたものもあります。

私が過去、最も好んだオーガニック美容液はジュリークの「ジェルアメリオーレ」でしたが(「ミストアメリオーレ」も含み)、不自然ではない粘度と、その浸透感、そして肌がムッチリしてくる効果実感がありました。
ハーブが折り重なった、ある意味、奇妙な香りも好きでした。

それはむろん、ケミカルな美容液と比べると、表面がいきなりウルウルするわけではないのですが、「ノンケミカルだぞ」というプラセボのせいもあるのか、肌内部に働きかける強さをヒシヒシと感じ、ここがケミカルしか使ったことのなかった私のオーガニックへの扉でもありました。
(ここからジャネス、ソルーナ、アタノールなどなどへと進みます。)

ジュリークの商品が全面的にリニューアルした際に何かに取って代わってジェルアメリオーレは廃盤になり、ジュリークでの新たな美容液を試しても、ついジェルアメリオーレの影を追い求めてしまって満足しないので、いつしかジュリークには戻らなくなりました。

数年前、同級生男子に(もはやおっちゃんか)「過去にツバを吐きかけて踏み潰して次に進む女」と(ふざけてか本音かは知らないが)言われた私ですが、そんなことはない。
お気に入りの存在そのものが消えると意外と忘れないものもあるのです。
滅多にないけど(^^;

は無駄話でしたが、

長年、そんな美容液を探していたのですが、なかなか見つかりません。
とうとう、似たものを探すことすらやめて数年。
この美容液にも期待はありませんでしたが、エタノールは成分抽出のためのキャリーオーバーでしかないようなのと、何につけ使ってみなければ分からないので買ってみました。

アムリターラの美容液は、簡単に分けると
「ハリ(フローラルデューアップセラム)」
「美白(アドバンストクリアリバースセラム)」
「抗シワ()アクティブリペアタイムスセラム」
の3種類がありますが、まずは望む「ハリ(フローラルデューアップセラム)」を選択しました。

丁寧にこだわっている成分、抽出法

アムリターラは、白樺樹液の「ホワイトバーチウォーター」を好んで使ったことが何度もあります。
ウォーターとしてはかなり濃厚で満足度が高く、美容液要らずなタイプだった記憶があります(また使ってみたいです)。

日本ブランドだけあって、成分はとても「和」的です。

この「フローラルデューアップセラム」の主軸は、北海道オーガニックのハマナスの薔薇と山桜、沖縄産オーガニックのアロエの上流生体水。
そして北海道産オーガニックの月見草の種子、葛の葉と茎と花、日本ムラサキ草の根、ローマンカモミール、福岡矢部村の茶葉など。
養分豊富で、だいたいが特に抗酸化作用に優れています。

また、これらの抽出法は、濃厚なエキスが抽出される上に、表面張力が低くなる(浸透に優れます)低温圧搾
魅力的♪

ただ、なんとなく、植物名を読んでいるだけで、しかも濃厚抽出、浸透力抜群となると、痒くなるイメージもあったりはしたけど(汗)
この感覚、分かりますでしょうか。
怖いとかではなく、ふだん縁のない植物の濃縮エキスが強く浸透するということは、よくも悪くもパワーを感じるからなんです。
もちろんイメージであって、実際はそれらに特別なアレルギーがない限りは大丈夫。

※ただし、植物アレルギーは非常に恐ろしいので、これほどに濃厚で浸透力に優れているだけに、使ってみたい方で心当たりがある場合は必ずパッチテストをお勧めします。

他、保湿というか、保護オイルとしてアボカドオイルやマンナン(セラミド)も含有していますが、これはラメラ構造である肌へのエキスの浸透を促す役割でもある気がします。

ダマスクバラの精油は香り付けです。
ダマスクバラの精油は振動数の高いグリーン色(一般は黄色)をしています。
商品そのものの香りは、邪魔にならない程度。

他は増粘剤としてキサンタンガム。
酸化防止剤としてビタミンEであるトコフェロール。
このブランドの防腐は剤ではなく、エアレス容器

オーガニックとして、かなり真面目クンです。

テクスチャー

液体は透明、けっこうヌルヌル。
肌に乗せると、ヌルヌルがわりと長く続きます。
ある時点で手が止まります。
ちょっとピッと膜が張った感覚。
膜といっても、ケミカル重合体の覆いではなくて、分子の大きいタイプのヒアルロン酸デロデロでもない、単純にピッ。

投入する位置で感触は変わります。
「フローラルウォーター→ブレンドオイル→フローラルデューアップセラム」
だと、ヌルヌル後のピッは和らぎ、
「フローラルウォーター→フローラルデューアップセラム」
の場合はピッ感が強いです。

けど、どちらにせよ、後にオイルなりクリームなりを重ねると少しの経時でピキッ感は消え、
きちんと吸い込んでくれたような満足感があります

効果実感はスピーディー

効果実感は速いと思います。
私は「ハリ」に特化した「フローラルデューアップセラム」を選びましたが、加齢による皮膚のタルンとしたイヤな見た目が朝晩3日くらいで、若干、締まった気がしました

更に続けると、肌密度がしっかりしてハリが戻ってくる感じがします

効果はスローな方がマトモなイメージはありますが、最初にウンともスンともなかったら使っていて楽しみにならないし、「しょーもなー」と止めてしまったりするので、この素早い手応えは嬉しいです

けど、何故なんだろう。
いつからか必要だと感じた時だけの使用になり、正直、2本の使用で止まっています。
全体的には「良い」「好きな部類」なのに、惚れ込みが足りないのか、情熱を傾けられないのはジェルアメリオーレの亡霊が未だ付き纏うのか、
いや、真面目さが無難で面白みがないのか?
みたいなことを思いながら、よくある水の方が多い美容液よりは魅力的なので、もう一度使ってみようと思いました。

濃厚さとオーガニックとしての誠さが魅力的です。byみみ
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