ーーーTv&Movie 馬プラセンタエキス/ついでにヒトプラセンタのお話しーーー
目次 / contents
ホースアクティブエイジエッセンス
値割れしていたけど馬プラセンタに惹かれて
とあるバラドラで、人待ちしながら商品を眺めていた時に見つけました。
目立たない位置、しかも「50%OFF」とあったので怪しさと哀愁漂う値割れに興味を持てず、他を眺めながら全く無視していたのですが、また目が行った時に、ん?んん?え?馬プラセンタ!
サプリメントの場合、馬プラセンタって(厳密には馬プラセンタから抽出したエキス)、まともでさえあれば、豚さんよりすごく効く場合が多いのです。
飲んで効果があるからって、塗って効果があるとは限らないけど、馴染みそう~!って、テスターもせずに即、買ってしまいました。
私はこのブランド知らない。聞いたことない。
ほとんどテレビ観ないし、そんなにネットも観ないから、私が疎すぎるのかな。
オーガニックコスメではありますが、Tv&Movieて...
今、公式ホームページがあったので見てみたら、わりと映画やドラマとタイアップしているからかな。
でも、失敗しても半額だから遊び心ね、というのがありました。
正価だと諭吉様1人さようならだから笑えねぇ(定価1万円です)。
しかも、後1本しかなかったから、いくら目立たない位置にあっても、今度来た時にしようとかいう選択肢は無い気がしました。
でも、未知のメーカーのものだから、製品への信頼性の裏付けがない。
未知の上に「使用期限が迫っている」などの明確な理由も書かれていないのに値割れしていると、嬉しいより不安の方が高くなっちゃうのは普通の心理だと思う。
馬プラセンタに期待しても、どれだけ配合されているのか、抽出方法もわからないから大きな期待はない。
ただ、キャッチに書かれていた「北海道ノーザンファームの馬に限定した良質なプラセンタを抽出しています。」のノーザンファームだけ分かる。
ノーザンファームや社台ファーム(スタリオンステーション)では、美しくのどかな環境で、引退して尚、ナイスバディな愛くるしい目をしたお馬さんたちが大切にお手入れされながら静養しているのを見たから、私の中でイメージがとってもいいのです。
そして。
何かしらのプラセボが無いどころか、疑心暗鬼だってのに、使ってみたらすごく良かったので、きっと本当に良いと確信し、ここに取り上げました。
先行オイルをお勧めしたいほぼ水に近いテクスチャー
テクスチャーは水のようにシャバシャバだけと、少し、ほんの少し、めっちゃ少しだけ、水よりトロンとした感触。
ヌメヌメはない。
どう説明しても、ほぼ水な触感。
成分が、馬プラセンタ以外には水とアッサリBGだけだから、シャバシャバで当たり前ではあります。
私は自作のブレンドオイルの後に「贅沢な化粧水」みたいな感覚で使っているから、すんなり馴染むけど、ラメラ構造を持つ肌には、多分にこのままでは水っぽくて乗らないというか、馴染みにくいと感じます。
たからラインには「ホースアクティブエイジオイル(馬油、アルガニアスピノサ核油、トコフェロール、香料)」が存在していて、洗顔後に「ホースアクティブエイジオイル」、そしてこのエッセンスを使うようにあります。
(厳密にはホースアクティブエイジオイル→ホースアクティブエイジローション→ホースアクティブエイジエッセンス。)
素肌に直接、あるいは化粧水だけの後に使うと、弾くまではいかないけど、油分がないと馴染みにくいから、先行オイルになっているのでしょう。
何か普通の植物オイルでもいいと思うので、先行でオイルを使いましょう。
フクフクしてきます
そして、ぼんやりと4、5日使っていたら、あ?いいかも?
急激に気温が低下すると、いつも通りでは乾燥まではいかなくても、肌も髪も表面のコンディションが悪い感覚。
どうって、そういう時に実に60代を感じるのは、小憎たらしい目元のショワっと感。
あ、そういや私、もう60越してたわ、と思う瞬間ね(T∀T)
これ、単なる乾燥ジワじゃなくて、表皮が薄い目元は特に加齢で弾力とかパリがなくなっているから、一撃がきつい。
骨があるところまで押したら目玉しかない目の真下なんて、影になりやすいのもあって、いわゆるクマっぽくなってお疲れ顔になって祟り老婆っぽくなるからイヤだよねー。
いっそ、もっとお婆ちゃんになったら気にもならなくなるんだろうけど、まだその境地に至っていないチュートハンパな年。
この馬プラセンタを使い出してからも気温20℃の翌日が8℃になるような急な寒気に晒しても全然気にならなくなっていました。
水みたいなのに、感覚的には「塗った瞬間は潤った感を持ちやすい表面ヌルヌル美容液」より、ちゃんと内部からフクフクしてくる感覚があります。
単純にアミノ酸保湿剤として効いているのだとは思うけど、多種のアミノ酸以外にも抱える各種ビタミン類、ミネラル、酵素、生理活性物質などの養分のせいかも知れないです。
かもって部分を読み落とさないでください。
あくまでも、かも、です。
今のところ、フクフクは実感。
最も欲しいハリとか弾力についてはまだ分かりません。
私はこれまで「プラセンタ」と名の付く化粧品に手応えがあったことが一度もないのだけど。
こういうことがあると、同じ成分でも、その原料や抽出法や製品のフォーミュラによって合う合わない、手応えが有る無いがあるので、「○○はダメ」は決めつけに過ぎないと感じます。
このエッセンスは、水とプラセンタエキスと溶剤だけというシンプルさゆえ、いわばデリバリーの手助けをしてあげたいところ。
昔々にこのような原液的なエッセンスを使っても全くピンと来なかったのですが、いつからか先に書いたようにラメラ構造を持つ肌に先行オイルで化粧水等を親和させるという手段」が当たり前になった今だから効果を感じるのかもです。
経験上、「化粧品は使い方次第」というのは伝えたい事実です。
BG(1,3-ブチレングリコール)
成分は水とBGと馬プラセンタだけ。
だから気になる、BGってなぁに?
アセトアルデヒドのアルドール縮合物を水素添加して得る二価アルコールで、水と馴染みの良い液状水溶性成分で、水と結びついて水の蒸発を防ぐ保湿剤です。
化学的には1,3-ブタンジオールと呼ぶやつです。
この手の成分名が読みにくいと感じる人は、区切りましょう。
ブタンジオールの場合は、ブタン ジ オール。
「ブタン」は炭化水素。
「ジ」は2。
「オール」はアルコール。
化学式では C₄H₁₀O。
グリセリンより軽く、ベタつきが少ない保湿剤として、表皮の柔軟化、水分量増加による保湿作用が報告されています。
保香性も持っています。
(パラベンをよく溶かす力もあります。)
そして更に、アルコールの局面から、抗菌、防腐による製品の安定力も持つので、「保湿剤 兼 安定化剤」という便利な基剤として汎用されています。
また、水溶性の成分も油溶性の成分も抽出が可能であるため、植物エキスの抽出溶媒としてもよく使われますが、その場合は成分表の末尾に近い記載になっています。
このエッセンスの場合は、記載が水の次、他に防腐剤が見当たらないから、
「保湿と抗菌、防腐を兼ねた基剤」だと考えられます。
このエッセンスは他に防腐剤の記載はなく、BGには殺菌力まではないので、記載があるかどうかは気がつかなかったけど使用期限があって、値割れしていたのかも知れません。
BGには、石油由来と植物由来のものがありますが、ここでのBGはサトウキビ由来のものとの記載があるので、サトウキビエタノールが原料となります。
BGは、皮膚刺激や感作性は無い(眼への刺激は有り)とされていますが、仮に原料が植物性であろうが化学的に作ったものではあるから、絶対に全く刺激がないわけではなく。
こんなに汎用されているBG、しかも基剤にした場合の割合は割りと多く、市販品で5~10%といわれているので、全体的には問題がないと判断しますが、何につけ、人によっては合わないかも、という、歯切れの悪い軟弱な意見だけは書いておきます。
他の防腐剤なくBGのみに抗菌を頼っている場合、最低30%の配合が必要だとか。
(ということになっていますが、実際のことは明確には知らないのに書いている私って(。-人-。))
という、あやふやながらにBGの比率が多いわけだから、もし合わなかったらすぐに分かるかもです。
追記・外観から、まだまだあると思ったら(@_@)すぐに無くなっちゃって、気付いたというドンくささですが。
思いっきりエアレスポンプでした!
よって、BGはそう多くはないと思います。
見ていて分かるだろ、って話しですが、上部の白い部分が空洞で、下の透明部が液体だと思っていまして。
すぐに補充しました。定価で(^^;※
だったら、ほぼ水じゃね?と思うなかれ。
馬プラセンタエキスの配合量はわからないけど、まさかほぼほぼが水とBGだけじゃ、こうも明らかな効果はないとは思う、思いたい。
優秀な保湿アミノ酸としていいと思う、思いたい。
ヒトは生体ゆえ、生体エキスならではの馴染みは感じます。
総括。
ボトルのビジュアルは簡素(でもエアレス)、手の平に出したら水っぽい。
だけどこの素直な中身、素直なままに効果ありで、私はわりと好きです。
成分表
水、BG(サトウキビ由来、保湿剤、抗菌剤)、プラセンタエキス(ウマ)
ホースアクティブエイジバーム
基剤ごと養分は魅力的
私はバームというか、サルブというか、その手のギトギト的オイルの塊が苦手なのですが、成分を見て、ついでに買いました。
これも半額、残り1つでした。
目元などの乾燥しやすいゾーンだけに使ってもいいし、全顔に使ってもいいタイプ。
いわゆる基剤に当たるのは、「ツバキ油、アルガンツリー油、オリーブ油、ホホバ油にミツロウを足して固めたもの」。
バームは苦手でも、炭化水素化合物が基剤のクリームに比べたら、「全部が養分」なのは魅力的。
乾きには強力な盾に
ヌルベタするけど、バームが好きで慣れている人の気持ちは分かります。
きちんと油分。
余計なものはほとんど無い。
塗って手の平の温もりで押さえて馴染ませて、しばらくしたらヌルベタはかなり緩和されて、滑らかな生体膜になるから。
閉塞感のある膜じゃなくて、ヒトに於いてその呼吸の割合が低くてもせいぜい皮膚呼吸ができる感覚。
夜にケアの最後に塗ったら、不思議と朝にはヌルベタはなくなって、肌表面はシナヤカな感覚。
私は毎日使うと油分過多なのか、うまく表現できないけど肌表面が重苦しくなっていくことに気付いたから、思い付きの適当で週2回とかの使用がちょうどいい感じ。
一つ持っておくといいな、という位置です。
この手の「油の塊」みたいなバームは、通常はマルティナオーガニックのローズバルサムを常備しているけど、私はカルナウバロウよりミツロウの方が合っているかも。かも、なだけですが。)
こちらにも馬プラセンタエキス配合。
マヌカハニーやギョリュウバイ葉油(精油)や様々な植物エキスも配合。
成分表
ツバキ種子油、ミツロウ、アルガニアスピノサ核油、プラセンタエキス(馬)、オリーブ果実油、ホホバ種子油、ハチミツ(マヌカハニー)、ギョリュウバイ葉油(マヌカオイル、精油)、コシロノセンダングサエキス(ビデンスピローサ)、ローズマリーエキス、ビワエキス、ラベンダーエキス、クマザサ葉エキス、カキ葉エキス、メリッサエキス(レモンバーム)、ヨモギエキス、スギナエキス、タイムエキス、オオバコエキス、カミメボウキエキス(トゥルーシー)、ドクダミエキス
、サリックスニグラ樹皮エキス、トコフェロール(酸化防止剤)、水、エタノール(溶剤)、香料
プラセンタエキスって
ご存知に決まっていますが、プラセンタエキスは、哺乳類の胎盤から栄養素を抽出した胎盤エキスです。
胎盤には、胎児の生育に欠かせないあらゆる栄養素が含まれています。
まずアミノ酸。
そしてビタミン、ミネラル、核酸。
だから「保湿、美白、ターンオーバー促進」と、うそぉ?と疑うほどにマルチな効果を期待できるのです。
しかも何よりプラセンタエキスには、細胞を活性化する生理活性物質である成長因子(EGF、FGFなど)が含有されている点が特徴といわれています。
ただ、先に書いた抽出法だけでなく、製品のプラセンタエキスにどれだけ有効成分が含有されているかも大事なんだけど、見極めるのは困難です。
使ってみて手応えがあるかどうかしかありません。
ものによっては、プラセンタと書けば高値を付けて売れるのかも、なんて思うこともあります。
かつて、「植物性コラーゲン」なんてフザけてる、と宣ったことがありますが。
植物のコラーゲンと呼ばれているのは大豆などの細胞壁にある糖タンパク質である「エクステンシン」という成分で、細胞への働きが似ているから「植物性コラーゲン」と呼ぶけど、そもそも植物にコラーゲンはない。
似ていてもコラーゲンじゃないから「エクステンシン配合」とか提示すればいいのに、認知の高いコラーゲンと提示した方が売れやすいのかなぁ、と。
プラセンタエキスにも不思議なものがあります。
「海洋プラセンタ」と提示したものがあって、そりゃあ胎盤だからサメとかクジラ?イルカ?セイウチ?アシカ?ジュゴン?なんて想像しちゃうけど、大抵はサケやマスなどの卵を包む膜の成分だそうで、いわばイクラの製造過程の副産物(廃棄物ともいう)らしいです。
胎盤とは関係ないからプラセンタエキスではないです。
また、「植物性プラセンタ」と提示しているものもあるけど、たいていに於いて原料は米ヌカで、もちろん米に胎盤はないから、これもプラセンタエキスではないよ。
本物のプラセンタエキスに効果を感じる感じないはそれぞれだけど、これらを使って「プラセンタエキスはちまたの話しほどには効かない」と思ってしまう人があるかもだから残念。
止めても私には変化がなかったヒトプラセンタ
プラセンタついでの余談です。
40代の半ば以降、3年くらいプラセンタの点滴を受けていたことがあります。
ヒトプラセンタ(ラインネック)です。
何か疾患がある場合以外は、一般的に美容のために打つ場合が多いようですが、私のきっかけは、たまたま子宮ガン検診をしてもらっていた婦人科の先生が「私はこれでものすごく元気になった。」と言っていたのを鵜呑みにしたわけでもないけど、当時の私は健康でありながら絶えず多忙だったので、もっともっと元気になってスーパーウーマンになれたら便利だな、みたいなあやふやな理由で始めました。
40代半ば以降って、実際にはたいした大きな変化は感じないのに、「○○は40代でなくなる」「○○は40代から生成されなくなる」という健康食品系のキャッチの脅しのような言葉から、「何か」、「特別な何か」をしなければ、急速に老け込んだり体調を崩すかも知れないという、漠然とした小さな恐怖のようなものが気持ちの奥にあり、その「特別な何か」の中で、予約しなくても開院さえしていれば、いつでもしてくれるプラセンタ点滴が私には手っ取り早かったのでしょう。
プラセンタのサプリメントは多くありましたが、豚より馬よりヒトの方が、簡単に効果が出る気がしたのも本当です。
これまた手っ取り早いが優先で。
その医院では、プラセンタにコラーゲンやニンニクエキスなどをトッピングされたりもしました。
引っ越ししたら、近所の内科でプラセンタ注射を扱っていたので、それから2年くらいプラセンタ注射を続けました。
点滴が注射になったら時間がかからなくて楽チン。
ゆっくり入れる点滴の方が効果が高いのかもだけど、私は早い方が時間の無駄がないし、実際、体調にはなんの差も感じませんでした。
そしてまた引っ越したのはプラセンタ注射に通える範囲だったけど、面倒になって間隔が開きだした時、身体に特別な変化を感じなくて、とうとう全く止めてもなんの変化もなくて、自然に止めました。
止めて半年経っても、これまた体調にも見てくれにも何も変化なく。
えー?そーなんー???って感じ。
およそ5年の間には、何度も面倒になったり、高いから止めようと思ったりしつつ、ろくに健康管理もしない、エステ一つ行かない私には、これさえしておけば、みたいな砦だったのに←砦は大袈裟。
なんとなく「せねばならない」的な枷が外れた清々しさと共に、何年も続けた過去に惨敗感が。
この点滴や注射のヒトプラセンタの原料は「感染の見られない健康なヒトから取り出した胎盤」で、「数々の消毒殺菌分解処理を経て特定のアミノ酸配合液」となった点滴(注射)液です。
プラセンタは、特定生物由来製品(ヒト(動物)の細胞、組織等に由来する原料又は材料を用いた製品のうち保健衛生上特別の注意を要するもの)に当たり、ステロイド他、様々なホルモンが多く含まれていて、製剤の説明書には「ホルモンやタンパク質は残留していない」と表記されているそうです。
これは、最低限の安全性は確保しながら、よくわからない成分は最大限排除しているということになるようです。
プラセンタの効果や危険性は、更年期障害や乳汁分泌不全についてははっきりと研究されていて、本来はそれらと思春期の発育不良、性同一性障害などに対して処方されています。
(ちなみに私は当時まだ更年期ではなく、未だ更年期障害というものがなかったのか忙しくて分からなかったのか不明。)
プラセンタ注射を受けている人は、厚生労働省の指針によって献血ができないと聞いた時には、単なる注意事項くらいに受け止め、特に疑問を持ちませんでしたが、後で理由を調べたら、プラセンタの原料にはクロイツフェルト・ヤコブ病の原因として知られる「プリオン(悪性タンパク質)」が含まれている場合の懸念からでした。
私は、プラセンタの過剰摂取で肝機能障害を起こした例くらいしか、問題が起こったとか聞いたことはないのですが、知ると気味は悪いです。
それで止めたわけではなく、環境上、間隔が空きだしても体調に変化がないので、全く止めても変わらないのではないか?という疑念が湧き、疲れが激しかったり弱ったりしたらまた行けばいいかなー、と思った程度の気軽な止め方でした。
結果、私は、「してもしなくても変化がなかった」クチ。
そういった経緯から、アミノ酸は食事や健康食品で充分に摂取できるから、特別な理由でもない限り、ヒトプラセンタ注入は必要がないと結論付けてみます。
(効果が高い人もあるとは思う。)
よくよく考えると、健康体の場合、実際は主要成分のアミノ酸は、食物などから充分に摂取できるので、点滴や注射をする必要はないわけで。
ある意味、プラセンタ点滴や注射は、高価なアミノ酸といったところです(ひょっとしてリスク付きの)。
ただし。
簡単な説明ですが、ヒトは常時、タンパク質(アミノ酸)を代謝していて、新しいタンパク質が入って来なかったら体内の古いタンパク質を代謝し出し、いわば劣化していきます。
よって、細めなタンパク質の摂取はお勧めします。
特に朝。
長い眠りから覚めた身体には必ずタンパク質を。
先人の知恵だなー、と感心したのは、ベタといえばベタな朝食に付き物のタマゴ。
タマゴ在りきな朝食は、世界共通かと。
日本なら、豆腐やお揚げのお味噌汁、納豆(私は食べられないけど完全食といわれていますね)、パンなら牛乳。
忙しかったらプロテインパウダーをシェイクして飲むなり、プロテインバーをかじるなりでも。
これを書きながら、マーク・ジェイコブスが多忙を極めたアトリエで絶えずプロテインバーをかじっている映像を思い出し、彼は大正解なんだな、と感心笑いしました。
また、調理しない簡単朝ごはんでたまたま思い出したけど、しかも私世代にしか通じないかもだけど、1974年頃に放映されていた「傷だらけの天使」という与太者ドラマ。
オープニングでショーケンが起き抜けに冷蔵庫から取り出して食べる朝ごはん。
中学生だった私はそのワイルドさというか、テキトーな自由さに惹かれるだけでしたが、それを見た母が言いました。
「この人、栄養的にはいい選択してはるわ。」。
生トマトに塩をぶっかけ丸かじり、牛乳、ソーセージ、コンビーフ缶ごと丸かじり。
要するにタンパク質、そして抗酸化物質のリコピン。
なつかしくて話しが逸れましたが、
特別な何かをしなくても、食事や健康食品で古びない身体を持てば、免疫機能も高まり、健康でいられると思います。
年を取ったらわかるのよ、美容は健康在りき、健康一番。
で締めくくります。