N organic/エンリッチ&コンセントレート VCエッセンス

ーー馴染みのよい美容液ーーー

N organicのビタミンC美容液を使ってみました。

2022年1月にリニューアルしたとの記載がありますが、全然知りませんでした。
リニューアルを知らなかったどころか、以前のものを知らないので、比較はできません。

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抜群の馴染み

見た目は半透明の白濁液。
どちらかというと透明系。

最初の印象は、とにかく「肌馴染みがいい」、です。
スーッと入るような感触。

肌表面にいつまでもヌルヌルが残留しない感覚。
これは気持ちがいい。

効果

ビタミンCとしての効果は分かりにくいですが、全体でいうと、滑らかな肌を保つと感じます

大袈裟な保湿力があるわけではないけど、馴染みがよいせいで、角質層内部からシットリフックラします。

「めちゃめちゃビタミンCケアかしたい」場合は、ダイレクトに入るピュアビタミン25%配合の「オバジC25セラムネオ」の方が絶対に効きますが、刺激と乾きを感じる人が多いのがタマニキズ。

このVCエッセンスは誘導体であるせいでほぼ刺激はなく、肌に不可欠と思えるビタミンAやビタミンEもバランスよく配合されているようなので、淡々とゆっくり使うにはいいと思います。

ビタミンEは、それ自体が保湿と抗酸化機能を持ちますが、ビタミンCが酸化しても戻してくれるビタミンCの力強いお友達でもあります。

ビスグリセリルアスコルビン酸

このVCエッセンスのビタミンC誘導体は、ビスグリセリルアスコルビン酸(Bis-Glyceryl Ascorbate)です。

ビスグリセリルアスコルビン酸は、ビタミンCの2位と3位の水酸基にグリセリンを結合させたノニオンのVC誘導体です。
ビスグリセリルアスコルビン酸は、アスコルビン酸と同様の生理活性を有しながら、高い原体安定性と製剤安定性も有します。
また、正常なヒト表皮ケラチノサイトに於いてCE関連因子のmRNA及びタンパク質発現亢進に伴い,コーニファイドセルエンベロープ(皮膚バリア機能と保湿機能に寄与する膜構造)の形成を促進します。
その他、様々な研究により、ビスグリセリルアスコルビン酸は皮膚の保湿機能を向上させる可能性があったそうです。

簡単にいうと、従来より少しは保湿力を持つビタミンC誘導体です。

ビタミンC誘導体の基本に戻ると、
ビタミンC誘導体は、角質中の酵素によって徐々に加水分解されることでアスコルビン酸の作用を持ちます。

ビタミンCに限りませんが、美白成分には、白斑(皮膚の色を作るメラニン色素を製造する基底層にあるメラノサイトが破壊されて起こる)問題があります。

何年も前に白斑問題によって回収があった「ロトデノール」は、高濃度の上に浸透力と細胞毒性を持つという条件が揃っていました。

逆をいえば、白斑問題がないイコール美白効果もない、という難しい問題にブチ当たりますが。
私たちは白斑は出ないようにして白くしてね、という、わりと難しい要求をしているみたいです。

ピュアビタミンCは、ビタミンCそのものに強い還元性があるため、細胞に直接触れると、強い細胞毒性が働きますが、そもそもビタミンそのものはかなり不安定なので皮膚に付けたら表面で途端に効果が失われるため、効能も細胞毒性も皮膚の根底までは浸透しないと考えてもよさそうなのです。
(ただし私自身、オバジC25セラムネオは良い意味でなかなかの手応えがありますが。)

そして、ビタミンC誘導体は「角層中の酵素の働きで徐々に分解されて、やがて効果を失ってしまう物質」ゆえ、基底層にあるメラノサイトまでは到達しないような。

ただ、一応。
誘導体の中では、グルコシド型にはけっこうな数の白斑報告かあるそうです。
角質層にグルコシド結合を分解する酵素(グルコシターゼ)が存在しないため、めっちゃ穏やかで、穏やかなりに効かない持続性誘導体であるグルコシド型なのに?
多分、皮膚の奥まで少しずつ少しずつ浸透していった場合、皮膚内部には確実に存在するらしいどこかのグルコシターゼによって分解され、メラノサイトがある基底層に達した頃に還元性を発揮して、場合によっては白斑が発生するのかも、は空想です。
ヒト型セラミドについて調べていた時に「酵素グルコシダーゼがグルコシルセラミドを分解してヒト型セラミドを作る」のは皮膚の細胞層とあったので思い出しました。
てか、本当はそこまで到達するのかどうかも私には全く分からないのです。

到達しなかったら、結局ビタミンCは使う意味がないじゃん、ではあるのですが、見た目が不潔にも繋がるクスミやシミが大敵のお年頃ゆえ(お年頃というのか?)、まぁ、そこのところ、成分と自分の何かが噛み合ったのか、たまに「多分効いてる」と感じるものに出合ったりするので、あれこれ使ってみるわけです。

結局、販促とかヨコシマな気持ちなく書きますが、
私はクオリティ高い精油を濃度高めでブレンドした自作ブレンドオイルでのクスミ抜け効果とブライトニング効果が最強です。
作用の質が違うのて、白斑問題も聞いたことがありません。

なのに何故、こうして他を試すのかは、美容液として何かないかなぁ?ブレンドオイルと相乗効果が出るものはないかなぁ?の旅、ただの好奇心です。
この美容液は相乗効果まではピンと来ないけど、相性はよいです。

香り

ローションや乳液を使った時は自作のブレンドオイルの香りに埋もれて感じ取れなかったけど、この美容液は爽やかなだけではない、少し深みある柑橘の香りを感じました。

これはもう昔のことかも知れませんが、化粧品の着香というものは、たいていに於いて「原料香」というか「原料臭」を消すために重ねており、いわば「昭和40年代に居たおばさん」みたいな匂いは特にソレでした。
なんというか、おけしょうひんくちゃかった。

今でも特にドメブラには、エーッイマドキこれぇ?みたいな香りはありますが、だいたいが「フローラルな香り」と説明書きされています。
フローラルの定義が分からなくなる根源。

とかなんとかブツクサ考える私自身は「効果とは繋がらない芳香」など、どうでもいいと考えているので、N organicローションや乳液の時は説明も読みませんでしたが、今回は読んでみました。

単純なスウィートオレンジとレモンといった柑橘ではなく、よい意味で少し苦味があるので、ビターオレンジ?と思ったら正解でした。

ビターオレンジは、ポメラとマンダリンの交配種とされる、あのネロリやプチグレンと同じ植物で、ネロリ精油は花、プチグレン精油は葉、そしてビターオレンジ精油は果皮から採取されます。
効果はリンパ刺激、鎮静、消毒、抗不安、神経強壮、鎮静、鎮痛など。

リリースが遅れていますが、その「カワイイだけではないオレンジ香」に魅せられて、たまたま2月に仕込んだ石鹸にビターオレンジを使ったので気付きました。

深みやアクセントにショウズク種子油(カルダモン)とクスノキ樹皮油(カンファー)も加わって、精油ブレンドならではの複雑さが心地好くさせていると思います。

総括

ネーミングままに「ビタミンC美容液」としたら、何かが違うかも。

でも、肌を滑らかに整えるに於いて、使いやすく心地好く優秀な美容液だと思います

成分表

イソペンチルジオールは、多価アルコールの一種(3-メチル-1,3-ブタンジオール)で、水性基剤での溶解性が非常に高い溶剤。

(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーは、乳化作用と安定性を付与するアクリル系増粘剤。

シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールは、エトキシジグリコールとシクロヘキサンジカルボン酸のジエステルで、水にも油にも溶解する両親媒性のエステル。乳化安定作用や、有効成分を肌に浸透させる働きを持つ。
※有効成分が合わない場合は、この浸透力は仇になるので注意。※

防腐はフェノキシエタノール。
抗菌補助に「ベンチレングリコール」。

わりと重合体系、多いです。

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水、グリセリン、イソペンチルジオール、ペンチレングリコール、ビスグリセリルアスコルビン酸、パルミチン酸レチノール、トコフェロール、レモン果実エキス、シロキクラゲ多糖体、加水分解コラーゲン、クロフサスグリ果実エキス、エナンチアクロランタ樹皮エキス、アロエベラ葉エキス、ヒアルロン酸Na、レモン果皮油、クスノキ樹皮油、マンダリンオレンジ果皮油、ショウズク種子油、ビターオレンジ花油、ダイズ油、PCA-Na、コーン油、ニンジン根エキス、グリコシルトレハロース、水添レシチン、加水分解水添デンプン、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、PEG-60水添ヒマシ油、BG、フィトステロールズ、キサンタンガム、ローカストビーンガム、ステアロイルメチルタウリンNa、フィチン酸、(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー、グルコシルルチン、クエン酸Na、ピロ亜硫酸Na、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、クエン酸、システイン/オリゴメリックプロアントシアニジン、PVP、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸Na、キトサン、セテアリルグルコシド、ポリ-γ-グルタミン酸Na、オレアノール酸、イソステアリン酸ソルビタン、ポリソルベート60、フェノキシエタノール
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