穏やかな日焼け止め/エトヴォス ミネラルUVセラム

ーーー使いやすさと使い心地で選びましたーーー

探すはできれば「紫外線吸収剤、石油系界面活性剤、鉱物油、シリコン、着色料、アルコールがフリー」で、「石鹸洗顔でもオッケー」なもの。

昨年に引き続き、去年の日焼け止めを使うのは「おデコにパスワード貼って歩いてるようなもんやで~」ってことで、今回選んだ日焼け止めです。

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「エトヴォス ミネラルUVセラム」を選びました

このところ使っているミネラルファンデーションと揃えてオンリーミネラルの「ミネラルプラス UVミルク」を使うべきかと思ったのですが、「振って使うタイプ」とそのネラッとした質感が苦手なのでスルーして、自分的に様々に使い好いと感じたエトヴォスの「ミネラルUVセラム」を選びました。

エトヴォスは、希望通り「紫外線吸収剤、石油系界面活性剤、鉱物油、シリコン、着色料、アルコールがフリー」で、「石鹸洗顔でもオッケー」で、パラベンと香料もフリーです。

持ち歩きやすいチューブタイプ

エトヴォスの日焼け止めには、美白成分トラネキサム酸が配合された機能的な「ミネラルホワイトUVセラム」もありますが、持ち歩くにはフタが外れにくく嵩張らない点を重視して、チューブ容器のこちらにしました。

ただでさえ日焼け止めズボラなので、せめてアウトドアでは持ち歩こうかと
って!手隙手隙の区切り区切りこれを書いている間に緊急事態が宣言されたじゃん( ゚Д゚)
不要不急の外出はいけませーん。

テクスチャー

柔らかいクリームのような、とても滑らかなテクスチャーで、塗った時の感覚的な違和感がほぼありません。

スケキヨ(古っ)にならない色

(スケキヨが分からない若い世代の方は「スケキヨ 画像」で検索してね~。怖いよ~。)

見た目は白色ですが、塗ると、白くなり過ぎない淡いさで、控えめに肌色を補正してくれる程度の見た目的にも違和感はありません

控えめな補正力ですが、反射力かな?ファンデーション無しでも毛穴がフラットになる力があると思います。

そして、ミネラルファンデーションで軽くメイクしただけで(他のファンデーションでも)、不思議と崩れがなく、長時間ご機嫌な顔色を保てます(まだ汗をかかない爽やかな4月下旬時点です。)

仮に超絶疲れていても表面化しにくい。
それはそれで疲れ知らずなサイボーグのように思われて面倒だけどね、
病んで見えるのはイヤ、けど疲れが見えないのもなんか腹立たしいと、ヌメヌメ愚痴を書いてみました。

UV数値

SPF35 PA+++です。
日常には充分な数値だと思います。

ケア機能

日焼け止めなのに♪「ヒト型セラミド」も配合されています。
日焼け止めでケアまで期待はしないけど、乾かない構成は魅力的です。

プラス、アミノ酸や様々な保湿剤も配合されているので、肌にしなやかに乗ったまま、乾き知らずです。

石鹸落ち

ヨイコは日中に外出しなくても窓からの紫外線には注意しましょう、ってことで、メイクしなくても日焼け止めだけ塗る人も多いと思いますが、それこそクレンジング不要は嬉しい限りです。
穏やかなコールドプロセス石鹸でサクッと落ちてくれます
(クレンジング剤を使うのは自由です。)

フルメイクをしても、石鹸オフ可能な日焼け止めとミネラルファンデーション(とミネラルチーク)なら、ポイントメイク以外は石鹸オフが可能です。

ぬるま湯洗顔だけで済ませる人もあるようですが、たとえ肌負担がない日焼け止めでも、クレンジング剤なり植物オイルなり石鹸なり、なんらかの分解して溶け落ちるもので落とす必要はあります。
また、外出しなくても汚れるし、不要な皮脂は湧くので、夜は菌を含む汚れや過剰皮脂を分解してくれるアイテムを必ず使いましょう。

※強く乾燥している場合に朝洗顔をぬるま湯オンリーにするのはアリだと思いますが、できれば芳香洗顔だけでもお勧めします(ジュリークのハイドレイティングエッセンスやジャネスのアロマチックドロップなど)。

総括

今年は、最も紫外線が強くなる初夏に向けて日焼け止めが必要になるこの時期にタイムリーな更新を、と思ったのですが。
結局、緊急事態宣言で外出機会が減ることでしょう。
緊急事態宣言が解除されてからも、完全収束までは気持ちのどこかに引っ掛かりがある限り、以前のようにレジャーや旅行を心底楽しめるイメージがなく、日焼け止めの塗り直し等に頼る場面は減りそうです。

しかしながら、だからお部屋でしか使わなかった日にこそ、肌負担なく石鹸落ちするもののチョイスは別の意味でタイムリーだったのかな、とは思います。

日焼け止めって、紫外線をカットしてくれる有能なアイテムだけど、決して肌によいものではありません。
このエトヴォスUVセラムだって、厳密には「あれ?」な成分もありながら成り立っています。
乳液状の場合、乳化剤や顔料分散剤、表面処理剤の配合がなければガビガビで中身が不安定なものになるので、例えばパウダー状態のミネラルファンデーションのような単純なものにはなりません。
かといって、パウダー状態の紫外線防止パウダーのみでは肌への貼り付きが不安です。

どのような添加物にも抵抗を感じたら、シアバターに酸化チタンを重ねるしかなくなっちゃうかも。
偏執狂的に細かく言えば、シアバターや酸化チタンも普通に使えるようにするまでの過程ですでにナチュラルではないけれど。

紫外線A波B波を防ぎながら、「紫外線吸収剤や石油系界面活性剤、鉱物油、シリコン、着色料、パラベン、香料、アルコールがフリー」で、「紫外線反射剤に頼るのに白くならなくて、感触に違和感がなくて、ちゃんと肌に乗って、日中は落ちにくくて夜は石鹸でも落ちるもの」を求める消費者は開発者にとってものの見事に貪欲だと思いますが、このエトヴォスUVセラムは私にはよくできていると思いました。
個々、テクスチャーや色や使い勝手に好みはあると思いますが、よい意味で凡庸なほどに万人が普通に使えると感じます

日焼け止めは失敗したらどうにもならないアイテム

実は今年3月になるかならない頃に、やはり「石鹸で落ちる」と「バーズニュアンセ色」にだけ惹かれて、ろくにテスターせずに購入した某ブランドの日焼け止めが、堅くて超絶伸びが悪く、どう工夫しても真っ白になって乾くというものでした。
まじで漫画みたいに漆喰壁が割れる勢い。
ビジュアル的にも酷いけど、息苦しい。
試した日は気持ち的にクレンジングしてしまったので、本当に石鹸だけで落ちるかどうかは不明。
工夫しなければならない日焼け止めって(--;)
いまどきでも、こんなものがあるなんて(--;)

メイクアップものにも通じるけど、日焼け止めって失敗するとどうにもならないアイテムです。
化粧水は拭き取りに回したり、美容液やクリームは手足からボディ、髪にまで回せますが、テクスチャーや使い心地等がダメな日焼け止めは手足ボディにすらダメで、悲しいことにゴミ箱行きです。
仮にもったいなくて棚や引き出しにしまっていても、いずれ捨てるしかなくなるだけなのと、目にする度にため息が出るので、トットと捨ててしまいます。

日焼け止めはできるだけ、いえ、絶対に、失敗したくないものナンバー1だと思います。

成分表

・セラミド(NP、NS、EOS、EOP、AP)は、人の皮膚に存在するセラミドと同一構造、同一分子量のヒト型長鎖セラミド。
・タウリン~チロシンはアミノ酸

  • プロパンジオール=糖を発酵させて得る抗菌性を有する二価アルコール、保湿作用用、抗菌防腐による製品の安定化剤
  • グリセリン=保湿剤
  • 酸化チタン=無機化合物、白色顔料、UVB及びUVA散乱剤
  • スクワラン=分枝状の飽和炭化水素、油剤、エモリエント剤
  • トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル=グリセリン脂肪酸エステル、エモリエント剤、感触改良剤、分散剤
  • ペンチレングリコール=抗菌性を有する二価アルコール、抗菌防腐による製品安定化剤
  • ラウロイルサルコシンイソプロピル=分子量313.5のアシルアミノ酸系エステル、顔料分散剤
  • セラミドEOP=旧セラミド1
    セラミドNG=旧セラミド3
    セラミドNP=旧セラミド2
    セラミドAG=旧セラミド5
    セラミドAP=旧セラミド6Ⅱ
  • フィトステロールズ=植物油脂の不鹸化物(∗1)から得られる植物ステロールの混合物、環状アルコール、セラミドの安定化剤
  • ヒアルロン酸Na=保湿剤
  • シロキクラゲ多糖体=水溶性多糖体(酸性ヘテロ多糖体)、保湿剤
  • タウリン
  • リシンHCl
  • グルタミン酸
  • グリシン
  • ロイシン
  • ヒスチジンHCl
  • セリン
  • バリン
  • アスパラギン酸Na
  • トレオニン
  • アラニン
  • イソロイシン
  • アラントイン
  • フェニルアラニン
  • アルギニン
  • プロリン
  • チロシン
  • イノシン酸2Na=イノシン酸の二ナトリウム塩、保湿剤
  • グアニル酸2Na=生物体内に存在するアミノ酸の一種であるグアニル酸の二ナトリウム塩、保湿剤
  • グリチルリチン酸2K=消炎剤
  • ステアリン酸=植物油脂から得る分子量284.5の高級脂肪酸(飽和脂肪酸)、乳化作用、乳化物の表面処理剤
  • ステアリン酸ソルビタン=分子量430.6の非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)、乳化剤
  • ベヘニルアルコール=ナタネ油由来の飽和高級アルコール。乳化物の過脂肪剤、流動性改良剤
  • ミリスチン酸ポリグリセリル-10=多価アルコールエステル型のポリグリセリン脂肪酸エステルに分類される非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)、乳化剤
  • ステアロイルメチルタウリンNa=分子量427.6の陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)、乳化剤
  • 水添レシチン=リン脂質を主成分とするレシチンに水素を添加したレシチン誘導体(両性界面活性剤)、乳化剤
  • アクリレーツコポリマー=アクリル酸系水溶性高分子、被膜形成剤
  • ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル=ヒドロキシプロピルメチルセルロース(*)とステアリルグリシジルエーテルとの反応生成物、親水性増粘剤
  • キサンタンガム==水溶性の鎖状多糖類、水溶性増粘剤
  • 水酸化Al=無機化合物、表面処理剤
  • トコフェロール=酸化防止剤
  • エチルヘキシルグリセリン=アルキルグリセリルエーテル、保湿作用、抗菌防腐作用
  • フェノキシエタノール=防腐剤
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