導入美容液について/泡の導入美容液ESIENCEナノシープセラム

タイミング外れですが、今年初の投稿なので、明けましておめでとう。
今年もよろしくお願いいたします。

ケアについては、今回はエッ!なシリコーンまみれなアイテムを取り上げていますが、今年は久しぶりにいわゆる純なオーガニックに偏ってみようと思います。
とはいえ、オーガニック化粧品は安定性や防腐の観点から「もどき」が多く、純なものになると選択範囲が少な過ぎる上に使い勝手や使い心地が悪かったりするので、途中で止めるかもw

それでも、伴い、ベタなハーブティンクチャーに続き、昨年末に触発されてその気になったため、生薬的な材料を使ったティンクチャーなども仕込んでみたいと思っています。
また、昨年はワセリンの保護による治癒力に驚いたので、ワセリン主体のバームなんぞにも興味を傾けています。

ーーーアワアワチリチリしていない濃密な炭酸泡の導入美容液ーーー

ESIENCEという薬用ナノシープセラムを2本、肌に合わないという友人に譲り受けました。
「韓国の美容クリニック理事監修」とのことですが、製造販売はドメスティックで、「株式会社hugkumi+(ハグクミプラス)」という福岡県の会社の展開ブランドだそうです。
製造は株式会社コスモビューティーで行っている場合あり、とありました。

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2本の謎

譲り受けたのは昨年、まだ寒さが残る春先。
一つ前のブログ「2025年度最大のビックリ」にあるように、バリアー膜を剥がしたりレチナールを使ったりしてトラブルを発症させた頃。
以降も太陽を浴びまくってはぶり返すトラブルと付き合っていたので、使い始めの頃から時々、少しだけ使っては止め、また使ってみては止め、を繰り返していました。
途中、トラブルはアレルギーが原因かも知れない気がしたので、なんでもかんでも、このセラムすら疑わしくなったせいもあります。
「圧倒的浸透力」という有難い触れ込みが、この時は逆に避けるべき要素になってしまいました。
だいたいからして友人が「合わなかった」から譲り受けたんだもんね。
そもそも丈夫な肌をしているから気にしなかったけど、もしかしたら私にも合わない可能性はあるのかな、と。

友人は合わなかったのに何故2本も購入していたのか?
は、最初、ネット通販でお試し価格で購入した後、しばらくしてから使ってみるとチリチリしたので放置していたら、最初に受け取ってから2週間後くらいで(はっきり覚えていないがわりと短期間だったらしい)、また2本まとめて届いたそうなのです。
お試し価格は定期便が前提だったのね?と、返品の相談もしにくくて、取り敢えず支払ってから、この時点で焦って解約したとのこと。
彼女が手にしたのは、お試し価格品を含めると、実際は3本でした。

自身は肌調子が完全に健全に戻ったと感じた昨年11月末くらいからは、チビチビ使っていた1本の残りと、新しいもう1本を続けて使いきりました。

泡タイプの導入美容液

こちらは泡タイプの「導入美容液」。
よって、洗顔後すぐに使用するアイテムになります。

ナノシープセラムは、美容成分としてアミノ酸シスチンが多く配合されているフォース卵殻膜エキスを90%配合とのこと。
フォース卵殻膜とは、「国産の純度90%以上の卵殻膜を高純度高濃度に抽出し、カプセル化、高圧処理を施した独自成分とのこと。
また、毛穴より小さい炭酸泡と美容成分をナノ化しているので肌の奥まで浸透するとのこと。

導入美容液って

導入美容液はいろいろありますが、一般的には角質層を柔らかくする働きを持つので、一応、「後から使う化粧水などのスキンケア品の浸透を高める」と謳う場合が多く、いわばブースター的役割のアイテムといったものです。
だいたいはそのものにも美容成分が配合されています。

導入美容液について、なんとなく分かってはいてもモヤモヤしていた疑問2つ、この際に書いてみます。

何故、ブースターになるのか?
は、その成分や処方により、硬くなっている角質層の細胞間や水素結合などのタンパク質の結合を一時的に緩めて柔軟にしてくれるため、その後のスキンケア成分が通りやすくなる、みたいな感じです。

なぜ洗顔後すぐに使うのか?
一般的な洗顔剤による洗顔後の肌は、汚れ落ちだけでなく、ある程度の必要な皮脂や水分も落ちやすいので、乾燥し勝ちになります。
つまり外敵から肌を守るバリア機能が脆くなります。
何につけ最も浸透しやすくなっているこのタイミングで、すかさず「浸透しやすく処方された、肌が必要とする成分を送り込む」という考えです。

メリット=乾いてゴワついた肌が柔軟になり、スキンケアの浸透がよくなる
デメリット=スキンケアステップが増えて刺激を与える可能性あり、過剰ケアになる場合あり

そして、必要か不必要かでいえば、そもそもが潤っている肌には不要です。

沼っていた導入美容液を止めた経緯

横道に逸れますが、私自身はいつからか、この種の導入美容液がわりと苦手になりました。
初めての導入美容液は、ろくに化粧品を知らなかった35年以上前、「コーセー のモイスチュアエッセンス」で、これは比較的アッサリしていて使いやすかった記憶があります。
若かったし、それだけで済ませるくらい雑なケアをしていたので、まだ苦手意識もありませんでした。

コスデコ モイリポの沼

その後、あまりに有名になったコスメデコルテのモイスチュアリポゾーム(リポソームアドバンストリペアセラム)はびっくりするくらい何本も使いました。
「直径0.1ミクロンのリポゾームという何層にもなった保湿膜が少しずつ肌に放出される」という、脳内でイメージしやすい有り難い保湿システムと、確かに洗顔直後の肌を優しく包んでくれる感触に沼ったのだと思います。

使わなかったら乾く!という強迫観念すら持ったかも知れません。
「使っていたら効く」けど、結果的には改善そのものはしてくれないからこその継続と強迫観念でした。

先行乳液(化粧水前乳液)まで重ねていた

その後、モイスチュアリポゾームも止められないままにプレ化粧水に当たるアルビオン及びコスメデコルテの「先行乳液」を長く長く併用していました。
もしかして、先行乳液を使っていたらそれが導入剤になるので、モイスチュアリポゾームはイランかったんちゃう?
今思えば、どれだけ盛ってんねん、って話しです。
もちろん、BAさんは併用を勧めましたが。

天然オイルに出合ってしまった

が、あることがきっかけで、洗顔後、化粧水の前にスクワランオイルを使ってみると、スクワランオイルこそが以降に使うアイテムの導入&保湿強化になることを実感しました。
(スクワランオイルを使う前の肌に芳香蒸留水をスプレーしておくと、オイルが更に肌に親和しました。)
ここから、いわば「導入機能を持つ添加物フリーのもの」を使いはじめたのです。

ここでやっと導入美容液や先行乳液の呪縛から解放されました。
何より導入美容液や先行乳液のように3日使わなかったら乾きを感じる改善のない肌から、「使わなくても潤っている肌」へと改善されました。

(改善後もほぼ毎日使っているのは何故ですか?
は、絶えない潤い強化のためです。改善は、何日も使い忘れても、わざと使わなくても大きな問題がない、という意味です。)

以来、後から使うアイテムのブースターと保湿を目的として、様々なオイルを試してみるようになりました
スクワランオイルに限らず、ホホバオイルやマカダミアナッツオイル、ローズヒップオイルなどの様々なオイルを使いつつ、
ヴィアロームのフリクション107に出会ってオイルを重ね出し、
自身でオイルに好きな精油をブレンドするようになり、次第にそれが美容液以上の役割を果たすことに気付いた、というのが現在に至る過程です。

これに慣れると、どれだけ軽い質感であれ、洗顔直後に肌に自然に親和しないヌルヌル感だけあるアイテムを塗ることに抵抗を感じるようになってしまったため、「いわゆる導入美容液」が苦手になりました。

よって、このナノシープセラムは久しぶりの導入美容液です。
長い横道、失礼いたしました。

テクスチャー

泡状で出てきますが、プクプクシュワシュワはしません
昔の濃密タイプのヘアムースみたいな感じです。

昔、炭酸美容が流行った時に使ったことのある炭酸タイプ美容液のような炭酸刺激もありません

泡自体、とても濃密でキメ細かくかなり重たい感触で、美容液というより滑りの悪い重厚な乳液っぽいです。

皮膜感のある乳液
洗顔直後に塗るとしっかりベッタリ付いて、もうお腹いっぱい、じゃなくて肌いっぱい?

(今の今、これを書きながら成分を確認しましたが、この皮膜感は、シリコーンだと思われます。)

使用の規定量は500円玉大ということですが、首まで伸ばしても多く、ヌルヌルが強くて、私自身はなかなか馴染んでくれないと感じました。
だいたいは
「チビチビ使うから、効くものも効かない」という持論を持つ私ですが、さすがに規定量より少なめに使うことにしました。

訴求と構成

訴求はなんといっても「炭酸泡が美容成分を角質層深部まで届ける」点。
そして構成は「98%美容成分」。

代表美容成分は、「ナイアシンアミド」と「浸透型ナノ化卵殻膜」。

効果は、保湿、弾力アップ、シワ改善、美白です。

ナイアシンアミド

ナイアシンアミド(ビタミンB3の一種、ニコチン酸アミド)は、随分昔の20年近く前にSK-IIのアイテムに配合があり、試してみると、あ?と感じるくらいに肌色や弾力に効果を感じました。
多分に2007年に(美白有効成分ナイアシンアミドの旧表示名)「ニコチン酸アミド」が医薬部外品として承認された頃のものです。

以来、個人的にはナイアシンアミド化粧品を特には目にすることがなく、すっかり忘れていたのですが、いつからかいきなり「よく見る成分」に。

2017年頃にコーセーの申請により、医薬部外品シワ改善有効成分として承認されたため、シワ改善化粧品への配合が広範囲に普及した模様。

マルチ機能(保湿、抗シワ、美白、弾力、毛穴ケア)を堂々と謳える上に比較的安価で、水に溶けやすい水溶性の性質であるために汎用性が高く、今やナイアシンアミド配合の化粧品はものすごくよく見かけます。

私自身は特に狙ったのではなく、どこにでも配合があるので自動的というか、自然といろいろ使っていますが、効果実感が全くドラスティックではなく、むしろ退屈で無難な成分だと感じていました。

が、実際はある程度の配合濃度があれば、効果実感があることに気付きました。
抗シワ、弾力アップを狙うなら、濃度10%以上必要かも。
(無印良品「高濃度美容液 ナイアシンアミド配合」で検証
中)。

たいていは濃度の提示がなくてはっきり分からないけど、通常、ナイアシンアミドを前面に出していたら美白や皮脂抑制期待の3~5%かも。
脇役だったらバリア機能アップ期待の1~2%くらいかも。
まじ、知らんけど。

一応。
リターンと安全性のバランスがよい真面目&退屈無難系は3~5%くらいだそう。

注・高濃度ビタミンCとの併用は、人や場合によって刺激の可能性があるそう(あくまでも可能性)。
また、皮脂抑制効果を持つため、レチノールとの同時併用は乾燥を引き起こす可能性があるようです。

という点から見て、ビタミンCも配合されているナノシープセラムのナイアシンアミドの配合量は低めかと(想像です)。

浸透型ナノ化卵殻膜

浸透型ナノ化卵殻膜は、卵の殻の内側にある薄膜(卵殻膜)の美容成分を角質層に浸透しやすいナノサイズに加工した成分で、ナノシープセラムは更に高濃度の炭酸泡で浸透力を高めているようです。

卵殻膜は、しつこいくらいに聞いたり見たりする成分名です。
ケラチンタンパク質でできた二層の網目状構造で、外側はキメ粗く、内側は密な構造で、卵内の生命体を乾燥や微生物から守る役割を持っています。
「約20種類のアミノ酸」が豊富な上に、「皮膚の細胞外マトリックス成分(コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸)」を多く含有しており、真皮の線維芽細胞を活性化してプロテオグリカンや弾力に必須のⅢ型コラーゲンの分泌を促進します。
また、人の肌に近いアミノ酸組成は肌への親和性が高さも特徴です。
細胞自体の自己修復機能を高め、ダメージの蓄積を防いでくれる優れもの。

いわゆる効果としては、肌のハリや弾力の向上、シスチンによる美白、保湿です。

体感

2本使いきりました。
どうでしょう。
(知らんがな、とツッ込まれそうです。)

トラブルから綺麗に回復した後、何かで肌をアゲようと思っていたところ、ナノシープセラムがちょうど手元にあったので使いましたが、なんとなく肌密度が高くなって弾力がアップしたような。
でも、使っているわりにはまだ物足りないような。

後数ヶ月、使い続けたらいいのかも?
私は重たい皮膜的な感触が辛いので止めましたが、大丈夫な方には有効性を発揮するかもです。

成分表

  • フリー=パラベン、鉱物油、タール色素、アルコール、合成色素、紫外線吸収剤、着色料 
  • 一見してわかりにくいかも?なものだけ、簡単に抜き書きしました。
    ーーーー
    ・イソステアリルグリセリルエーテル=(W/Oエマルション)を形成する乳化剤

    ・グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル=防腐補助、保湿、乳化剤、可溶化剤

    ・モノラウリン酸ポリグリセリル=非イオン性界面活性剤、乳化剤

    ・アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体=皮膜形成剤、増粘剤、乳化剤

    ・ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体=シリコーンと他の油性成分をなじませる乳化剤、感触改良、撥水性付与、ツヤ出し

    ・モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)=ポリソルベート60、親水性非イオン性界面活性剤(乳化剤、可溶化剤

    ・メチルポリシロキサン=シリコーン成分、感触改良、撥水性の付与、ツヤ出し、成分の伸展性

    ・メチルフェニルポリシロキサン=シリコーン成分、感触改良、撥水性付与、ツヤ出し

ーーーー
ナイアシンアミド、ラカンセア発酵液 (コメ)、精製水、濃グリセリン、L-アスコルビン酸 2-グルコシド、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル、パルミチン酸レチノール、イソステアリルグリセリルエーテル、リン酸L-アスコルビルマグネシウム、グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル、1,3-ブチレングリコール、加水分解ヒアルロン酸、酵母エキス (3)、タイムエキス(1)、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、イザヨイバラエキス、プラセンタエキス (1)、加水分解卵殻膜、キサンタンガム、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、モノラウリン酸ポリグリセリル、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、水素添加大豆リン脂質、フィトステロール、カルボキシビニルポリマー、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、水酸化カリウム、エデト酸二ナトリウム、フェノキシエタノール、香料、二酸化炭素

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