
---PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)--
写真「シャケナレイディ1」。サケといえば、かのDr.ペリコンの毎日サケ食ってたら老けないぞ、とかって話を思い出しますが。
サーモンはお刺身とかカルパッチョとかホイル包み焼き(チーズ&ゆず胡椒を使ったら美味しいよ)とかバターソテーとか、お料理バリエーション豊富だから大好きですが、毎日て...。
はどうでもいいけど、
塗布成分としては、乏しい私の頭ではアスタキサンチン酸を思い浮かべてしまいますが、「PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)」というサケの精巣のDNA断片を含んだ天然由来の成分も存在します。
化粧品材料としてのPDRNは、PN製剤(ポリヌクレオチド製剤)に入っているポリヌクレチオドの分子量を小さくしたものです。
PDRNは、医療分野では創傷治療薬として使用。
美容分野では、肌の細胞を活性化させてコラーゲンやエラスチンの生成を促す働きを持ち、肌の再生能力を高める効果が期待されるとのこと。
目次 / contents
COSMEDON
興味があったので、昨冬くらいから飛ばし飛ばしではありますが、「COSMEDON(コスメドン)」 という、なんとも不思議なブランド名の「シャケナレイディDX」という、商品名まで「はぁ?」なものを使ってみています。
使うものを「シャケな令嬢」と訳したならば、使い手は「ヒトなババァ」?
日本ブランド「COSMEDON 」を扱うメーカーの社名は「ISKマテリアル株式会社」で、オリジナル原料を創出する先進の化粧品原料メーカーだそうです。
皮膚科学とエビデンスに基づいているとのこと。
パンフによると、他に
「グルタチオン濃度55,000ppm、ビタミンC誘導体(APPS)、ナイアシンアミド配合」の「オカズ シラタマグルタシー DX」や
「ナイアシンアミド18%、パンテノール3%配合」の「オカズ ニコパン21」
などなど、その成分と目的が明確な商品をたくさん扱っています。
シャケナレイディDX=PDRN30,000ppm
「シャケナレディDX」のサーモンPDRNは低分子、純度100%で、配合穭は30,000ppm(パーツ・パー・ミリオン)。
(毎回書きますが)3万!と聞くとすげぇ!と感じますが、濃度3%です。
化粧品の有効成分としては高濃度に当たる方です。
濃度10,000ppm配合のシャケナレイディもありますが、使うなら30,000ppmの方が私には魅力的。
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テクスチャーなど
高濃度だけに色は真オレンジ色。
アスタキサンチン酸は原料そのものを購入したことがありますが、本当にびっくりするくらいの鮮やかなオレンジ色。
アスタキサンチン酸配合の化粧品も、きちんと配合されていたら真オレンジ色なので、見慣れてはいますが、塗ることに躊躇するほどの鮮やかさです。
もちろん、肌が染まるようなことはありません。
また、高濃度であるだけに特有の匂いがあるとのことでしたが、私は特には違和感はありませんでした。
テクスチャーはサラッサラです。
サラッサラだから水のように表面張力が働いて弾きそうに見えますが、肌馴染みはとてもよいです。
効果実感
なんとなく夜だけ使っていましたが、それでもいつの間にか効果らしいものを感じました。
どのような?というと、具体的には肌の締まりがよくなっていくような感覚で、肌の密度が高まって弾力が出て来るような。
即即、変化があるわけではないので、明確さには欠けますが、
「あれ?何か使ったっけ?あー、これ?かな?」
といった感じ。
これが積み重なった先に本当の効果が実感に繋がるような手応えはあります。
一般、副作用が少ない
抽出元はお魚なのに?ですが、人間の体内に存在する成分に近いらしく、副作用が少ないそうです。
目が覚めたらアリエルになっていたりして。
ちゃうわ、ごめん。
私の場合はハンギョドン。
サンリオ万歳。
注・
※ 成分の純度や安全性を確認しましょう。
※ 魚介類アレルギーを持つ方は注意です。
併用成分とのシナジーでより高効果に
また、PDRNは単体で使用しても効果はありますが、併用する成分とシナジーを起こして、より高い効果を発揮してくれるそうです。
- ◾+ ヒアルロン酸
乾燥対策とアンチエイジングに○。
「ヒアルロン酸の保湿効果」に「PDRNのコラーゲン生成による肌再生能力」が相乗するため、整ったキメとハリ肌が期待できます。◾+ セラミド
肌バリアー機能が弱っている方に○。
「角質層で水分の保持と保護を担うセラミド」と「PDRNのコラーゲン生成による肌再生能力&修復作用」が相乗するため、バリア機能の強化が期待できます。◾+ レチノール
表面から深層までのアンチエイジングに○。
「レチノールのターンオーバー作用」と「PDRNのコラーゲン生成による肌再生能力」が相乗するため、皮膚の表面から深層まで働きかけて、シミやシワに対してのダイレクトな効果が期待できそうです。◾+ グルタチオン
美白効果を求める方に○。
「グルタチオンの美白効果」と「PDRNのコラーゲン生成による肌再生能力」が相乗するため、メラニン生成の抑制力を高めてくれます。
また、PDRNの抗炎症作用がグルタチオンの刺激を軽減してくれるので、グルタチオンが苦手な方も使いやすくなる可能性があります。
最初から同時配合されている商品でも充分に効果があるようですが、気になる状態に合わせてプラスする方法もあります。
何かカンフル剤的なものを突っ込みたい時に理想的だと思うPDRNシャケナレイディDX
PDRNシャケナレイディDX(30,000ppm)は、その各配合料は分からないけど、「レチノール、ヒアルロン酸、パンテノール、DMAE、NMN、ビタミンC」が同時配合されたゴージャスタイプ。
これ1本で抜かりがないように感じます。
手抜きまくり(言い換えればすごくシンプル)なケアを続けていて、いっぱいイランことをしているより肌調子がよいという、ある意味ゾッとする、または「そんなもんかよ」な、あれこれ使ってきた上での青ざめ感を持つ中、
「こんなに手抜き(シンプル)でいいのか?」
と、何か突っ込みたくなった時、どうせならパンチの利いたカンフル剤みたいなものを投入したいと思うなら、PDRNシャケナレイディDX(30,000ppm)はアッサリテクスチャーも含めて全方位的にお勧めです。
+ ヒアルロン酸の「Anua PDRNヒアルロン酸カプセル100セラム」
そういえば、あれこれ適当に購入した時にたまたま「PDRNとヒアルロン酸」の美容液「Anua PDRN
ヒアルロン酸カプセル100セラム」が混ざっていました。
まぁまぁまぁ、みたいな感触で、「ただのヒアルロン酸でしょ」と思って存在感が薄くて放置していたのですが、今回、「そうなのっ!」と、朝に使用するようになりました。
ちょっとヌルヌルするけど、場合によっては物足りないかも?な程度にベタ付きは緩く、浸透感(あくまでも「感」)は普通ですが、日中、どれだけ日向に居ても乾燥知らずで夏枯れなく過ごせています。
ヒアルロン酸という当たり前にベタな成分を見直したくなる商品です。
成分表
細かく神経質にいうと、何かと文句を付けることはできますが、非常に当たり前な構成であり、あえて書き出すような注意成分は私には見当たりません。
当たり前の溶剤兼保湿剤兼抗菌剤、増粘剤、防腐剤。
賢明で優しい処方だと思います。
鉱物油フリー/パラベンフリー/アルコールフリー/合成香料フリー/合成着色料フリー/小麦由来原料フリー
- 水、プロパンジオール、DNA-Na、ジグリセリン、パンテノール、ペンチレングリコール、イヌリン、アスコルビン酸、ニコチンアミドモノヌクレオチド、グリチルリチン酸2K、糖脂質、アラントイン、酒石酸ジメチルアミノエタノール、レチノール、加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル、加水分解ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、ヒアルロン酸Na、パルミトイルトリペプチド-5、アセチルデカペプチド-3、オリゴペプチド-20、オリゴペプチド-24、パルミトイルトリペプチド-1、パルミトイルテトラペプチド-7、PCA-Na、乳酸Na、アルギニン、アスパラギン酸、PCA、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、BG、グリセリン、PPG-8セテス-20、キサンタンガム、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、レシチン、水添レシチン、カルボマー、ポリソルベート20、シアノコバラミン、1,2-ヘキサンジオール、フェノキシエタノール