優れたロングラスティング力/ランコム・タンイドル ウルトラ ウェア リキッドファンデーション
 ーーー綺麗がホントにロングラスティングーーー

驚きました。
ランコムのタンイドル ウルトラ ウェア リキッド ファンデーション。

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簡単に整った

先月末、カワイイメイクの神様如し友人が来阪した時のこと。
朝から宿泊先に突撃した際にどの駅からもチュートハンパでタクシーを利用するも、市内はラッシュアワーにつき走行しているより停車している時間の方が長く、もどかしくて途中で降りて走ったのです。
もともと若い時から「赤ん坊みたい」と言われるほどに特に頭と顔に汗をかく私は、もちろん着いたらビチャビチャ。
気持ち悪いから
「ベース落とす~」って言ったら化粧品をまるごと貸してくれました。
その時に使ったのが、このランコムのタンイドル ウルトラ ウェア リキッド ファンデーション。

見た目は軽めのフルイドファンデーションみたい。
塗りやすい。
乗りやすい。
サラッと伸ばしただけなのにいきなり肌が整いました。
厚み無し

揮発性と速乾性は感じるけど、季節のせいなのか、そもそもなのか、いわゆる乾燥による不具合もゼロ。

毛穴と色ムラについては見えにくい肌なので不明だけど、穴も色もフラットになると思われます。
「AIではない生き物として綺麗なフラット肌」になる素肌っぽさあり

外資系ならではの色出しを思い出した/「ピンク系白過ぎ地獄、白過ぎを避けたら黄色地獄」から脱出

塗りながら色はどうかと尋ねられたけど、自身、なんの違和感もなく。
例の影クマの名残りも全然気にならない。
使ったのはごく標準色の「BO-02」。
ベージュオークル?ん?
ベージュと付くと黄色いのに黄色は全然強くない。

私の肌色は毎回いいますが、グレーです。
お洒落にいうと「ピンク転び」もしくは「ブルー転び」。
なのに全く違和感がないので、
「私、全然色白じゃないのに黄色くもないから、ベージュオークルはいつも沈むのにな?」
というと、
「あ、みみさん、ドメブラの黄色が合わないっすよ。外資系なら大丈夫。」
あ!
そうか、そういえばそうだったんだ。

昔は外資ブランドばかり使っていたけど、いつからかスキンケアがボロクソで立ち寄ることもほぼ無くなって、ついで買いしていたメイクものとも真面目に向き合わなくなって。
自覚なく、いつの間にかなんとなくドメブラのファンデーションばかり使っていたわ。
(番外のTIRTIRはKコスメだけどブルー転び云々より白磁器っぽさあり。)

例え日本処方で「日本人に合う色展開」であっても、外資系は黄色も多分にドメブラのような黄土色ではなく、クリームがかったタマゴ色(ミルクセーキ色)っぽい傾向があります。
(今の人、ミルクセーキって戦後直後の遺物で分からないかも。淡い淡いタマゴ色です。)

私の場合、ピンク系を使うと時によって影クマが発生する部分がデフォルメされるのですが、
ベージュオークルの黄色味がそんなミルクセーキな黄色味だから、
ベージュオークルでも黄ぐすみやトーン落ちもなく、
ベージュオークルだからこそ、影クマの名残があってもスッと消えるのだ(クマ消し=黄色伝説は正解的な)

と思います。

ここ数年も外資ではNARSやMACはたまに使っていたけど、NARSはまぁまぁ違和感なく、MACは外資なのにめっちゃ黄色転び。
ちょっと分かりました。
過去もディオールは合ったけどMACは合わなかったのです。
外資でもアーティストブランドとクチュールブランドでは、色出しが違う様子です。

最近、ワトゥサ以外は何を使ってもピントがシャキッと合わなくて、自分、へんな肌色だと思ってはいたけど、そこには全然気づかなかったのですね。
ふーん。へーっ、と目から鱗。
(ワトゥサはドメブラですが、外人モデルさんを意識して作られたのと、いつだかに書いた「銀幕=ブルージェル」の発想から微妙に外資がかったブルー転びトーン(彩度)です。)

これで「ピンク系白過ぎ地獄、白過ぎを避けたら黄色地獄」から脱出です。

ファンデーションの色トーンにピンと来ない方がいらっしゃったら、色番号や色系統に囚われず、ドメブラ、外資ブランド、アーティスト系、クチュール系で、絶対ではないけど「傾向」が違うので、いろいろ試してみるとしっくり来る色が必ずあると思われます。

ずっと綺麗な驚異のロングラスティング

さて。
ここで書きたかったのは、何よりそのラスティング力です。

当日、カンカン日照りの京都方面に行き、ダラダラ汗をかいて茶店に入った時。
「鏡見て!」といわれたので、さぞかしドロベタなのかと思ってゴソゴソとバッグの中を探していたら
「すごく綺麗なままだから見て。落ちてない!」と言われ、見てみたら。
ハッ♪おおっ!ほんとだ!
うっそー。
仕上がったまま、もしくはまるで顔色くすみなく、はんなりと馴染んでいます
(「はんなり」は京都方面の言葉で一般「明るく上品で華やか」。私的訳は「下品さのない得も言われぬ柔らかい華やぎ。」ちなみに「訳」であって自分に対してではないです。)

そりゃあ「買う!すぐ買う!」ですよ。
「塗り立ては一つ暗くしてもいいかな、と思ったけど、馴染みました。この色で合ってます!」

どんなファンデーションでも必ず落ちまくるのにビックリ。
汗をかいたらもう、別に落ちても別にかまわないんだけど、なんだか生臭いのはどうよ?
また、顔色が綺麗な時はいいけど、もしもくすんでいる時の素肌は見苦しくね?
で、綺麗が保たれているに越したことはないのですよね。

このファンデーションだって、もしかしたら、いや多分、なんとなくは落ちているはずなんだけど、「綺麗を保った落ち方」なので、生臭さもくすみも見えないのです

実際は「パウダーはミラコレ」で仕上げてくれたのですが、パウダーは全体ごっそりはたいたわけではなく。
後日、私にとっての最たるラスティング王は、やはりこの「タンイドル ウルトラ ウェア リキッドファンデーション」だと判明。

公式HPによると、このラスティング力は
「シリル化シリカとパーライトから成る皮脂吸着パウダーが配合されたウルトラネット」というものが「様々な表情の動きに対応する」だそうで。
ウルトラネットて(・д・)

謳いの「皮脂や汗に強く、化粧直し要らずで24時間心地良い美しさが続きます。」はウソではなく。
また、「プールも、サウナも。」は試していませんが、他より持ちこたえる可能性あります。

紫外線防止力

「SPF38・PA+++」です。
散乱剤の酸化チタンと吸収剤のメトキシケイヒ酸エチルヘキシル。
日焼け防止力としては申し分ないけど、吸収剤がどうしても苦手、あるいはアレルギーが起こる方は避けましょう。

また、日焼け止め「UVエクスペール」のピンクとトーンアップのサンプルをいただいたので試してみましたが、特に同ブランドで揃えなければならない感覚はありませんでした。
今のところ、「オンリーミネラルUVクリームクールコンフォート」を使っていますが、支障はなく、乗り、伸び、持ちも非常に良きままです。

せっかく紫外線吸収剤フリーの下地を使うのにファンデーションは紫外線吸収剤配合ってバカ?という考えもあると思われますが、こだわり過ぎたらキリがなく。
普通の市場にヴィーガンが入り込んで文句言うのはナシ、ってことで。

テクスチャー

テクスチャーは、見た目はコクがあるように見えるけど、比較的サラッと系。
これだけカバー力があるわりに厚みは全く感じません。

この手の落ちにくいファンデーションだから被膜力はあるはずなのに、私自身は感覚的な被膜感はかなり淡いです。
揮発成分のせいかと。

伸びは、揮発性があって速乾するから、下地や環境によっては悪いかも。
乾き過ぎた肌や乾燥し過ぎた室内では良さが生きません。
同ブランドの下地などでなくても大丈夫なので、ある程度保湿した肌に快適な環境で塗ると、しなやかに伸びて心地好く馴染みます

長時間外出時にお直しも簡単

落ちにくい、すなわち揮発するファンデーションはお直しが難しかったりするので、もっと扱い辛いかと思ったのですが、
試しに途中で軽く汗を拭いて下地クリーム(乳液)を塗ってから適当に重ねても、それだけでかなりの度合いで甦るのも本当です。
簡単♪ラッキー。

厚みでカバーしているわけではないからだと思われます。

例えばの例えば、ハウステンボスで日中汗ダラダラ、夜の花火&ディナー前に汗を拭いて少しお直し、みたいなパターンに簡単キレイ便利。

狭義な比較をしたらば

1998年からのロングセラーで、有名な外資系ロングラスティングファンデーションといえば、エスティローダーの「ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ」。

「結局、コレかな」と何度か使いましたが、記憶が正しければロングラスティング力は同等かも知れないけど、タンイドル ウルトラ ウェア リキッドの方がダブルウェアよりしっぽり滑らかな感覚で肌そのものに乾きを感じないていう意味で綺麗を保ちやすいと感じます。
(ただし、もちろん肌質によると思います。)

成分に対する感想

実は個人的には、「特に肌荒れするわけでもなし、これだけ綺麗を保てるなら成分なんてどうでもいい」、が本音ではありますが、一応。

2番目の「ジメチコン」は頻繁に登場するシリコーン重合体です。
通気性と展延性に優れる、軽く滑らかな感触の低粘度のものは油性基剤として汎用されます。
他のシリコーンを溶かし込む「溶剤」として使用されることもあり、
もしくは
「紫外線散乱剤の表面改質」に利用されます。
※紫外線散乱剤(酸化チタンや酸化亜鉛など)は紫外線を吸収すると電子が励起され、表面で大気中の水や酸素と反応してラジカルを生成し、周囲の油を酸化分解する光触媒活性を持つため、「光触媒活性の抑制や粒子分散性の向上目的」で、ジメチコンで散乱剤の表面を被覆しているものが多くあります。※

3番目の「イソドデカン」は、分岐脂肪族炭化水素。
速乾力のカラクリ見っけ。
これは「揮発性が高い油状液体」で、配合することで油性の残留感が嫌われるメイクアップ品に汎用され、製品の広がりをサラサラと良好にする性質があります。
また、「速乾することが求められるシリコーン原料の溶剤」でもあります。

※「揮発性」=通常の温度で液体が気体になる=蒸発しやすい。※

4番目の「変性アルコール」にも揮発性があるため、このファンデーションのリキッド部分は乾燥が速く、「塗布してすぐに液状成分が気化」していきます。

5番目の「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」は紫外線吸収剤。

揮発成分を避けたら、結局、塗って肌に残るのは
・先に書いた「ジメチコン」、
・「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」、
・ウォータープルーフ化粧品の材料になるシリコーン樹脂の「トリメチルシロキシケイ酸」
みたいです。

6番目の「トリメチルシロキシケイ酸」はシリコーン油剤ではなく「強力な崩れ防止効果を付与できるシリコーン樹脂」です。
なるほど確かに汗をかきまくっても崩れないカラクリはこれだったのかぁ。

知らない方が、無頓着なクレンジングで済ませられて楽だったかも?
いや、ズボラを言うなよ自分。
結果的には知ってよかったんだよね、ちょっとくらいでは落ちにくいシリコーン樹脂は蓄積すると大きな肌負担になって肌質が悪くなります。

私は「クレンジングオイル」ではなく「フツーのコスメグレードのオリーブオイル」でクレンジングしていますが(化粧水ビチャビチャのコットンで拭くから勝手に乳化するゆえ大丈夫です)、このファンデーションの場合は毎日だとちょっと無理かも。
なので、「たまに」イヴロム。
もしくは意外と落ち力があるマルティナオーガニックもしくはDr.ハウシュカのクレンジングミルクを使います。
クレンジングさえできていたら、洗顔の石鹸に強い洗浄は求めません。
シリコーン樹脂のせいで合成界面活性剤を使ってカラカラにしたくはないからです。

続いてBG(溶剤、防腐補助剤)、
酸化チタン(紫外線散乱剤)、
PEG-10ジメチコン(溶剤)

次が「パーライト」
パーライトって、真珠岩。
通気性や排水性に優れた植物の根腐れ防止剤でしかないと思っていましたが、化粧品(皮脂吸着パウダー)にも応用できるのね。
どっちが「応用」かは知らないけど。
「火山性鉱石や珪藻土から作られる多孔質性粒子」パーライトは「ウルトラネット」の材料でもあるけど、要するに粒子の表面に微細な孔が無数に空いているから、皮脂などを吸着してテカりを防止する作用があるみたいです。

パーライトの次にある「合成フルオロフロゴパイト」合成鉱物(体質顔料)で、旧表示名は「合成金雲母」。
金雲母の学名は「phlogopite」。
「雲母の結晶中のヒドロキシ基をフッ素に置換」したものが「フルオロフロゴパイト」だそうです。
このファンデーションへの配合目的は多分に「光沢付与」。

その他、外資系独特の成分の多さですが、だいたいはこの製品の骨格的なものを形成する感じの材料だと思います。

シリコーン油の乳化に「ビス(PEG/PPG-14/14)ジメチコン」

柔軟性や潤滑性、皮膚に対するフィット感向上のための感触改良に「(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー」

揮発性炭化水素の「イソブタン」

抱水性を持つエモリエント効果を抱えた「テトラ(ヒド ロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル」

体質顔料(無機酸化物)でソフトフォーカス効果を持つ「シリカ」
疎水性の「シリル化シリカ」などなどなどなど。

外資化粧品の成分表はたいてい「1%以下」になると、ほぼ途端に「酸化防止剤」や「防腐剤」に入りますが(欧米では防腐されていないと怖いと感じられるから早くに記載するらしい(あくまでも「らしい」、です。))、このファンデーションは末尾の顔料や香料の前、ほぼ最後側に記載されています。
ドメブラに準じたのでしょうか(分からないです)。

酸化防止に「トコフェロール」
防腐剤に「フェノキシエタノール」

香り成分に関しては、
「リナロール、オイゲノール、 α-イソメチルイオノン、ヘキシルシンナマル、ベンジルアルコール、サリチル酸ベンジル」
ドメブラでは一括して「香料」と記載されていますが、外資系では決まりで、上記のように「香料の主成分」が記載されます。
香りはランコムだから当たり前と感じるけど、冷静になれば「きつめ」です。
揮発性を持つ成分の匂い消しなのかも知れません(予想なだけです)。
優雅といえば優雅です。

ウルトラ ファンデ キット

7月1日に購入した際、
先行使用の美容液「ジェニフィック アドバンスト N 7ml 」

口紅「ラプソリュ ルージュ クリーム 274 」がくっついて来ました。
(なくなり次第終了とのこと、)

口紅は秋色っぽい感じです。
ローズ系混じりのレンガ色みたいな。
このカンカン照りの空の下には似合わないと感じたので秋まで保存します。
一度だけ塗ってみたけど、持ちはよくないです~。

ランコムの美容液は久しぶり。
試しに使ったら、また外資スキンケア品に嵌まるかも?と思ったけど、何も感じなかったです。
いえ、たったの7mlで本質が分かった気にはなっていません。
単純に琴線に触れることはなかっただけです。

私とランコム

思い出のどうでもいい余談です。

今回、美容液に何も感じなかったと書きましたが、20代の頃の私にとって、ランコムは外資スキンケア品の花形でした。
ドメブラのスキンケア品もロクに使ったことがないくせに神戸三宮の並行輸入化粧品屋さんで無知なまま、美容液であるエスティローダーのナイトリペアやディオールのカプチュール、そしてランコムのオリゴマジョールを次々と試しています。

どのみち当時、ドメブラに美容液というアイテムがどれほどあったのか?
お子ちゃまには縁がないコーセーのRCリキッド、または大層に展示しているわけでもなく什器に引っ掻けてセルフで販売していた安っぽい容器のコーセーの「エスプリーク モイスチュアエッセンス(多分こんな名称、弱酸性が売り)」くらいしか記憶にありません。

3種類の中で一番濃密で一番効果実感を感じた気がしたのは(20代だからそもそも必要なく「気がした」だけだと思いますが)、ランコムのオリゴマジョールでした。

今も進化しつつのロングセラーのナイトリペアよりカプチュールよりオリゴマジョールは濃く白濁した実に濃密なテクスチャーで、「美容液使ってるぞ!」な気分になったもので、けっこうリピートした記憶があります(とっくに廃盤になりました)。
思い出せば、顔もロクに洗わないくせに「美容液さえ塗ってたらいいだろう」という、美容液使用は安心な砦であり、美容液信奉者でした。

という経緯で、デパートで外資スキンケア品を初めてラインで買ったのはランコムです。
化粧品売り場をキョロキョロして、デザイナーズブランドより絶対にイイはず、と勝手に思ったのと、オリゴマジョールを使った経験からの選択でした。

遡ると初めてマイ化粧品を手にしたのは17才か18才頃、1978年くらいです。
大阪在住だったその頃、しょっちゅうの慣例のように家族で近所の複合商業施設に買い出しに出掛けた際、阪急百貨店の化粧品売り場付近で母が父に「そろそろこの子に化粧品を揃えてやって。」と言っての買い物でした。
私は一人、資生堂の美容部員さんに託され、その場からは両親共に消えたのを覚えています(もちろん1時間後くらいに迎えに来ました)。

母の関係で幼い頃は中原淳一のイラストに囲まれながらファッション雑誌MODEetMODEで育ち、各デザイナーの各世界観、カッティングなどの傾向を把握(大人とばかり会話していたからだと思われ。)。
小学高学年から中学生にかけては応接室のan・anやnon・noを見ながら、私はすでに「翔くことに躊躇いが見える凡庸なnon・noより自由で伸び伸びしたan・anが好き」という好みを確立していたため、「初心者メイク講座」は非常に非常に退屈でしたが、とりあえずメイクアップ品を中心に一式揃いました。
よって初ラインはドメブラだったわけですが、その後、神戸で父が「昔からあるんやで」と並行輸入店を教えてくれて以来、鋳型が素敵な外資系に傾倒してしまい、ドメブラには全く興味が失せたのです。
そのまた後、改めてデパートの化粧品売り場を真面目に眺めると、そこはお花畑でした。

トレゾァ香るランコム。
そしてどちらかというとマニアックな脳ミソゆえに、他で好んだのはとっくに撤退しているけど「ボルゲーゼ」でした。
「一度でトーンアップ、後肌しなやかになる大きなガラス容器の泥パック(ファンゴ)」を何度も抱えて帰った思い出があります。
ボルゲーゼも入っていて、当時よく行っていたデパートといえば神戸元町の大丸。
近くに息子の保育園もありました(幼稚園~小学校は須磨区→西宮市)。
もはや華やかなりし昭和後期レトロな風情です。
60代になると後が短いからなのか、ずっと忘れ捨てていたような昔の光景が不思議と思い出されます。
古いお話しをすみません。

2000年代にはランコムのメイクものは「ホントに落ちないマスカラ」と、先に書いた日焼け止め「メギゾリルSX(UVフィルター)」が配合された「UVエクスペール」はよく使いましたが、以外はあまり縁がなく、スキンケアばかり使っていました。
レネルジーシリーズが好きでした。
最終的に40代後半でアプソリュBxシリーズに少し嵌まりましたが、その頃同時にヴィアロームを知り、精油のパワーに圧倒されて以来、ランコムのことは忘れてしまいました。

1935年、香水から始まり、1978年に日本上陸、日本処方で販売がはじまったランコム。
久々に使いました。
とても良いファンデーションです。
(肌が特に弱い方には微妙な中身であることは付け加えておきます。)

成分表

水、ジメチコン、イソドデカン、変性アルコール、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、トリメチルシロキシケイ酸、BG、酸化チタン、PEG-10ジメチコン、パ ーライト、合成フルオロフロゴパイト、ビス(PEG/PPG-14/14)ジメチコン、 (HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、イソブタン、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、シリカ、シリル化シリカ、 水酸化Al、硫酸Mg、ナイロン-12、ステアロイルグルタミン酸2Na、ラウロイルサ ルコシンイソプロピル、ハイドロゲンジメチコン、セバシン酸ジイソプロピル、ジステアル ジモニウムヘクトライト、(アクリロニトリル/メタクリル酸メチル/塩化ビニリデン)コ ポリマー、BHT、トコフェロール、フェノキシエタノール、リナロール、オイゲノール、 α-イソメチルイオノン、ヘキシルシンナマル、ベンジルアルコール、サリチル酸ベンジル、 香料.[+/-] 酸化鉄、酸化チタン

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