ーーーナチュラグラッセ クリームバーファンデーションNーーー
目次 / contents
スティックのファンデーション
もともとはポーチ軽量化と簡便さで好んでいるスティックファンデーション
スティックファンデーションは形状がスティックなだけで、種別としてはクリームファンデーションに当たると思います。
クリームファンデーションといっても固形だから、ジャーに入った柔らかいテクスチャーのものではなく、いわばパクトに入ったクリームファンデーションに類似している感じ。
私はたいていは肌が楽なオンリーミネラルのファンデーションを使っているけど、他はリキッドタイプ。
けど、外出時のメイク直しのためにポーチに入れる場合(ロクに直さないクセに一応持っていたい)、オンリーミネラルは外で使うにはゴチャゴチャ面倒、リキッドやクリームはボトルやジャーだから嵩張る、特にガラスなら重たい。
で、ポーチ軽量化のためとパパっと簡単に使えるから、スティックファンデーションが私には超便利なのです。
パクトのクリームファンデーションよりもっと嵩張りません。
スティックファンデーションへの贅沢な要求
先にも書いたけど、スティックファンデーションはスティックの形状を保つためにある程度硬いです。
硬すぎてパサつく嫌いなものに出会ったこともあるけど、好きなのは程よく滑らかな硬さのもの。
そして更なる希望は滑らかなのに一気にアラがカバーできるもの。
わかっています。
ファンデーションは薄く塗ることを何度か繰り返すミルフィーユ塗りの方が美肌完成度が高いし崩れにくいことは。
けど、外出先でそんな丁寧な行為はできないし、できたとしてもしたくない。
ザクッと一塗りでカバーしたい。
それができるファンデーションは、それはそれで「仮面」になりにくく、むしろナチュラルに仕上がります。
ナチュラグラッセ クリームバーファンデーションNについて
滑らかさ、カバー力、密着感
このナチュラグラッセのクリームバーファンデーションNは、とても滑らかで、仕上がりの厚みがないので息苦しく(肌苦しく?)ない。
それでいて作為せずともアラが簡単にカバーできて密着するから非常に簡単。
カバー力はナチュラルながらにコンシーラー要らずです。
(ただし、シミ一つ許せない人はスポット的に必要。)
乾燥パサパサ崩れなし、汗崩れは汚くならない
しかも、乾きやすい真冬や春先にも乾燥しないので、いわゆる乾燥パサパサ崩れとは無縁。
表面オイリーな肌の人は、下地調整で長時間、密着すると思います。
真夏は、私自身は何を使っても汗崩れすると同じくだけど(私は顔が汗かき)、これはハンカチで汗を押さえるだけでドロドロ崩れにはなりません。
セミマット仕上がり
仕上がりはどちらかというとセミマットです。
テラテラしない。
スキンケアによっては(デイクリームなど)、若干、ピカピカするけど、軽くお粉を被せたら大丈夫。
軽く乗せるお粉は、持ちもよくなります。
高い紫外線防止効果とブルーライトからの保護
肌負担なく「SPF50+PA++++」というレベルで紫外線防止効果があるのも気楽です。
また、マリーゴールドから抽出された「キサントフィル(ルティン)」という成分がブルーライトから守ってくれるという謳いも安心感が持てます(実感はないけど説明書きされています)。
私は数年前、リニューアル前のものから何本かリピートしています。
最初はポーチに入れてたまに使うだけでしたが、肌負担無し、テクスチャーが好き、、簡単、仕上がりが好き、持ちがよい、と5拍子揃っているので、朝から使うことも多々に。
リニューアル後は個人的には残念な色展開に
ただ、現在のものは色味が残念。
もともと2色だけの展開です。
2色展開は全然かまわない。
問題は、リニューアル前は1番はピンク味、2番はイエロー味で、つまり1番はいわゆるブルーベース、2番はイエローベースでしたが、リニューアル後はどちらもイエローベース。
よく見ると「1番ライトベージュ」「2番ナチュラルベージュ」になってしまっていました。
どちらもイエロー転びで1番「明るい」、2番「自然」ってだけね。
リニューアル前のブルーベース「1番」が私には非常にナチュラルで顔色のトーンが下がることなくピッタリだったので、リニューアル後も確認せずに「1番」を買ったのですが、なんとなく顔トーンが落ちるので、色展開が変化していることに気付きました。
そこで、また店頭で見てみると、スティック形状のままの見た目ではどうも「2番」の方が彩度が高いのではないかと「2番」を買ってみましたが、更にメイクアップ感淡くトーン落ち(馬鹿丸出し)。
ファンデーションは2色展開でもかまわないと書いたのは、明度より彩度さえ合えば、だいたいはシックリ来るので、展開色数はどうでもよかったからです。
しかし、この2色はザックリ言うと彩度がほぼ同じと思われます。
彩度を固定して明度で色相を変えているといえばいいかも。
質が好きなので使っていますが、個人的に色だけが残念( ;∀;)
※繋げて、タイトル「ファンデーションの色・ブルベイエベとかワトゥサカラーの根源とかパーソナルカラーとか」に続きます。
成分表
初めてちゃんと見たけど、スティックなだけに「キャンデリラロウ、ヒマシ油、カルナウバロウ、ミツロウ」って、スティックリップクリームを作るのと同じなのねーって思ったりしつつ。
- 酸化チタン=酸化鉱物の一種であるチタン鉄を細かく粉砕して得られる不溶性のチタン酸化物、無機化合物:白色顔料/UVBやUVA散乱、UVB吸収による紫外線防御作用/白色顔料による着色
- スクワラン=深海ザメ及びオリーブ果実、コメヌカ油などから得たスクアレンを水素添加した物質、もしくはサトウキビ糖液の発酵液から得たファルネセンをニ量化した後に水素添加した物質、もしくはイソプレンを重合して得られる分枝状の飽和炭化水素/エモリエント作用
- ホホバ種子油=ホホバ科植物ホホバの種子から圧搾、精製によって得られる植物性液体ロウ/エモリエント作用
- ミリスチン酸オクチルドデシル=化学構造的に高級アルコールの一種であるオクチルドデカノールに高級脂肪酸の一種であるミリスチン酸を結合したエステル油すらっしゅ/エモリエント作用、溶剤
- キャンデリラロウ=トウダイグサ科植物キャンデリラ草の茎から抽出・精製して得られる植物性固体ロウ/油性成分の硬さ向上、耐温性向、光沢剤
- ヒマシ油=トウダイグサ科植物トウゴマの種子から得られる植物油/エモリエント作用、可塑剤、分散剤
- カルナウバロウ=ヤシ科植物カルナウバヤシの葉の細孔及び葉柄の分泌物から得られる植物性固体ロウ/油性成分の硬さ向上、光沢剤、耐温性向上
- シリカ=ケイ素の酸化物である二酸化ケイ素もしくは二酸化ケイ素によって構成されるケイ素化合物、体質顔料/ベアリング効果およびチキソトロピー性による感触改良/光散乱フォーカス効果、遊色効果、表面処理剤
- ミツロウ=ミツバチの巣から得られる動物性固体ロウ/粘稠性、可撓性可塑性による感触改良
- オリーブ果実油=オリーブの果実から採取・圧搾して得られる植物油/エモリエント作用
- ヒポファエラムノイデス果実油=別名サジーオイル、グミ科の沙棘の果肉と種子から採取、圧搾して得られる植物油/エモリエント作用
- キサントフィル=キマリーゴールドから抽出されたエキス(キトサンフィルに属するカロテノイドの一種ルティン/ブルーライトからの保護
- クロフサスグリ種子油=スグリ科植物クロスグリの種子から得られる植物油/角質水分量増加効果、経表皮水分蒸散量抑制
- ビルベリー葉エキス=ツツジ科植物ビルベリー(の葉から水、BGで抽出して得られるエキス/抗老化作用、抗酸化作用、細胞賦活作用
- 水添ヒマシ油=ヒマシ油に水素添加することで得られる飽和脂肪酸のトリグリセリド/エモリエント作用、増粘剤
- スクロース=サトウキビ及びテンサイの汁液を精製して得られる白糖、単糖のグルコースとフルクトースがグリコシド結合した水溶性の二糖/角質層柔軟化作用
- タピオカデンプン=主にアミローゼとアミロペクチンから成るタピオカから得られるデンプン/パウダー
- トコフェロール=ビタミンE、油溶性の有機化合物、トコールのメチル化誘導体/酸化防止剤、抗酸化作用
- 水
- 水酸化Al(、+/−)=アルミニウムの水酸化物、白色結晶性粉末/UV機能、表面処理剤
- 酸化鉄=鉱物を粉砕・精製した顔料/黒色、赤色、黄色の着色
- マイカ=原石として白雲母または金雲母を粉砕して得られる含水ケイ酸アルミニウムカリウムを主体とする板状の粘土鉱物、体質顔料/粉体基剤、パール光沢剤
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