レチノール + m-トラネキサム酸/エリクシールホワイト エンリッチドリンクルホワイトクリームL

ーーー魅惑的な「シワ改善+美白」ーーー

しばらくケミカル成分を侵入させなかったけど、使いたくなるんだよね、触れ込みが「シワとクスミ」だもん。
「シワとクスミ」は老け込みの大敵だもん。
それがこれ1本で叶うなんてドリーミー。

「老ける」は、年相応だからかまわないのよ。
「老け込む」は年齢以上の老化だと思うわけ。
いつも言うけど、不必要な老け込みは周囲がイヤな気分になると思うので、自然な範囲で阻止してみましょう。

昨年夏の始めに「エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリームL」を使ったら効果実感がありました。
予定通りレチノール効果の「維持」に入ったと感じた6週間くらいでラージサイズを1本使い終わり、少し期間を開けて2本目を繰り返した後はレチノールは休憩したままでした。

折々にやたら気になった目元の「萎み」対策として、あれこれウロウロしつつ緩和している今、攻撃隊代謝促進にまたレチノールを使いたくなり、ついでなら、と、美白成分「m-トラネキサム酸」も配合された、この「エリクシールホワイト エンリッチドリンクルホワイトクリームL」を選んでみました。

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シワ消し+クスミ消し=翳りなき目元

レチノール効果については
「レチノール/ エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリームL」に書きましたが、要約すると「代謝促進+ヒアルロン酸産生による水分量増加」です。
こちらは更にプラス美白

目元にはシワも大敵ですが、シワができると凸凹のせいで「影」ができます。
いわゆる「翳り」。
影は光を与えると飛びますが、TVでやたらソコだけ白光りしている方は過剰に光を当てて「影」を飛ばしているかと思われ。
ということは、目周りの素地が明るく白かったらシワがあっても目立たない

ということで、「シワを失くす効果+美白効果」を持つスキンケア品は、相乗効果で2倍以上の有効性がある
などと、虫の良い期待を持って使い出しました。

m-トラネキサム酸

この「エリクシールホワイト エンリッチドリンクルホワイトクリーム」の美白成分は別に目新たしくはないけど「m-トラネキサム酸」。

これは資生堂が開発した医薬部外品有効成分です。
トラネキサム酸は人口的に合成されたアミノ酸の一種で、抗炎症力とアレルギー抑制力を持つため、医療界ては湿疹の治療や止血のために「トランサミン」という名称で医療用医薬品として処方されていました。

(トラネキサム酸は、炎症を抑えるメカニズム=血液が固まるのを防ぐ「プラスミン」という物質の働きを抑えるため「抗プラスミン作用」を目的とした止血剤とされています。)

2002年に厚生労働省から「美白成分(シミの原因である微弱炎症に働きかけてメラニン生成の指令を食い止め、メラノサイトの活性化を抑制)」として認可を受けています。

トラネキサム酸の服用には、肝斑の治療に効果が高いそうです。
トラネキサム酸は
「色素細胞であるメラノサイトの活性化を促すメラニン色素生成に関わるプラスミンとプロスタグランジンの働きを抑制」
するため、老人性色素班と共に肝斑の原因も防ぐことができるそうです。

ただし服用のデメリットは、トラネキサム酸の止血効果による血液凝固作用の可能性。
肌から取り入れた場合は血液に入っていく量が少ないので(きっとかなり微量)、血液が固まりやすくなるリスクは低いです。

テクスチャーと香り

香りは...
フツーの「おけしょうひん」の匂い。
淡めで気にならない、気にしていない、いや、存在感がないから、説明するに当たって脳内が「?」って。

テクスチャーは、記憶が正しければ、本家本元のシュペリエル エンリッチド リンクルクリームより緩いです。
かなりユルユルで、目元への留まり力なし
ピンポイントには軽いタッピングで付ける方がいいかも。

けど、その効果からすると、両目からアゴまでの逆三角ゾーンに塗りたくりたいくらいだから、多めに出してついでに塗っています。
ユルユルでもまぁいいか、といったところ。

このような使用法はデリケートな方には注意です。
エリクシール程度量のレチノール量に刺激を感じない方だけにしましょう。
ただ、表皮が薄い目元に問題なく使えている人は、他にも刺激があるわけないようにも思えるので、正確には
「能書の使用方法は守ってな。守らないで問題が出てもアータの勝手&自己責任やで。」
って意味です。

めっちゃ効きます

残念ながら合成剤だらけのブツなのですが。

目元~アゴ先への三角ゾーンに塗っていたら、このゾーンが「なんとなく光る」
あ、と気付きました。
ロクに読んでもなかった謳い文句が「つや玉、輝く肌へ」でした。

この謳い文句、珍しく(ごめん)嘘じゃない。
(だって、世の中、キャッチに疑問符つきまくるブツが溢れているから。)

この目元~アゴ先への三角ゾーンが「なんとなく光っていたら」、すごくスッキリした顔つきになるのです。
寝不足や疲れで顔つきがドヨンと落ちていたら、明るめのファンデーションを重ねて誤魔化したくなる場所ね。
ところがファンデーションで誤魔化すと「重ねて生じる淀み」で透明感がなくなるから生気がない。
地肌より明るめの色のファンデーションはクスミの上に被せるとグレイになるしね。
「化けの皮」は、実は化け切れていない皮。
結局、素地を明るくするしかないんだよね。

このゾーンの素地そのものが光っているってことは自然光がキラキラしていていつも元気そう。
明るい、爽やか、凛然、キリリ、スッキリ。

今回はとれくらいでプラセボが来るのか分からないし、あまりの合成剤祭りいゆえに蓄積を避けたいけど、もうしばらくだけ止めたくないです。

尚、私はこちらは「ケアの最後」ではなく、途中で適当に突っ込んでいます。

塗った直後はヌルッとするけどマガイモノゆえ、この季節は特に保湿保護に天然の油分を併用した方が無難だよん。

朝夜「大高酵素ヘーラールーノ」
朝夜「自作ブレンドオイル」
朝夜「クリアセラム」
朝「ハウシュカ ハイドレイティングアイクリーム」
夜「これ=エリクシールホワイト エンリッチドリンクルホワイトクリーム」
朝夜「Dr.ハウシュカ ローズデイクリーム」
夜たまに「Dr.ハウシュカ アイバーム」

成分表

・有効成分

  • (有効成分)レチノール=スレッド「レチノール/ エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリームL」へ
  • (有効成分)トラネキサム酸=上記へ
  • 水溶性コラーゲン(F)=生体組織より抽出、精製して得られる繊維状タンパク質、分子量平均約30万のアテロコラーゲン/水分蒸散抑制、水分保持、保湿作用
  • 濃グリセリン=吸湿性を有した多価アルコール、含量95%以上で粘性の高いグリセリン/保湿剤
  • イノシット=穀類が含むフィチン酸を加水分解して得られる成分、ビタミンB群含有、皮膚組織の健康を維持する生体成分
  • ウコンエキス=ショウガ科植物ウコンの根茎から水、エタノール、もしくは混液から抽出して得る抽出物、黄色着色、抗老化作用
  • ムクロジエキス=ムクロジ科植物のムクロジの果皮から抽出して得るエキス、ムクロジサポニン含有、天然界面活性剤
  • アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム=ヒアルロン酸Naの繰り返し単位中に存在する4個のヒドロキシ基の内2.6-3.8個がアセチル基に置換されたヒアルロン酸誘導体、保湿剤
  • アセンヤクエキス=アセンヤク(ガンビールノキ)の葉及び若枝から水で抽出して得るエキス、皮膚コンディショニング剤
  • 精製水
  • テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット=エステル油/エモリエント剤、分散剤
  • 1,3-ブチレングリコール=のアルドール縮合物を水素添加して得た多価アルコール/保湿作用、製品の抗菌防腐剤、植物エキスの抽出溶媒
  • α-オレフィンオリゴマー=直鎖脂肪族αーオレフィン低重合物の混合物を水素添加して得る炭化水素、スクワランに似た感触の合成油相成分
  • エタノール=疎水性のエチル基と親水性の水酸基:が結合した炭素数2の揮発性一価アルコール/製品の抗菌防腐作用、溶剤
  • 合成スクワラン=スクアレン、もしくはサトウキビ糖液の発酵液から得たファルネセンをニ量化して水素添加したもの、もしくはイソプレンを重合して得る分枝状の飽和炭化水素、エモリエント剤、感触改良剤
  • カルボキシビニルポリマー=カルボキシ基をもつ水溶性高分子、アクリル酸の重合体、親水性増粘剤
  • 水酸化カリウム=カリウムの水酸化物、酸性機能成分の中和、強アルカリ性によるpH調整剤
  • アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体=2種以上の単量体で構成される共重合体、アクリル酸系水溶性高分子、被膜形成剤
  • モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)=非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)、分子量522.7の、乳化剤、可溶化剤
  • エデト酸三ナトリウム=ジアミン誘導体/製品自体のキレート作用
  • キサンタンガム=鎖状多糖かつ微生物系水溶性高分子、増粘剤
  • ローズマリー油=ローズマリーの精油、老化防止、頭脳明晰作用など
  • ピロ亜硫酸ナトリウム=還元性を有す無機化合物(別名・二亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム)/酸化防止剤
  • タイムエキス(1)=ワイルドタイムの茎・葉・花から抽出して得られるエキス、保湿作用
  • 酵母エキス(3)=糖を養分にしてアルコールなどを生み出す微生物/保湿作用
  • クララエキス(1)=マメ科植物クララの根から水、エタノール、BG、もしくはこれらの混合液で抽出して得たエキス/抗菌作用、抗炎症作用、色素沈着抑制作用
  • マリンエラスチン=魚皮から抽出したエラスチン/肌の弾力やハリの維持作用
  • フェノキシエタノール=芳香族アルコール/抗菌防腐剤
  • 香料
  • β-カロチン=炭化水素系カロテノイドの一種/天然色素
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