時事雑記2020,3,17

ーーー新型コロナウイルス時事雑記ーーー

ご覧いただいている皆様、こんにちは。
お元気でお過ごしでしょうか。
こんな時世でも、アホのように淡々とコスメブログを上げていますが。
私は政策批判やら将来不安を煽るような言動は苦手なので、この時世について何を伝えたらいいのか分からないというのが本音です。

これはあくまでも個人の日記ではなく、ブログという名の発信源ですから、「何を書けばいいのか分からない」のではなく、「何を伝えたらいいのか分からない」です。

伝えるとして。
伝えたい第一は、「しっかり栄養を摂取して充分な睡眠を取りましょう。」です。
第二は、「いつかは分からなくとも必ず終息は来るから、今の今、難題があってもメンタルを強く持ちましょう。」です。
免疫抵抗力を高めて、ウイルスに負けないこと。
仮にウイルスに侵されても戦う力を養っておくこと。

むろん、問題は「コロナウイルスにかかるかかかないか」だけではありません。
通勤すら危ぶまれ、仕事に支障が出ます。
保障がウンたらとは言っているけどロクなアテになるわけではないし、個人事業の方やフリーランスの方もあり、個々の経済不安も高まります。
小学生、特に低学年のお子さまをお持ちの方はお留守番させるにはかわいそうだし保育園に預けるわけにもいかず、しかし収入云々より責任ある仕事を放棄するわけにはいかず、狭間で大変な思いをされていると思います。
保育園に預けられる年齢だとしても、不安は付きまとい、自身が通勤でウイルスを持ち帰る可能性もあります。
自身がもらったウイルスは身近な人間に拡散し、自身が通ったり寄った場所全てに振り撒きます。

1月に初めて新型ウイルスという言葉を耳にした時は、医療が発達して生きやすい環境になってとうとう地球に人口が増えすぎちゃった淘汰なんだ、と、まだまだ我が身どころか身辺全体に実感がないだけにまるでパンデミック映画を傍観している感覚でした。
この騒ぎの当初、ウイルス自体に関しては、私はかからない、かかっても寝たら治るくらいに考えている能天気だし、まだまだ、ほぼ他人事であったことは否めません。
現時点の状況になるまで、不安はありませんでした。

何日間も船上に隔離されている人や帰国もママならぬ人が居るってのに、アンタおかしいんじゃない?と言われるかも知れませんが、当事者としての実感がない被害は、どれだけ心配してもどれだけ手をかけたくても、部外者に出来ることは僅かで、当事者の痛みや辛さは頭で空想、理解できるだけなのです。

2月初旬には自粛という言葉がそろそろ出ていましたが、どこかが大きな災害に遭った時は、元気な都市は復興の後ろ楯として活発であらねばならないと思っている私は、災害とは違うけれど、神経質にそれを語ることもなく、普通に過ごしていました。
特別な気を回さずに11日に「7周年記念セット」を発売しましたが、もしかしたら一部では顰蹙を買った可能性はあるものの、ご予約を含めて発売と同時にほぼ完売状態になったのはm(._.)m、まだ世間に「普通風」が吹いていたからだと思います。

そして2月半ば。
もしかしたらやはり最初に想像したようなパンデミックだと感じたものの、それでもまだウッスラとしていました。
ところが2月26日に政府からのイベント中止要請があり、27日に全国規模での学校臨時休校の要請があった時、「あ!まだまだ終わらないんだ、まだまだ続くんだ」「しかも地球規模」という他人事を越えた実感を持ちます。

その前から混雑していた都市のあらゆる所の人が減少してはいましたが、記憶が正しければ、この臨時休校から激減しました。
国中全土で当たり前の日常が壊れていく始まり。
当たり前の日常の有り難みを感じる始まり。
飲食店は概ねガラガラ。
ほんの一部を除いて、いつも長蛇の列だった飲食店すらガラガラです。
百貨店もスカスカ。
店員さんの姿が悪目立ちします。
百貨店の地下、いわゆるデパ地下もスイスイ歩けます。
楽だわ~と喜んでいる場合じゃない、今後の日本、いや、地球規模の経済破綻を感じてゾッとしました。

それ以来も、平日は通勤人のせわしない移動のみを見るだけで、土日すら歩きやすいったらない、などと喜んでいる場合ではない、
目には見えていないあらゆる業種に負担がかかっていきます。

何人かの人が
「インフルエンザと同じで暑くなったら消えるよ。」
と言った時、
「それは希望的観測でしょ。こんな暖冬で活発なウイルスが暖かくなったからといって消滅するとは思えない。それに有識者だろうが博士であろうが、誰もが未知だから何も分からない。しかも強力に変異するかも知れない。」
と答えました。
「実際、いよいよこれからこそが正念場かも知れない。まだまだ広まる、まだまだ終わらない。」
と思いながら、ネガティブ過ぎて口には出さなかったけど、初めて背筋がゾッとしました。

お花見がなくなったから寂しいだぁ?テーマパークが休業したからつまらないだぁ?卒業卒園式を楽しみにしていたのに酷いだぁ?
感傷的検知からすると分かることは分かるけど、それは大きな問題ではないぞ?
と思った私は冷酷でしょうか。
そんな私も、無観客試合で手を打っていたセンバツ高校野球の開催中止のニュースを見た時は
「ここまで来たか。」とコロナ旋風を更に実感しました。

もはや「文化」というものが(一時的であれ)消滅の危機。
加えて世界的株価の大暴落。
日欧米の同時不況のリスク。
まるで鎖国みたいな出入国の規制。
報道は不安を煽ります。

店頭でおつりのお札の端だけを掴んで「怖いわ~。」と言っていた客、スーパーでビニール手袋をして買い物している客を見ると、分からなくはないけど、その姿が逆に、というか、更に怖かったりもして。

日本は強制検査をしていないので、感染者数が分からない、どこで拡散されるか分からないのが恐怖の要素かとは思います。

60年も生きていると様々なことがあったわけで、もはや何が起ころうがビックリもせんわ、と思いましたが、生きている間にこの種類の事態を体験するとは想像だにせず。
山あり谷あり山、山、谷、谷の平坦の少ないのが人生。

3月半ばを過ぎました。
開催地は日本だけど、日本国の問題だけでは成り立たない東京オリンピックの開催も危ぶまれ、まだまだネガティブな状況ですが、ここまで来て、感染報道に慣れたのか、もはや何処に居ても移る時は移ると開き直ったのか、いよいよ退屈し出したのか、理由は分からないけど、街中の人は少しずつ増えはじめました。

地球規模の惨事の中で、電車内の「春の新色♪」とか「この春にゲットしたいワンピース」とかいう広告を見ると、「日常はある」と和めたり、能天気やなぁ~と笑えたり。

たくましくも「VRお花見」とか「お花見タクシー」とか、「こんなだから」の新たな商売を始めたところもあります。
規模を縮小してのイベント開催もポツポツと催行され出しました。

前を向き、次を考え、時代と寝る人間は強くたくましい。
きっと何事にも闘える。

ここからどう転んでどう再起していくかは分からないけど、皆様が健康で心穏やかに過ごせますように。

※この場を借りた形になりますが。

こんな中でも普通にお買い物くださっている皆様、本当にありがとうございますm(._.)m
数々のお客様のお名前を目にする度にお元気であること、普通に対応してくださっていることに大きな安心を感じます。
相変わらず製作と熟成に励んでいます、

郵便物での感染の可能性は全く無いとされていますが、幸い私はルームスプレーを作るために店頭から消える前から沢山のエタノールの買い置きがたくさんあり、梱包の際は充分な消毒を心掛けておりますので、安心して開封してくださいね♪

尚、お仕事柄等により、頻繁なエタノール消毒で手指が乾いている方は、例えばここに書いた「ヘパリン類似物質」の「マツキヨ・ヒルメナイド」を指先までしっかり塗って、しばらく手袋(ユースキンのハンドガードや使い捨てビニール手袋)をしてみてください。
よく効きます。
もっと乾く場合は、マルティナのハンドクリーム(なければフェイスクリーム)、ローズバーム(リップバーム代用可)。

乾くと荒れてしまい、肌が薄くなったり割れたりして、そこから有害物質が侵入しやすくなるので、「ただの乾燥」とせずにお手当てしてくださいね。

ちなみに
殺菌作用を持つ精油は、
クローブ、ジュニパーベリー、メリッサ、グレープフルーツ、ローズ、バーチ、イモーテルヘリクリサム)、レモン、ディル、ネロリ、パルマローザ、マートル、ユーカリラディアタ、ラベンダー、ラヴァンサラ、ティートリー、レモングラス、ローズマリー、エレミ、ガーリックなど。

抗ウイルス作用を持つ精油は(コロナに関しては不明)、
ラベンダースピカ(スパイクラベンダー)、パルマローザ、ティートリー、ユーカリラディアタ、イモーテル(ヘリクリサム)、ラベンダー、ガーリック、エレミなど。

簡単に揃えるなら、ラベンダーとティートリーがあればオッケー。

精製水に対して無水エタノール(消毒エタノールても可)5%程度の濃度に滴下してみてください。
(この際にはエタノール10%以上でも○。)
(先にエタノールに精油をよく溶かしてから精製水を加えます。)
爽やかな気分になります。
手を洗う時も同様に。

記・2020.3.17

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