リップクリーム2選 & Extra edition/Dr.ハウシュカ リップケアスティック・メンソレータム メルティクリームリップ

ーーー唇って?・優秀なリップクリームーーー

10月から長かった緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだマスクは必須のようです。

マスクに真実、予防効果があるとかないとかの論議はさて置いて、マスク無しで歩くことはもはや罪人気分ゆえ。

ちなみに私は息がしやすいからと、昨年度はウレタンマスクを使うことが多かったのですが、マスクの中は2~3時間で菌が繁殖するとかなんとかを聞いて以来、不織布マスクにスライドし、2~3時間でポイポイ捨てて交換しています。
巷での不織布マスクでなければならない云々ではなく、鼻や喉を細菌から護るためです。
マスクが日常化してから鼻や喉、歯茎の具合が悪くなった方は、今一度、マスクを疑ってみて、選び方や付け方を変えてみましょう。

スポンサーリンク

マスクだから

先にポジティブなお話し。

マスクをして以来、マスクへの付着がイヤで、ファンデーションはどんどん薄くなり、あるいはノーファンデもアリとなり、チークも口紅も使わなくなりました。

横道逸れますが。
マスクをしていたら、チークは「しなくてもわかんないでしょ。」と思っていたのですが、いつだったかにテレビでどこかの老舗和菓子屋さんの美しい女将が、マスクをして尚、チークを使われていらっしゃって、しかもきっとしないより華やかで綺麗であることに気付きました。
本当はマスクをしていても必要なのかもです。

が、目と眉くらいしかメイクをしなくなったズボラ手抜きな習慣は、もうやめらんない。

唇はというと、マスクへの色付着回避のために透明リップクリームばかり。

昨冬に感じたのは、リップクリームによっては、マスクのおかげで外敵から護られる上に湿度が保たれるので、「ついでに唇プルプルケア」ができる点。
マスク自体が皮膚や唇に擦れて荒れる方もいらっしゃるようで気の毒過ぎますが、だからこそ唇へのマスク擦れ回避保護も兼ねてリップクリームを使いたいというのもあります。

また冬がやって来るので、今回は私の好きなリップクリームの話題です。
ただし、主観であることはご了承ください。

たかだかリップクリームですが、買ったはいいけどババ引きも多々あるアイテムで、たとえ安かろうがババを引いた時はドヨーン気分になりますね。

※ところで、あまりに普通に使うから気づかなかったけど、「ババ引き」はどうも大阪弁みたいです。
訳すと「よくない物を選んだ」みたいな感じで、「不利な目に遭う」「損な役回りに当たった」とも訳せる簡単便利な(下品な?)言葉です。
ここでは、
・想像よりマット過ぎて心地悪い
・想像より柔らかくて溶け崩れした&ベタベタ
・全く潤わない
・臭い
・硬い
みたいな。

ババ引きがどれだったかは、すぐに記憶から抜け落ちてうっかり同じものを買ったこともあるのですが、今回は、今、手元にある中でいいな、な中からのピックアップです。

マスクによる肌&唇荒れの理由

と、先にポジティブなことを書きましたが、マスクのせいで肌や唇が激しく荒れる方もあります。

荒れる=乾燥の原因として、角質層の水分の消失があります。

詳しくいうと、
・マスクをつけて呼吸すると、マスクの内側に水分が溜まる。

・マスクに籠もった水分はどこにも吸収されずに残る。

・残った水分が唇や肌に付着して蒸発する時、一緒に角質層から水分を奪う

また、長時間マスクを着けたままにすると、中で雑菌が繁殖します。
この雑菌が、肌荒れや唇の荒れを引き起こします。
アクネ菌も増殖します。

こうして荒れて薄く敏感になった肌や唇には、ちょっとしたマスクの擦れが物理的刺激となる上に、加えて荒れた部分から有害物質が侵入しやすくなるので、「荒れ肌(唇)スパイラル」を起こしてしまいます

まずは荒らさないことが大切です。

唇の皮膚は扁平重層上皮

唇の皮膚は薄い細胞が積み重なってできた「重層扁平上皮」といって、一見弱そうに見えますが、摩擦や機械的刺激に強い皮膚です。
重層扁平上皮は、
「最表層の細胞が扁平な形をして多層の細胞が重なってできている上皮」で、表層の細胞は扁平、下層になるほど立方状、最下層では円柱状の細胞が並んでいます。
他の部位では口腔、咽頭、食道、肛門、膣などの上皮がこれに当たります。

(この扁平重層上皮には角化したものと角化しないものがあります。
・角化した扁平重層上皮=表層に近くなるにつれて細胞内にケラチンが溜まっている表皮で、最終的に細胞内がケラチンで充満して核は消失し、表皮の最上層 角質層を形成し、バリア機能が高まる。
・角化しない扁平重層上皮=常に湿っている。)

唇の代謝は猛スピード

唇って、皮がめくれてもすぐに治りますね。
それは、簡単にいうと普通の皮膚よりターンオーバーが非常に速いからです。

普通の皮膚のターンオーバーは、年齢、もしくは文献によって異なるとしても、だいたい28日~56日程度ということになっています。
ところが唇は、その3倍から4倍の速度で上皮層が新しく入れ替わります。
つまり長くかかっても1週間から10日で全て入れ替わります。
速かったらほんの数日。
どんどん綺麗で新しい皮膚(唇の)が下から押し出されるので、痛めても傷めても修復が速いのです。

私自身は唇が荒れた経験はほぼ無く、氷点下に居て乾いて唇の皮が剥けても、紫外線下で海面焼けして水ぶくれになっても、ベリベリ剥がしてしまい、翌朝には治っているクソ頑丈タイプ。
(真似しないように。)

が、一般、唇はデリケートで荒れやすい器官とされています。
先に「唇の皮膚である重層扁平上皮は強い」と書いたのに何故でしょう?

ターンオーバーが速いということは、普通の皮膚よりも早く健康な状態に戻るのですが、同時に角質層が乱れやすいということでもあり、一度乾燥して荒れたら悪循環を起こす部位でもあります。

唇が乾いたり荒れたりしたら、ついつい舐めてしまいますが、これがまた更に乾燥を招きます

目で見て「唇!」というべき部分は「赤唇縁(せきしんえん)」。
唇の表面に走る溝は唇の動きに非常に柔軟に対応する「赤唇溝(せきしんこう)」です。

唇は、
・口腔粘膜と皮膚の境界に位置
・粘膜と皮膚の両方の性質を持つが、比較的、粘膜に近い

粘膜に近いわりに熱いものや辛いもの、様々なものに触れても激しい刺激がない気がするのは不思議。
いや、敏感で「あつっ!」「からっ!(いたっ!)」と避けるからかも?

特徴1
・角質層が普通の皮膚に比べて非常に薄い
・汗腺も皮脂腺も皮脂膜も無い
・天然保湿因子(NMF)天然保湿因子)が少ない

・角質層の水分油分保湿分が少ない=乾燥しやすい

そして

特徴2
・毛が無い
・メラノサイトがほぼ無い

・紫外線防御機能が無い影響

よって、リップクリームやバームで保湿と保護をしましょう。

※ただし、リップクリームなどの過度で頻繁な塗り直し自体も擦れによる荒れが生じます
(マスクをしていない頃の検証では、やたらリップクリームを塗り直すより、厚みのあるプックリリップグロスで覆って外界から保護している方が荒れにくいという結論が出ました。)

違和感なく使いやすいNo.1/メンソレータム・メルティクリームリップ

使いやすさと心地好さについて一番好きです。

フタが開けやすい。
硬過ぎない、柔らか過ぎない。
スルスルと伸びる。
ちょうど良い具合にウルウル。
唇への乗り、馴染みがよい。
ウルウルだけど唇に違和感がない。
けっこう時間、ツヤを保つ=持ちがよい

この中で、意外と「違和感がない」という点が私には重要。
それでいてマットだと塗った意味がないわけだけど(修復効果のみのものもあるけど)、ちゃんとウルウルの持続が長いのが高得点。

メンソレータム社といえば、昔からあるメントールのイメージがあって、唇にスースーが苦手なので、たいていはスルーするのですが、Dr.ハウシュカやマルティナなどのオーガニックブランド以外で特に好きな透明リップクリームがなかった時にメンソレータム社とは気付かずに適当に購入しました。

暑い時期に持ち歩いても形状は全く崩れないのですが、唇や空気中の水分と反応して潤いを抱え込む「モイストバンク技術」によりクリームに変わるので、使う時はほどよくネットリ。

マスクをしていたら関係ないっちゃあないけど「SPF25/PA+++」です。
残念ながら紫外線吸収剤です

紫外線吸収剤は泣けるけど、これは本当にお気に入りで、(ババを引きたくないからなかなか冒険せずに)何本もリピートしています。
手軽さも○。
写真は面倒くさがりだから、買うときはまとめ買いゆえの4本です。

期間限定を含め、様々な香りものもあるようですが、私は無香料がほとんどです。
「リッチハニー」もほんのり甘くてまぁまぁ好き。
この前、緑色の袋があって、メントールかと思いながら見たら、なんと「抹茶」でした。
えー?唇にお抹茶?

成分の「リンゴ酸ジイソステアリル」はエモリエント&分散剤。
残念な「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」は紫外線吸収剤で、退色防止の役割りも担っています。
油分はだいたい鉱物油とかエステル油剤とか。
私自身は唇に問題なく使えていますが、気になる方はちょっとずつ試しましょう。

「無香料」の成分表は、
スクワラン、ワセリン、パラフィン、ミネラルオイル、水添ポリイソブテン、リンゴ酸ジイソステアリル、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、マイクロクリスタリンワックス、シア脂、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、セラミド3、セラミド2、セラミド6II、ハチミツ、アボカド油、マカデミアナッツ油、オリーブ果実油、ホホバ種子油、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、DPG、(VP/エイコセン)コポリマー、オレイン酸ポリグリセリル-4、コレステロール、アルガニアスピノサ核油、酢酸トコフェロール、合成ワックス、酸化鉄、水、水添レシチン、ダイズステロール、トリイソステアリン酸イソプロピルチタン、BG、ローヤルゼリーエキス

修復力、保湿性No.1/Dr.ハウシュカリップケアスティック

これは何年も前からの愛用品です。
飛ばし飛ばしに使いながらも、絶大な信頼感を持っています。

様々なオーガニックリップクリームを試しましたが、結局、最も好きです。

ちゃんと唇に乗る粘度。
違和感極少。
見事な修復パワー。
ほんのりだけ唇色アップ

よく嗅ぐとハウシュカ独特の天然不思議ハーバルというか、ヌモッとした香りがしますが、鼻にはつきません。
シナヤカに伸びて唇への貼り付き感がちょうどよく、私は違和感は極少ないです。

そして何より、乾いて荒れた唇は一夜で修復、荒れていない唇は一気にフクフクになります

スティックだから使いやすい、扱いやすい、塗りやすい、その上、潤いながら修復効果は抜群と来ているから、私は知って以来、ほぼ手元にあります。
真面目な根本からの修復もウルウルも求めるならお勧めです。

黄色はオイル及びロウの色です。
塗るとなんとなくは発色して、唇色と相まって綺麗な色になります。
マスクへの色付着はほぼありません。

使用期限がはっきりしているので購入の最には確認しましょう。
通常、普通の店舗販売なら、一年くらいは使用可の日付です。
面倒くさがりだけど、さすがにこれは無くなってから新しいものを買うようにしています。

成分が天然であるだけに環境によっては折れやすいので、ケースから出し過ぎないように。

紫外線防止効果 として、「LSF3」。
lSP(Lichtschutzfaktor)は、ドイツ語の紫外線防御指数で、英語のSPF(Sun Protection Factor)と同じです。
つまり「SPF3」だから、無いものとして、日中使用でノーマスクになったら小まめに塗り直しましょう。

今回、手元にないので取りあげませんでしたが、Dr.ハウシュカにはジャーポット入りの「リップバーム」もあります。
リップバームの方は「唇周辺」、つまり意外と唇と一緒に荒れる唇と肌の境目の修復力が高く、本気で荒れた時に本気で治りやすいです。

成分はDr.ハウシュカならではのオーガニックです。
が、鉱物油より植物油に反応する方もいらっしゃるので、「自然だから絶対に良い」ていうわけではありません。
過敏性な方はゆっくり試しましょう。

成分表は
ヒマシ油、カニナバラ果実エキス、ホホバ種子油、ラノリン、ミツロウ、ニンジン根エキス、シア脂、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ダマスクバラ花エキス、アーモンド油、セタノール、アンチリスブルネラリア花エキス、アンズ核油、ダマスクバラ花ロウ、水添ホホバ油、香料(天然由来の精油リナロール、シトロネロール、ゲラニオール、リモネン、シトラール、ファルネソール、オイゲノールを含有)

番外その1・夜にお勧め軽めのバーム/マルティナオーガニックリップバルサム

もちろん日中にも使えますが、陶器ジャー(フタはプラスティック)だから持ち歩けず、私は就寝用にしています。
よって、夜にお勧めとしました。
家に居る時や出かける前に使用しても全く支障はありません。

バームとしてはわりと緩めで、唇への伸びも貼り付きもいいです。
Dr.ハウシュカのリップバーム同様、唇周辺にも使えます。

成分表に「ラノリン」とはありますが、マルティナオーガニックの通常のクリームとは全く違ってラノリン感はなく、少し白濁した透明系バームです。
ダマスクバラ花油とありますが、それを強く期待できる香りではなく、ほんのり、ヌモァっとしています。

持ちも悪くなく、普通にしていたら長くウルウルしています。
成分的にも安心。
これも使用期限がはっきりしているので、購入の際は注意しましょう。

一応。
修復力はハウシュカのリップバームの方が強いです。
軽さを求めるならマルティナオーガニックでも充分回復します。

成分表は、
アーモンド油、ラノリン(ウールワックス)、ミツロウ、カカオ脂、シア脂、ハチミツ、トコフェロール(ヒマワリ油由来)、ダマスクバラ花油

番外その2・マットだわ(使用目的を間違えた)/花王ニベア ロイヤルブルーリップ しっとりなめらかタイプ

他よりちょっとだけイイ感じだったから、わりと期待して買ったら、あれ?
なんかマットなんだよね。

後で知ったには、「しっとりなめらかタイプ」と「しっとりもっちりタイプ」があるみたいで、適当に手にしたのが「しっとりなめらかタイプ」で、もしかしたら「しっとりもっちりタイプ」ならもっとウルルンするのかな?
とか思い。

いや、それだけではないようで。
ここに書く時に初めて説明をを読んだら、「下地として、口紅のツヤと発色を高めます」だって。
なるほど、口紅がズル滑りして落ちないようにマットなのか。
ならば、優れているかも。
「使えねぇ」などと、うっかり悪口を書くところでした。

これそのものをリップケアに使いたい感触ではないので、口紅を使うようになったら下地として試してみます。

成分表は、
有効成分・酢酸DL-α-トコフェロール、グリチルレチン酸ステアリル
その他・スクワラン、トリイソステアリン酸ジグリセリル、オリブ油、水添ポリブテン、ヘキサオキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)、セレシン、ワセリン、ジリノール酸ジ(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、流動パラフィン、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、ポリエチレンワックス、グリセリン、マイクロクリスタリンワックス、キャンデリラロウ、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリル、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、コレステロール、イソステアリン酸イソステアリル、ユビデカレノン、ヒアルロン酸Na-2、ローズマリーエキス、トレハロース、酸化Al、硫酸Ba、雲母Ti、リンゴ酸ジイソステアリル、ジメチコン、オクチルドデカノール、DPG、水、無水エタノール、BHT、(+/-)ヘキサメチレンジイソシアネート/トリメチロールヘキシルラクトン架橋ポリマー、メチルシロキサン網状重合体、酸化Ti、赤202、黄5

番外その3・閉塞感が保護によいかも/花王ニベア・ディープモイスチャーリップ

これは個人的には感触が好みではないです。
閉塞感があります。
感覚的にいうと「塗ってるぞ違和感」があります。

ツヤ持ちは多分、普通くらい。
すみません、普通って 普通感には個人差があるので分かりにくいですね、
いわば、数字にしたら最頻値みたいな。
ツヤツヤでもウルウルでもないから、唇の色が冴えていなかったらそのまま冴えない。
唇の色が冴えていたら、まぁ、そのまんま。

けど、この閉塞感は、外敵からちゃんと護りたい人、マスクの擦れに過敏になっている時にはよい保護膜になると思います。

成分表は、
有効成分・酢酸DL-α-トコフェロール
グリチルレチン酸ステアリル
その他・オリブ油、ワセリン、リンゴ酸ジイソステアリル、水添ポリブテン、ヘキサオキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、セレシン、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、ジリノール酸ジ(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、パラメトキシケイ皮酸オクチル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、ポリエチレンワックス、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)、マイクロクリスタリンワックス、流動パラフィン、グリセリン、キャンデリラロウ、トレハロース、ハチミツ、ローヤルゼリーエキス、ジメチコン、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、BHT、水、天然ビタミンE、エタノール、黄4、黄5

その他/花王ニベアリッチケア&カラーリップ

かなり好きなリップクリームですが、リップケアというより、色付くので、「その他」にしました。
(マスクをして以来は一度も使っていません。)

感触に違和感なく、無香料なので嗅覚にも違和感なし

色付きは、テキトーに塗ってはみ出しても気にならない程度に淡いけど、なかなかにしっかりしています。

色付きリップクリームは、嘘のように発色しないもの、または落としても洗っても唇ごと染まったように発色し続けるもの、もしくはリップクリームとは思えぬほどに固くパサパサしたものなど、がっかり残念商品に出くわすことがありますが、これは滑らかに伸びるクリーミィなテクスチャーです。

口紅ほどの発色ではなくても、これは塗らないより塗った方が明らかに顔色が上がります。
また、口紅のような崩れ方ではなく自然に落ちていきます。
そしてほとんどの口紅より唇が潤います。

何年も前には私も、リップライナーで輪郭を取って、リップブラシで口紅を塗り、更にツヤグロスを重ねていたのですがね。
また、年を食えば食うほどに顔色アップに口紅の色が濃くなるのではないかと思っていたのですがね。
なんと、このような便利リップクリームに出くわしてからは強烈な手抜きババァになっちゃいました。

ちなみに、発売当初(2017年くらい)よりカラー展開が増えています。
もともとはシアーレッド、フレンチピンク、スモーキーローズしかなく、シアーレッド以外は「ほんのり」しか色付きませんでした。
今は8色かな。
中で明るい濃い目を選ぶと元気顔になるし、リップメイク手抜きに見えにくいです。
濃い目の色でも神経を使わず雑塗りしても大丈夫。
私は顔色上げには「シアーレッド」「ラズベリーピンク」「カメリアピンク」、もっと控え目にしたい時は「スモーキーローズ」を好んでいます。

写真の「シアーレッド」は買いだめグセでコロナ前にストックしていたもの。
どれくらい持つのか知らないけど、もう処分した方がいいのかな(TдT)
「カメリアピンク」は2昨年夏の発売ものですが、マスクが外せますように、という願掛けにストックしました。

一応。
残念ながら紫外線吸収剤配合です。
「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」。
SPF20/PA++。

成分表は、
水添ポリイソブテン、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ポリエチレン、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、アボカド油、ホホバ種子油、マカデミア種子油、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、マイクロクリスタリンワックス、トコフェロール、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、酸化鉄、硫酸Ba (と各色素)

おすすめの記事